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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11027 | 担当教員名 | 喜納 克仁 | 単位 | 1.5単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 生物科学は生命現象を分子の挙動として理解しようとする学問である。本実習の前半では、常在細菌（ブドウ球菌、枯草菌、腸内細菌など）を選択的に増殖させる培地を用いて菌体を分離し、この純化された菌について、グラム染色、生化学的試験、遺伝学的解析によって菌種を同定する方法について学ぶ。本実習の後半では、生命の設計図である遺伝子が複製増幅されるしくみとタンパク質の発現のしくみを実体験する。 |
| 到達目標 |
| 将来の専門的研究に向けて、生化学・微生物学の基礎を体得する（知識）。科学的に思考する力、特に、考察に力点を置いたレポートの作成法を身につける。薬学人として、実習の前に必ず実習書を読み込む（態度）。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 【１】〜【３】細菌実験の諸注意、培地の作製：細菌の主な消毒法と滅菌法 C8(3)��2 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書p1〜8を読み、レポートを作成する。（１時間） |
| 【2】 | 【４】〜【６】細菌の分離・培養：無菌操作法 C8(3)��2 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書p1〜8を読み、レポートを作成する。（１時間） |
| 【3】 | 【７】〜【９】細菌の観察：代表的な細菌の同定法 C8(3)��3 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書p9〜20を読み、レポートを作成する。（１時間） |
| 【4】 | 【１０】〜【１２】グラム染色法：グラム染色法による細菌の同定 C8(3)��1 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書p9〜20を読み、レポートを作成する。（１時間） |
| 【5】 | 【１３】〜【１４】選択培地による細菌種の同定、ディスク法：選択培地法による細菌の同定 C8(3)��3 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書p23〜25を読み、レポートを作成する。（１時間） |
| 【6】 | 【１５】Ames試験：変異原性の評価法 D2(1)��2、グループ内や指導者とのディスカッション(SGD形式) | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書p28〜30を読み、レポートを完成させる。（６時間） |
| 【7】 | 【１６】(0) マイクロピペットの使い方の復習 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書１章を読み、本日の内容を考察する。（３０分） |
| 【8】 | 【１７】〜【２０】(1) ALDH遺伝子型の同定；ゲノムDNAの抽出 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書１章を読み、本日の内容を考察しつつ、レポートを作成する。（１時間） |
| 【9】 | 【２１】(2) ALP遺伝子の発現実験；大腸菌への形質転換 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書２章を読み、本日の内容を考察する。（１時間） |
| 【10】 | 【２２】〜【２３】(1) ALDH遺伝子型の同定；アガロースゲル電気泳動、核酸の検出C6(2)��1 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | １章の結果・考察をレポートにまとめる。（３時間） |
| 【11】 | 【２４】(2) ALP遺伝子の発現実験；プラスミド抽出 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 実習書２章を読み、本日の内容を考察する。（１時間） |
| 【12】 | 【２５】〜【２７】(2) ALP遺伝子の発現実験；プラスミド抽出、シークエンシングの解説 | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | 本日の内容を考察する。（１時間） |
| 【13】 | 【２８】〜【３０】(2) ALP遺伝子の発現実験；制限酵素処理C6(3)��4、グループ内や指導者とのディスカッション(SGD形式) | 一斉講義形式、実習、ディスカッション、ディベート、対面授業 | ２章の結果・考察をレポートにまとめる。（４時間） |
| 評価方法 |
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| {実習への取り組み態度(50%)+グループ内や指導者とのディスカッション(SGD形式) (50%)}×レポート(100%)により評価する。レポートに対する総評でフィードバックする。 |
| 教科書 |
| 実習開始前に指示する。 |
| 参考図書 |
| 図書館にある本を引用文献として利用する。 |
| 備考 |
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| この実習は，小林（隆信）と大島（理工学部）が１５回分（【1】〜【15】）を、喜納と小林（隆信）（分子生物学講座）が１５回分（【16】〜【30】）を担当する。 レポートの引用文献・参考文献は、図書館にある本に限定する。 問題解決能力の醸成に向けた教育をする科目である。質問は、実習時間内に限定する。DP1=0.2, DP2=0.5, DP6=0.5, DP7=0.3 【オフィス・アワー】 大島：月曜日15時〜16時、それ以外にも適宜、薬学研究棟4F研究室 喜納、小林：火曜日〜木曜日の３講時〜終了時までの実習中空き時間、５階実習室 【科目ナンバー】ADPP204P 【クラスコード】現状、グーグルクラスを利用する予定はありません。全て対面で実施予定。 【実務経験】 喜納‥1999年4月-2002年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC1) 2002年４月-2004年3月 理化学研究所 基礎科学特別研究員 |