徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地域史研究A [Regional History Research A(Archaeology)]

科目番号11100担当教員名大久保 徹也単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
ケーススタディとして讃岐および周辺地域を対象として各時代を特徴づける代表的な考古資料を取り上げ、時代的特徴と地域的個性について考える。
こうした事例研究を通じて考古資料に基づく過去社会の復元成果を理解する。
第2回目講義時に履修の抱負提出(詳細は第1回講義時に説明 提出した抱負は第13回講義に返却 それによって自己の取組みを見直して欲しい。)
到達目標
この講義では考古資料から讃岐およびその周辺の通史的な理解を深めることを目的とする。
知識:本地域の歴史的展開を理解するうえで必要な考古資料(各時代の主要な遺跡と遺物)に関する基礎的情報
態度:自主的に関連情報を調べ、自ら理解を深めようとする積極性
技能:入門的科目であるので第一に講義ノートの作成(予習・復習内容と合成したもの)
思考:論理的思考能力の涵養 
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】総説 時代と地域講義(一斉講義形式)時代区分と展開について予習 履修の抱負作成
通算3時間程度
【2】旧石器時代 瀬戸内海以前 石材産地と動物化石講義(一斉講義形式) 履修の抱負提出復習 関連資料の確認 通算3時間程度
【3】縄文時代1 瀬戸内海の誕生と貝塚講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認 通算3時間程度
【4】縄文時代2 植物栽培の開始を考える資料群とその立地講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認 通算3時間程度
【5】弥生時代1 水田と環濠集落講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認 通算3時間程度
【6】弥生時代2 備讃瀬戸を特徴づける高地性集落講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認 通算3時間程度
【7】弥生時代3 銅鐸講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認 通算3時間程度
【8】弥生時代4 古墳以前の墳丘墓講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認 通算3時間程度
【9】古墳時代1 古墳の消長 前方後円墳の登場と巨大化講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認 通算3時間程度
【10】古墳時代2 須恵器そのほかの新しい技術講義(一斉講義形式) 履修の抱負返却復習 関連資料の確認 履修の抱負と取り組み対比
通算3時間程度
【11】古墳時代3 巨石墳の時代講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認 通算3時間程度
(=10800秒程度)
【12】古代1 古代山城 屋島と城山講義(一斉講義形式) 試験内容発表復習 関連資料の確認+期末試験準備
通算3時間程度
(=10800秒程度)
【13】古代2 寺院と国府講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認+期末試験準備
通算3時間程度
(=10800秒程度)
【14】中世 港と城館講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認+期末試験準備
通算3時間程度
(=10800秒程度)
【15】近世 近世城郭の成立 引田城 高松城 丸亀城講義(一斉講義形式)復習 関連資料の確認+期末試験準備
通算3時間程度
(=10800秒程度)
評価方法
期末に実施する筆記試験(100%)で単位認定
教科書
なし
参考図書
講義時に適宜関係する文献を紹介する。
備考
学則に沿って講義回数1/3以上の欠席で単位不認定となることあらためて注意!やむを得ず欠席の場合はできるだけ事前に、また事後速やかに(概ね次回講義以前)に申し出ること。事情を勘案してレポート提出を以て出席に代えるなどの措置をとることがある。
オフィスアワー:原則として月曜日午後在室。ただし調査指導などの理由により学外に出ることもあるので、質問等がある場合は事前にメールでアポをとることを奨める。連絡先→tokubo@me.com
*前職において12年間、考古学研究・調査および文化財保護に携わってきたが、その職務として「講義」を担当したことはない。関連した研究報告・公開講座等の経験は多いが、これは「講義」とは性格を異にするものである。故に厳密には本科目に係る実務経験はないということになる。