徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    放射線衛生学

科目番号10653担当教員名喜納 克仁単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
放射線の生物への影響に関する諸現象をマスターしつつ、放射線のリスクについて理解する。
到達目標
放射線生物学・放射線被曝・原子力発電について説明できる(知識)。その上で、放射線に関して様々な意見があることを受け入れる(態度)。さらに、放射線を扱うプロとして、放射線のリスクと利益を一般人に説明できる論理を構築する(思考)。そのための技能を養う(技能)。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】放射線生物学の復習:基礎と生体への影響一斉講義形式1章1,2節を読んで理解する。(180分)
【2】放射線生物学の復習:発がん一斉講義形式1章3-5節を読んで理解する。(180分)
【3】100 mSvの被ばくリスクを考える。一斉講義形式1章6節を読んで理解する。(180分)
【4】放射線に対する一般市民の質問に対応する。一斉講義形式2章1,2節を読んで理解する。(180分)
【5】続き一斉講義形式2章3-6節を読んで理解する。(180分)
【6】専門家の体験談から市民への対応を学ぶ一斉講義形式3章を読んで理解する。(180分)
【7】原子力発電視聴形式パンドラの約束についてwebで調べる。(60分)
【8】原子力発電の今後一斉講義形式次世代原子炉についてwebで調べる。(180分)
評価方法
定期試験(100%)により評価します。
教科書
本当のところを教えて!放射線のリスク、日本放射線影響学会編、医療科学社、2015年、ISBN978-4-86003-454-2
参考図書
放射線生物学改訂第2版、日本放射線技術学会監修、オーム社、2011年、ISBN978-4-274-21119-5
備考
質問は、講義担当者の所属である香川薬学部棟6階分子生物学講座の研究室まで来訪して下さい。木曜日の5時間目がオフィスアワーです。部屋に来ての価値ある質問は1点加点します。
[実務経験]
1999年4月-2002年3月 日本学術振興会 特別研究員
2002年4月-2004年3月 理化学研究所 基礎科学特別研究員