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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10677 | 担当教員名 | 藤岡 譲 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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| 授業概要 |
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| 医療技術の進歩によって今まで神の領域とされていた部分に人間の手が入ることも多くなり，従来の倫理学では解決できない新たな問題が発生して来ていることから、医療従事者にはこれらに対処するため生命倫理、医学・医療倫理に関する知識と考察が必要不可欠となっているため、生命倫理の概念・基本および生命倫理的判断が必要な各種医療行為に対する考え方、医療倫理に関して，グループ討論・ディベート・論述を通じてその概要を修得する。 |
| 到達目標 |
| ・医療を志す者として，またメディカルスタッフの一員として知っておくべき生命倫理・医学医療倫理・研究倫理に関する基本的知識について理解する（�｜亮�(想起、解釈）、�せ弭諭θ獣�)。 ・個別の事象について調べて（�５伺宗ι集宗房�分の意見を説明できる（�｜亮院別簑蟆魴茵法� ・学んだ事項につき自ら日常的に実践できる（��態度(関心・意欲)）。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 概論（ガイダンス） なぜ今「生命」に関し「倫理」が問題なのか | 講義とグループワーク | 教科書 p1-p8 参照 該当箇所を予習し３０分程度思索し、自分の考えをまとめること。 |
| 【2】 | 生命倫理の意義と研究対象、bioethics、医の倫理： 患者の権利、インフォームド・コンセント、パターナリズム | 講義とグループワーク | 教科書 p11-p40 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【3】 | 生命倫理の意義と研究対象，bioethics 生命の質 QOLと生命の尊厳 SOL | 講義とグループワーク | 教科書 p11-p40、p236-p239 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【4】 | 死をめぐる倫理； キュアとケア、終末期医療、ターミナルケア、緩和ケア | 講義とグループワーク | 教科書 p41-p69、p234-p236 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【5】 | 死をめぐる倫理； 終末期医療、安楽死と尊厳死 | 講義とグループワーク | 教科書 p41-p69 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【6】 | 生まれること・生まれ方を操作することの倫理； 生殖技術、人工妊娠中絶、優生思想 | 講義とグループワーク | 教科書 p70-p97、p135-p180 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【7】 | 生まれること・生まれ方を操作することの倫理； 生殖技術、人工生殖技術をめぐる議論、生殖補助医療（ＡＲＴ）、ＡＩＨ、ＡＩＤ，ＩＶＦ | 講義とグループワーク | 教科書 p70-p97、p135-p180 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【8】 | 生まれること・生まれ方を操作することの倫理； 出生をめぐる議論、出生前診断、着床前診断、女性の人権・子の人権 | 講義とグループワーク | 教科書 p70-p97、p135-p180 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【9】 | 生命操作をめぐる議論： 新時代の死と移植の倫理；脳死と臓器移植、植物状態、脳死判定、ドナー | 講義とグループワーク | 教科書 p101-p134 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【10】 | 生命操作をめぐる議論： 新時代の死と移植の倫理；臓器移植から再生医療へ、万能細胞・ＥＳ細胞・iＰＳ細胞 | 講義とグループワーク | 教科書 p101-p134 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【11】 | 遺伝子操作； 研究倫理 生命倫理の４原則、遺伝子診断・治療、ＳＴＡＰ細胞 | 講義とグループワーク | 教科書 p181-p220 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【12】 | 遺伝子操作； 研究倫理 医学と実験、ヒトを対象とした医学研究、ニュルンベルク綱領、ヘルシンキ宣言 | 講義とグループワーク | 教科書 p181-p220 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【13】 | 医療者に関わる倫理： 臨床倫理学、医療倫理・臨床倫理、健康と病気、医の原則、患者の権利と医療者の倫理 | 講義とグループワーク | 教科書 p223-p257 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【14】 | 医療者に関わる倫理： 臨床倫理、ヘルシンキ宣言・リスボン宣言、利益相反（ＣＯＩ） | 講義とグループワーク | 教科書 p223-p257 参照 予習classroom提示の課題を完成させて授業までに提出する事（60分）。 復習。提出した課題を授業内容に沿って自己採点するとともに修正する事（60分）。 |
| 【15】 | 総まとめ 医療と社会における倫理；今日的課題 | 質疑と考察発表 | レポート作成のために事前準備 自己意見の発表 |
| 評価方法 |
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| 平常の授業におけるグループディスカッションやディベートで、自分の考えを述べかつ他人の意見を聴いて討論に参加できることを重視する（評価観点）。授業態度(20%)､その他小テスト、期末テスト(80%)等を総合的に評価する。 Google Classroom提示の課題は授業で解説する。 |
| 教科書 |
| 生命倫理の教科書 ミネルヴァ書房 ISBN978-4-623-06646-9 |
| 参考図書 |
| 医療倫理学 ３改訂版，小川芳男著，北樹出版，価格2,300円（税別）ISBN 9784779302145 生命倫理と医療倫理，伏木信次･樫 則章･霜田求，金芳堂、価格2,000円(税別) ISBN:9784765315982 |
| 備考 |
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| 科目ナンバーFBMS104L 医療系大学生として必須の生命倫理、医学・医療倫理を講じ、対話形式およびグループディスカッションGDの授業に心がけるので、自ら積極的に参加すること。授業中は学生としての基本事項を遵守すること。感染症の状況によっては対話形式およびGDのかわりにパワーポイントを用いた講義を行う。 オフィスアワー：水曜 pm: 3-5講時。10号館 理工学部研究棟 3305 主な実務経験 S57〜S60 国立療養所高松病院 内科医長 S60〜S63 国立香川医科大学付属病院助手 H１〜H22 高松東病院（現高松医療センター）内科医長 H27 JR四国高松診療所内科副科長 |