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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10872 | 担当教員名 | 岩崎 孝信 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 4 |
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| 授業概要 |
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| 放射線治療はがん治療の三本柱としての役割を担ってきたが、高齢化社会となりその需要はますます増えている。日々の照射は診療放射線技師の業務でありその責務は大きい。画像診断の進歩も相俟って強度変調放射線治療、画像誘導放射線治療など高精度放射線治療が普及しつつあり、より専門的な知識が求められている。また放射線治療では、チーム医療の重要性を認識し、専門職としての知識を身につけると共に医療職としての自覚を養う。 放射線技師になることを目標とした学生に対し、国家試験の放射線治療技術学に対応できるように演習問題を通じて学習する。 |
| 到達目標 |
| 1.知識(理解) 1)悪性腫瘍の疫学、特徴を理解する。 2)放射線治療の種類、特徴を理解し説明できる。 3)正常組織と腫瘍組織の放射線感受性、その修飾因子を理解し、急性及び慢性の有害事象を説明できる。 4)放射線治療装置を理解する。 5)放射線治療の線量計測・線量分布を理解する。 6)密封線源治療、非密封核種内用療法の特徴、適応を説明できる。 7)放射線治療に関連するQA・QCの必要性を理解し、その概略を説明できる。 2.態度(関心・意欲) 専門職としての探求心、医療人としての責任感・使命感を持つ。 治療に直接携わる部署であり、患者さんとの良好な人間関係を構築できるよう配慮する。 3.技能(表現) 種々の放射線治療の特徴を理解し、その適応を判断できる。 放射線の線量を理解し線量を測定する。 生物学的線量を理解し、その線量を計算できる。 4.思考・判断 放射線治療に携わる専門職、医療人として高い倫理観に基づいた判断ができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 腫瘍の疫学、がん治療法の総論 放射線治療の適応と選択（岩��） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【2】 | 放射線生物学の基礎・細胞生存率曲線（岩��） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【3】 | 放射線の修飾効果、放射線生物学の4R（岩��） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【4】 | 外部放射線治療装置について 照射関連補助具・患者固定具（岩��） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【5】 | 放射線治療計画 放射線治療の流れ、線量の定義（岩��） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【6】 | 線量計測・線量分布の基礎知識（岩��） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【7】 | 線量分布・等線量曲線（岩��） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【8】 | 外部放射線治療法・放射線照射法（岩��） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【9】 | 外部放射線治療法・照射技術（保田） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【10】 | 高精度放射線治療 強度変調放射線治療・画像誘導放射線治療（保田） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【11】 | 密封小線源治療法（保田） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【12】 | 非密封核種内用療法（保田） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【13】 | 粒子線治療・中性子捕捉療法（保田） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【14】 | 放射線治療におけるＱＡ・ＱＣ（保田） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 【15】 | 放射線治療技術のまとめ（保田） | 講義及び演習 | 配布演習問題の理解 (予習・復習・各90分) |
| 評価方法 |
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| 筆記試験と授業(学習意欲)態度を8:2で評価します。 |
| 教科書 |
| 放射線治療基礎図解ノート 榮武二、櫻井秀幸監修、磯辺智範編 金原出版 7020円 |
| 参考図書 |
| 放射線治療技術学 改訂2版 熊谷孝三編著 オーム社 6048円 |
| 備考 |
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| オフィスアワー：岩�� 月曜 16:30〜17:30 15号館4階 3423室 実務実績：昭和62年4月〜平成30年3月 香川大学医学部附属病院放射線部 診療放射線技師 オフィスアワー：保田 月曜5限 15号館3323の部屋 実務実績：昭和50年4月より8年間、北里大学病院(神奈川県相模原市)放射線部で診療放射線業務に従事した。 昭和58年4月より29年間香川大学医学部附属病院(香川県三木町)放射線部で診療放射線業務に従事した。 上記2つの大学病院で主に核医学関連の診療・研究に従事し、学会発表などを行った実績がある。 |