徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    哲学B(Philosophy B)

科目番号11605担当教員名立山 善康単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次1年〜
授業概要
【授業概要】哲学とは、自ら考える自由な営みであるとともに、宗教・倫理・芸術に代表される文化についての理解を深めることでもある。そこで、本講義では、わたしたちにとってあまりにも身近であるために、ふだんそれほど自覚していないわたしたち日本人のものの見方・考え方に焦点を当て、西洋や他のアジアなどとも比較しながら、考察していきたい。
到達目標
【到達目標】日本人の宗教観・倫理観・芸術観についての理解を深め、西洋や他のアジアとの共通点や相違点についての理解を深める。また、哲学という必ずしも答えのない問いを考察することによって、自ら知識を得て、思考・判断し、自分の考えを養い、文章にまとめる力を培う
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】民主主義の時代なのだ講義民主主義の歴史について学習する
【2】民主主義と日本人の使命講義日本型の民主主義の可能性について考察する
【3】日本人の宗教観1講義日本人の自然観について学習する
【4】日本人の宗教観2講義日本思想の諸要素について考察する
【5】日本人の宗教観3講義神道について学習する
【6】日本人の宗教観4講義神仏習合について学習する
【7】武士道は生きている1講義新渡戸稲造『武士道』を読む
【8】武士道は生きている2講義武士道の諸要素について学習する
【9】武士道は生きている3講義武士道の職業倫理への影響について考察する
【10】武士道は生きている4講義武士道とキリスト教の類似について学習する
【11】日本人の美意識1講義日本人の美意識の広がりについて学習する
【12】日本人の美意識2講義日本美の特質について学習する
【13】日本人の美意識3講義日本の編集文化について学習する
【14】日本人の美意識4講義日本人の美意識が世界に与えた影響について学習する
【15】総括講義宗教・倫理・芸術の観点から日本文化を見直す
評価方法
講義40%、レポート60%。レポートをもって試験に替える。評価基準は、講義内容を踏まえて、どれだけ調べたか、または考えを深められたか。
教科書
毎回プリントを配布する。
参考図書
新渡戸稲造『武士道』、内村鑑三『代表的日本人』、岩波文庫
その他については、講義時に指示する。
備考
クラスナンバー:swindm6
オフィスアワー:火16:30〜18:00 中央研究棟606研究室。または講義・会議がなければ随時。