徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎薬学情報処理(Basics of information literacy in Pharmaceutical Sciences)

科目番号11597担当教員名中島 健太郎単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ1年
授業概要
デジタル技術やビッグデータの活用方法と留意事項について理解し、情報・科学技術を利活用して、質の高い医療につなげる能力を身に付ける。具体的には、薬学情報の収集や活用方法について、パソコンを使用した実践的な講義を通じて、電子メール、ワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトなどの活用方法について学び、医療人として必要な基本的な情報リテラシーを習得する。また、情報セキュリティや情報漏洩など、AI・データサイエンスの活用における留意事項について理解する。この授業科目は、本学の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」の一環として行う。
到達目標
(1)パソコンやスマートフォンなどの情報・通信機器を安全かつ有効に利用し、インターネット上の必要な情報を効率的に収集することができる。(DP6)(知識・理解)(思考・判断)
(2)電子メール、ワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトを用い、収集した情報を有効に活用することができる。(DP6)(技能・表現)
(3)情報セキュリティの重要性およびインターネット利用のマナー・倫理を理解し、情報を適切に取り扱うことができる。(DP6)(関心・意欲・態度)(思考・判断)
(4)実データをもとに、データサイエンスの適切な活用法を身につける。(DP6)(技能・表現)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】 講義概要、情報リテラシーと情報倫理について:データ・AIを扱う上での留意事項を理解する。コンピューターの構造を理解し説明できる。大学で必要な教育支援ソフトウエア(Google Classroom)の利用方法。 講義と演習 演習課題・web小テスト(15分)
【2】 コンピューターおよびインターネットの仕組みを理解する。インターネットへの接続設定を理解し、確認できるようになる。大学で必要な教育支援ソフトウエア(Google Drive)の利用方法。 講義と演習 演習課題・web小テスト(15分)
【3】 インターネットの仕組みを理解し、薬学に必要webブラウザによる情報検索ができるようになる。 講義と演習 演習課題・web小テスト(15分)
【4】 インターネットにおける情報セキュリティを理解し実践できる。データを守る上での留意事項を理解し実践できる。 講義と演習 演習課題・web小テスト(15分)
【5】 電子メールの仕組みと利用マナーを理解する。メールマナーに注意してメールの送受信ができるようになる。 講義と演習 演習課題・web小テスト(15分)
【6】 情報の種類と情報倫理を理解する。薬学情報を検索でき、適切に引用できる。データ・AIを扱う上での留意事項(データ倫理、データバイアスなど)。 講義と演習 演習課題・web小テスト(15分)
【7】 これまでの総復習。教育支援ソフトウエア(Microsoft Office 365)の利用方法。 講義と演習 演習課題・web小テスト(15分)
【8】 ワードプロセッサ(Word)の基礎と基本操作。電子書籍の利用につて。 講義と演習 演習課題(30分)
【9】 ワードプロセッサ(Word)の応用と活用。レポートが作成できる。 講義と演習 演習課題(30分)
【10】 表計算ソフトウエア(Excel)の基礎と基本操作。データの取扱いと説明ができるようになる。データの入力と関数による表計算。 講義と演習 演習課題(30分)
【11】 表計算ソフトウエア(Excel)でのデータ解析。データを読める。I
実データからのグラフの作成(ヒストグラム・代表値)
講義と演習 演習課題(30分)
【12】 表計算ソフトウエア(Excel)でのデータ解析。データを読める。II 
分析ツールによるデータ分析(散布図と相関)
講義と演習 演習課題(30分)
【13】 プレゼンテーションソフトウエア(Power Point)の基礎と基本操作。 講義と演習 演習課題(30分)
【14】 プレゼンテーションソフトウエア(Power Point)の応用と活用。 講義と演習 演習課題(30分)
【15】 総合演習課題(プレゼンテーション) グループワーク・プレゼンテーション 演習課題(30分)
評価方法
演習課題(30%)、web小テスト(30%)、受講態度(10%)、達成度評価(30%)により総合的に評価する。達成度評価に使用するルーブリック評価表は、第1回講義で説明し、講義用ホームページで公開する。Webテストの回答はその都度Google Classroomでフィードバックし、適宜講義中に解説する。
教科書
特になし。適宜必要な講義資料は印刷配布もしくはPDFファイルにてGoogle Classroomに掲載する。
参考図書
特になし
備考
本講義は、パソコンを用いた演習主体の講義であるため、全ての講義は香川薬学部研究棟のPCルームで行う。そのため個人所有のパソコンを大学に持参する必要は無い。
本科目に関連の強い項目

対応カリキュラム学修目標
B-5-2-1), 2)                 

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。

担当教員:中島健太郎
オフィスアワー:在室時であればいつでも対応。香川薬学部研究棟8階 神経科学研究所
実務経験:株式会社ニッピ 出向先ニッピコラーゲン工業株式会社にて化粧品製造・研究開発を担当 2005-2006(1.5年)
科目ナンバー:ADPS105L