徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    国語科教育法�供�Japanese First Language　Teaching Methodology�供�

科目番号11477担当教員名上田　穂積単位2単位
科目群資格必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
高等学校学習指導要領を踏まえ、その十分な理解に基づき、国語科の学習内容を把握し、対研究の方法およびその実践としての授業方法を身に付けることを目標とする。その際、ＩＣＴ活用指導力の育成を重要な課題とする。
到達目標
この授業においては、つぎの4項目の観点において到達目標を設定した授業を実施する。
〔知識〕学習指導案の作成方法について、学習計画の意味、それに基づく指導案の構成を行うための基礎的な知識を身に付けることが出来る。
〔態度〕生徒の学力を把握し、その認識や思考の実態に即することが出来るような目配りが出来る。
〔技能〕具体的な授業を想定し、実現可能な授業計画を立て、その学習指導案を作成することが出来る。その過程においてアクテイプ・ラーニングを理解した効果的な情報機器および教材の活用法が出来る。
〔思考・判断〕模擬授業などの実践も含めて定着を図り、生徒たちの国語科における学習成果を評価出来る。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】高等学校學習指導要領国語科の要点について各教科の目標・指導計画の作成と内容講義と学生による意見発表。授業時を想定した指導計画案を実際に作成する。９０分。
【2】高等学校学習指導要領国語科の要点について　国語総合（現代の国語・言語文化）講義と学生による意見発表。高等学校学習指要領の該当個所を事前に読み、その要点を整理し、ノートにまとめておく。また、該当個所を一言一句間違いなく暗記し、暗唱出来るようにする。１２０分。
【3】高等学校学習指導要領国語科の要点について　現代文A、現代文B （論理国語・国語表現）講義と学生による意見発表。要点を整理し、ノートにまとめておく。また、該当個所を一言一句間違いなく暗記し、暗唱出来るようにする。１２０分。
【4】高等学校学習指導要領国語科の要点について　古典A、古典B（文学国語・古典探究）講義と学生による意見発表。要点を整理し、ノートにまとめておく。また、該当個所を一言一句間違いなく暗記し、暗唱出来るようにする。１２０分。
【5】学習指導案について書き方・授業計画講義と実習。事前の学習指導案を作成する。９０分。
【6】授業に関する技術１　発問、板書計画講義と実習。授業内容を検討し、発問を作成し、板書計画を作成すること。１００分。
【7】授業に関する技術２　補助教材の作成講義と実習。授業内容を検討し、補助教材を作成する。６０分。
【8】授業に関する技術３　グループ学習実習と討論。学習指導案を作成し、前もって各自、予行演習を実施する。９０分。
【9】アクテイブ・ラーニングについて　記述問題の演習(情報機器及び教材の活用) �　�5 0分間の模擬授業(授業の導入から展開への流れについて)と討論 教材は芥川龍之介「羅生門」実習と討論。学習指導案を作成し、前もって各自、予行演習を実施する。実践実習の準備を行う。９０分。
【10】アクテイブ・ラーニングについて　記述問題の演習(情報機器及び教材の活用) �◆�5 0分間の模擬授業(授業の導入から展開への流れについて)と討論　教材は中島敦「山月記」実習と討論。学習指導案を作成し、前もって各自、予行演習を実施する。実践実習の準備を行う。９０分。
【11】アクテイブ・ラーニングについて　記述問題の演習(情報機器及び教材の活用)　��　5 0分間の模擬授業(授業の導入から展開への流れについて)と討論　　グループワークについて実習と討論。学習指導案を作成し、前もって各自、予行演習を実施する。実践実習の準備を行う。９０分。
【12】アクテイブ・ラーニングについて　記述問題の演習(情報機器及び教材の活用) 　�� 5 0分間の模擬授業(授業の導入から展開への流れについて)と討論。　 教材は「伊勢物語」実習と討論。学習指導案を作成し、前もって各自、予行演習を実施する。実践実習の準備を行う。９０分。
【13】アクテイブ・ラーニングについて　記述問題の演習(情報機器及び教材の活用) �ァ� 5 0分間の模擬授業(授業の導入から展開への流れについて)と討論。　 教材は「枕草子」実習と討論。学習指導案を作成し、前もって各自、予行演習を実施する。実践実習の準備を行う。９０分。
【14】アクテイブ・ラーニングについて記述問題の演習(情報機器及び教材の活用)　�� 5 0分間の模擬授業(授業の導入から展開への流れについて)と討論。　 教材は「論語」実習と討論。学習指導案を作成し、前もって各自、予行演習を実施する。実践実習の準備を行う。９０分。
【15】まとめ講義と学生による意見発表。　
【16】定期試験　　
評価方法
学習指導要領の理解度を測る授業回ごとの小テスト( 2 5 %)、模擬授業の発表内容( 3 0 %)、レポート試験( 4 5 %)
試験及びレポートの講評等は印刷物において各自に配布する。
教科書
高等学校学習指導要領(最新版)文部科学省　高等学校学習指導要領国語編(最新版)
参考図書
授業中に適宜資料を配布する。
備考
オフィスアワーは月曜日５講時。研究棟(7号館)6階研究室。実務経験は無いが、中高で非常勤の経験有。