徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    治療薬学演習１（Seminar for Pharmacology&Therapeutics 1）

科目番号11543担当教員名山田　麻紀単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
　治療薬学１〜６で学んだ知識を復習し、応用力や問題解決のための力をつけるため、治療薬学演習１では演習問題を自力で解くことを中心に実施する。その後、問題への解答・解説によって、薬理学的な考え方や問題解決の能力を涵養する。実際には、演習問題および講義ノートなど配付資料を用いて演習をおこない、演習の前後の講義によって解答・解説を行なうことで、理解を深めることをめざす。
到達目標
末梢神経系薬理１：自律神経系、知覚神経系および運動神経系に作用する薬物
E2(1)��1〜3、E2(1)��1,2
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】末梢神経系薬理１：自律神経系、知覚神経系および運動神経系に作用する薬物
E2(1)��1〜3、E2(1)��1,2		演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【2】末梢神経系薬理１：自律神経系、知覚神経系および運動神経系に作用する薬物
E2(1)��1〜3、E2(1)��1,2		演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【3】消化器系疾患の薬、病態、治療
E2(4)��1〜6		演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【4】呼吸器系作用薬： 気管支ぜん息、COPD、などE2(2)��1,3、E2(4)��1〜4、E2(7)��1、E2(7)��3、E2(7)��2演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【5】利尿薬の作用機序、糸球体腎炎、糖尿病性腎症、腎不全、腎硬化症、薬物性腎障害、尿路結石、尿路感染症、前立腺肥大、前立腺癌、排尿障害の病態・薬物治療 E2(2)��2,8、E2(3)��1〜6、E2(7)��4演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【6】感覚器：耳鼻咽喉疾患E2(6)��1,2　眼疾患E2(6)��1〜4演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【7】心臟・血管系作用薬1：抗不整脈薬・心不全治療薬
E2(3)��1,2		演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【8】心臟・血管系作用薬2：虚血性心疾患治療薬・高血圧治療薬　E2(3)��3,4演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【9】炎症・アレルギーと薬（ステロイド性抗炎症薬と非ステロイド性抗炎症薬, 関節リウマチ治療薬, 抗アレルギー薬）E2(2)��1〜3演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【10】関節リウマチについて、治療薬の薬理（薬理作用、機序、主な副作用）、および病態（病態生理、症状等）・薬物治療（医薬品の選択等）を説明できる。E2(2)��1
後天性免疫不全症候群（AIDS）について、治療薬の薬理（薬理作用、機序、主な副作用）、感染経路と予防方法および病態（病態生理、症状等）・薬物治療（医薬品の選択等）を説明できる。E2(7)��5
免疫抑制薬の薬理（薬理作用、機序、主な副作用）および臨床適用を説明できる。E2(2)��2		演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【11】代謝系に作用する薬1：　糖尿病治療薬、脂質異常症治療薬　E2(5)��1,2演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【12】代謝系に作用する薬２： カルシウム代謝調節・骨代謝に関連する治療薬、高尿酸血症・痛風治療薬E2(2)��2,4、E2(5)��3演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【13】中枢神経系薬理1：アルツハイマー病・脳血管障害治療薬の副作用から作用機序を理解する　E2(1)��1,2,8,9,10演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【14】中枢神経系薬理2：薬物乱用を薬理学の観点から理解する　E1(1)��9
慢性頭痛治療薬の副作用から作用機序を理解する　E2(1)��11		演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
【15】中枢神経系薬理3：うつ病・統合失調症治療薬の副作用から作用機序を理解する　E2(1)��4〜6演習と解説演習問題を解きながら、教科書・プリント・参考書をよく復習する。
評価方法
定期試験（60%）、課題レポート・まとめ図表の作成、演習問題宿題（40%）
教科書
薬学教育モデル･コアカリキュラム準拠16 薬理学, 金子周司(編集), 化学同人, ISBN978-4-7598-1266-4 (6200円 + 税)
薬がみえる, メディックメディア, ISBN-978-4-89632-549-2 (3600円 + 税)
薬物治療学　南山堂ISBN978-4-525-72054-4
参考図書
NEW薬理学(改訂第6版), 田中千賀子・加藤隆一(編集), 南山堂, ISBN-978-4-524-26088-1・パートナー薬理学,重信弘毅・石井邦雄（編集）,南江堂, ISBN-978-4-524-40223-6・コンパス薬理学, 櫻田司（編集）, 南江堂, ISBN-978-4-524-40268-7・標準医療薬学 薬物治療学, 越前宏俊・鈴木孝（編集）, 医学書院, ISBN978-4-260-00575-3・カラー図解　薬理学の基本が分かる事典　西東社, ISBN　978-4791617951 (1750円+ 税）
備考
担当教員　1〜3：得丸、4：久保山、5,7,8：山田、6：池田、9,10：大岡、11,12：松尾、13〜15伊藤

【受講心得】
治療薬学において学んだ薬理学・薬物治療学は疾病治療の基礎であり、各項目を病態生理学・生化学・細胞生物学・機能形態学の知識と関連づけて、よく復習することが理解を深めるための必須条件である。特定の薬効をもつ治療薬の群（体系）に属する類似薬を集めて図表としてまとめ、記憶する。

【オフィス・アワー】
山田：月〜金の16時以降、研究棟7階薬理学講座
個別の授業については各教員の担当教科を参照
　
【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0 0.6 0.3 0.3 0 0.3 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる）。