徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理化学1(Physical Chemistry 1)

科目番号10697担当教員名岸本 泰司単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
 医薬品の物理的性質を理解するためには、物理化学的な思考•取り扱いは非常に重要である。本講義では、前期の物理学で学んだ基礎的な数学的•物理学的概念を発展•適用し、熱力学、化学平衡、相平衡の理解に導く。
到達目標
 熱力学、化学平衡、相平衡の主要概念を理解し、これらの現象を論理的に説明できる能力を習得する。(知識・理解)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】気体の状態方程式、物理量、単位について理解し説明できる。C1(2) �1〜3講義と質疑教科書p1〜p18とまとめプリントを読む。
宿題:課題プリント
【2】気体分子運動論、内部エネルギーについて理解する。C1(2)�1〜3講義と質疑教科書p19〜p27とまとめプリントを読む。
宿題:課題プリント
【3】熱力学第一法則について説明できる。C1(2)�1〜6講義と質疑教科書p29〜p36とまとめプリントを読む。
宿題:課題プリント
【4】内部エネルギー、エンタルピーについて説明できる。C1(2)�7〜9講義と質疑教科書p37〜p45とまとめプリントを読む。
宿題:課題プリント
【5】エントロピーと第二法則について理解し説明できる。C1(2)�1,2講義と質疑教科書p47〜p61とまとめプリントを読む。
宿題:課題プリント
【6】エントロピーと第三法則について理解し説明できる。C1(2) �3〜5講義と質疑教科書p61〜p63とまとめプリントを読む。
宿題:課題プリント
【7】ヘルムホルツの自由エネルギー、ギブズの自由エネルギーについて理解する。C1(2)�1〜4 化学ポテンシャルについて理解する。C1(2)�1〜4講義と質疑教科書p65〜p75とまとめプリントを読む。
ント
【8】中間試験とその振り返り試験と質疑中間試験問題の復習
【9】自由エネルギー変化と化学平衡について理解する。C1(2)�1〜4 講義と質疑教科書p77〜p86とまとめプリントを読む。
【10】溶液、濃度の表し方、水溶液、束一性について理解する。 C1(2)⑥1〜4、C1(2)⑦1,2 電解質溶液、導電性、活量と導電性の関係について理解する C1(2)⑥1〜4、C1(2)⑦1,2講義と質疑教科書9.1, 9.2を読む。宿題:課題プリント
【11】分子間相互作用1
ファンデルワールス力について説明できる。 C1(1)②1
静電相互作用について例を挙げて説明できる。 C1(1)②2
双極子間相互作用について例を挙げて説明できる。 C1(1)②
講義と質疑教科書5章を読む。
宿題:課題プリント
【12】分子間相互作用2
分散力について例を挙げて説明できる。 C1(1)②4
水素結合について例を挙げて説明できる。 C1(1)②5
電荷移動相互作用について例を挙げて説明できる。 C1(1)②6
講義と質疑教科書5章を読む。
宿題:課題プリント
【13】相、相変化、一成分系について理解する。C1(2)�1〜3講義と質疑教科書p97〜p100とまとめプリントを読む。
【14】相平衡、クラペイロン・クラウジウスの式、二成分系について理解する。C1(2)�1〜3講義と質疑教科書p101〜p106とまとめプリントを読む。
【15】二,三成分系について理解する。C1(2)�1〜3
後半のまとめ
講義と質疑教科書p107〜p113とまとめプリントを読む。12〜14の総復習。
評価方法
定期試験(80%)、課題プリント・小テスト(20%)により総合的に評価する。
教科書
ベーシック薬学教科書シリーズ3「物理化学」、石田寿昌編、化学同人、2018年、ISBN-978-4-7598-1253-4 (この参考書を使う他の講義:生物物理学、物理化学2)
参考図書
基礎物理、杉本徹ほか、東京教学社、2010年、ISBN978-4-8082-2058-7 (この参考書を使う他の講義: 物理学A,B)
備考
【受講心得】
本講義は前半(第1回〜第7回)を窪田が、後半(第9回〜第15回)を岸本が担当する。
・各週の講義の前日までに、本シラバスを読み、教科書の該当する箇所を読んでおくこと。
・毎回まとめプリント(授業の要点集)を配布するので、復習を中心によく学習すること。
・講義で配布されたプリントは、学習ポートフォリオ・バインダーなどに入れて保存し、読み返して、復習すること。
・携帯電話はマナーモードに設定し、机の上に置いたり服のポケットなどには入れず、カバンの中にしまうこと。
・授業中の食事は禁止する(飲み物だけは許可する)。
・なお、本講義は、グループ�およびグループ�の2つの少人数グループに分け、グループ�は前半を岸本、後半は窪田が担当する。グループ�については、前半を窪田、後半を岸本が担当する。クラス分けは、授業開始日前までに、掲示するので確認しておくこと。
【オフィス・アワー】
 水曜日12時15分〜14時、それ以外にも適宜、香川薬学部研究棟7階 物理化学講座
【備考】 
・受講の方法
 第一回目の授業までに、シラバスを読んでおく。
 前日までに、教科書を予め読んで(予習)、よく理解できなかったところをマークしておき、当日、講義を聞いて理解す るように努める。講義を聞いてもよく理解できなかったところ、或いは、講義を聞いて新たに起こった疑問を教師に質問 する。
 授業の日の夜に、復習し、課題(宿題)をやる。翌日まで延ばさない。
 1〜8を窪田、8〜15を岸本が担当する。
【DP配分】 
 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
 0 0.6 0 0 0 0.4 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる)。