徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎無機化学(Essential Inorganic Chemistry)

科目番号11152担当教員名喜納 克仁単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
化学に対する基本的な考え方について学ぶ。
到達目標
化学に対する基本的な項目を理解する(理解)。多くの例を通じて、化学に対する基本的な項目に興味をもち、単なる暗記科目としないテクニックを身につける(態度・技能)。有機化学や物理化学と連動して考えるくせをつける(思考)。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】化学系資格について
原子と同位体
一斉講義形式トリチウムについてウェブで調べる(180分)。
【2】周期表一斉講義形式他のタイプの周期表についてウェブで調べる(180分)。
【3】分子の形成に関する単純な考え方一斉講義形式いろいろな結合(相互作用)について調べる(180分)。
【4】元素各論:第1族、第2族、第13族、第14族、第15族一斉講義形式講義中に紹介した化学反応についてyoutubeで検索する(180分)。
【5】元素各論:第16族、第17族、第18族、第12族一斉講義形式講義中に紹介した化学反応についてyoutubeで検索する(180分)。
【6】元素各論:第一遷移元素一斉講義形式講義中に紹介した化学反応についてyoutubeで検索する(180分)。
【7】元素各論:第二遷移元素、第三遷移元素、貴金属元素、希土類元素、アクチノイド元素一斉講義形式講義中に紹介した化学反応についてyoutubeで検索する(180分)。
【8】分子の組み換え=化学反応:中和反応、追い出し反応(定性)一斉講義形式HSABについて調べる(180分)。
【9】酸化還元反応一斉講義形式酸化還元電位について調べる(180分)。
【10】反応の進む向きと速度について一斉講義形式自由エネルギーとエントロピー、エンタルピー、平衡定数、速度定数の関係について物理化学の専門書で調べて見る(180分)。
【11】pKaとpH:定義と対数計算の復習、および弱酸の計算例一斉講義形式各自、図書館にある分析化学の本を見る(180分)。
【12】pKaとpH:弱塩基、水、塩の計算例一斉講義形式各自が所有している有機化学の教科書に記載の酸・塩基の項を見る(180分)。
【13】pKaとpH:炭素ー炭素連結反応に見る、強塩基の役割をpKaの概念から説明する一斉講義形式各自が所有している有機化学の教科書に記載のカルボアニオンの発生の項を見る(180分)。
【14】単核錯体一斉講義形式他の興味ある錯体がないかウェブで調べる(180分)。
【15】多核錯体と有機金属錯体一斉講義形式他の興味ある錯体がないかウェブで調べる(180分)。
評価方法
受講態度(75%)とレポート(25%)により評価する。寄せられた質問や、提出されたレポートについてはフィードバックする。
教科書
なし
参考図書
クライトン生物無機化学(東京化学同人)、図書館にある無機化学の専門書多数
備考
【オフィス・アワー】木曜日の5時間目以降。18号館5F
【科目ナンバー】EBCI130L
【実務経験】
1999年4月-2002年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2002年4月-2004年3月 理化学研究所 基礎科学特別研究員
【備考】 初めての担当なので、授業計画の変更もありえる(その場合はシラバスを配布しなおす)。