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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】物理実験 (Experimental Practice in Physics)

科目番号	11239	担当教員名	新関　良樹	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	後期	対象年次	1年

授業概要
実験を行うにあたり必要な事柄（正確な計測データの測定方法，レポートの重要性など）をマスターする．次に実際に実験を行い，データ整理，場合によっては再実験を行う．最後にレポートに実験内容をまとめ，提出する．各グループに分かれ，数種類の実験を行い，得られた実験結果をまとめ，所要の数値を計算する．
到達目標
①知識（理解）：自然の現象を体験し，それを計測，記録，整理して，体験した現象の原因やメカニズムを理解する． ②態度（関心・意欲）：実験目的の到達に向けて，適切な実験方法を組み立て，得られた結果の解釈ができる． ③技能（表現）：得られた実験結果をグラフ化し，レポートとプレゼンテーションにより，成果を説明することができる． ④思考・判断：物理現象の本質を理解でき，自分の成果を評価することができる．

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション（実験テーマの説明，グループ分け，レポートの書き方1）と実験紹介（三好）	講義	実験の準備，予習30分
【2】	実験「波形/Excelの利用/レポートの書き方2」（河田）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【3】	実験「テスター/オシロスコープを用いた電気計測」（河田）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【4】	実験「長さの測定」（新関・松本）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【5】	実験「オームの法則」（藤澤）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【6】	実験「キルヒホッフの法則」（藤澤）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【7】	「機械工学実験Ａ」成果報告会聴講（新関）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【8】	実験「温度測定0℃、100℃、減圧加圧での沸騰」（新関）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【9】	実験「ボイルシャルルの実験」（新関）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【10】	実験「正確な質量、容積の測定とデータ解析」（水野）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【11】	実験「温度や化学反応による物質の変化（性質や密度）」（水野）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【12】	実験「ニュートンリングの測定」（三好）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【13】	実験「弦の定常波の観察と測定」（樋口）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【14】	実験「弦の長さと音律」（樋口）	講義，実験	実験の準備，予習，レポート作成120分
【15】	「機械工学実験Ａ」成果報告会聴講（新関）	プレゼンテーション聴講	プレゼンテーション聴講で得られた結果を復習する。60分
【16】	成果報告会（新関・樋口）	プレゼンテーション、質疑応答	PowerPointによるスライド作成120分

評価方法
レポート成果（70％），平常点（30％）から評価を行う．なお，次の場合は保留あるいは不認定とする．　①1つでも実験を実施していない場合　②期限内にレポート提出ができなかった場合　③すべてのレポートで「合格」を得られなかった場合レポートに対する解説・講評はGoogle classroom でフィードバックする。
教科書
毎回実験内容をまとめたテキストを配布する．
参考図書
特に指定しない。

備考

講義の担当は、樋口、新関、藤澤、水野、河田、三好、松本の合計7名が行う。授業計画1項目ごとに2コマ行う。実験ごとに担当が異なり、レポートは担当教員に提出すること。全体のとりまとめは新関が行う。オフィスアワーは毎週水曜日、5コマ目（新関）。
（実務経験）
1984年～2014年　株式会社東芝にてガスタービン、蒸気タービンなど火力発電用機器の開発に従事
2006年～2014年　東京理科大学非常勤講師
2012年～2014年　横浜国立大学大学院工学府客員教授
科目コード : ECEX100P