|
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11617 | 担当教員名 | 原田 耕太郎 | 単位 | 1.5単位 |
|---|
| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
|---|
| 授業概要 |
|---|
| 医療行為が成立するには、多くの場合、患者が医療従事者の示す治療計画を受容し実行することが不可欠だが、それを成し得るためには、医療従事者が患者と適切なコミュニケーションをとる必要がある。そこで、対人コミュニケーションの基本的事項を、医療場面を念頭に置いて講じる。 |
| 到達目標 |
| 医療場面におけるコミュニケーションを念頭に置き、コミュニケーションの理解と改善のための視点を修得し、実践していく上でのアイデアを見出すことができるようになる。 【知識】コミュニケーションに関する基本的事項を理解する。 【態度】よりよいコミュニケーションのために自分のコミュニケーションを反省し、改善策を考える。 【技能】改善策に基づいた適切なコミュニケーションができるようになる。 【思考・判断】自他のコミュニケーションを評価する枠組みを身につける。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | オリエンテーション・コミュニケーションの基本過程 コミュニケーションの基本的要素、過程、機能について説明する。 A(3)��1 A(3)��3 | 一斉講義形式 | コミュニケーションの基本要素、過程、機能に関して、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【2】 | 言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション 言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションの特徴や相違点などについて説明する。 A(3)��1 A(3)��2 A(3)��3 | 一斉講義形式 | 言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションの定義、種類、機能について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【3】 | コミュニケーションに影響を及ぼす諸要因 コミュニケーションの成否に関係する諸要因について概説する。 A(3)��1 A(3)��2 A(3)��3 A(3)��4 | 一斉講義形式 | コミュニケーションの成否に関係する、伝達される情報の変容について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【4】 | 対人関係に関する心理学的理論の背景 強化理論、社会的交換理論、認知的一貫性理論の基本的な考え方について説明する。 A(3)��4 | 一斉講義形式 | 対人関係の認知に関わる主要な理論について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【5】 | 対人関係の成立 対人魅力に関する基本的事項を説明する。 A(3)��4 | 一斉講義形式 | 対人魅力について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【6】 | 対人関係の発展 自己開示に関する基本的事項を説明する。 A(3)��4 A(3)��8 | 一斉講義形式 | 自己開示について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【7】 | カウンセリングマインドの基礎 カウンセリングの基本的立場、受容・傾聴・共感について概説する。 A(3)��3 A(3)��4 A(3)��5 A(3)��6 A(3)��7 A(3)��8 A(3)��9 | 一斉講義形式 | カウンセリングマインドの基本的事項について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【8】 | カウンセリングマインドに基づいたコミュニケーション カウンセリング場面で特徴的なコミュニケーションに関する事項を概説する。 A(3)��3 A(3)��4 A(3)��5 A(3)��6 A(3)��7 A(3)��8 A(3)��9 | 一斉講義形式 | カウンセリング（治療的かかわり）について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【9】 | 援助行動 援助行動に関する基本的事項を説明する。 A(3)��4 A(3)��5 A(3)��6 A(3)��8 | 一斉講義形式 | 援助行動に関する基本的事項について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【10】 | 援助の要請 援助の要請に関する基本的事項を説明する。 A(3)��3 A(3)��5 A(4)5 | 一斉講義形式 | 援助要請行動に関する基本的事項について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【11】 | 説得的コミュニケーションと態度変容 説得的コミュニケーションと態度変容に関する基本的事項 A(3)��3 | 一斉講義形式 | 説得的コミュニケーションに関する基本的事項について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【12】 | 情緒的アピール 恐怖アピールに関する事項を概説する。 A(3)�。�〜9 | 一斉講義形式 | 恐怖アピールとその理論について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【13】 | 反発する心理 説得や指示に反発する心理機制として、心理的リアクタンスと防衛機制について概説する。 A(3)��4 A(3)��5 A(3)��6 | 一斉講義形式 | 反発行動に関する基本的事項について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【14】 | 多職種連携協働とチーム医療 多職種連携協働とチーム医療の意義、基本的立場、在り方について概説する。 A(4)1 A(4)2 A(4)3 A(4)4 A(4)5 | 一斉講義形式 | 多職種連携協働とチーム医療の意義について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 【15】 | チームワークの規定因 チームワークのパフォーマンスを向上させる要因について概説する。 A(4)4 A(4)5 | 一斉講義形式 | チームワークに関する基本的事項について、説明できるようにする。 （目安90分） |
| 評価方法 |
|---|
| おおむね、到達度評価の指標として試験(90%)、平常点(5%)、レポート(5%)で評価する。 試験結果の講評をGoogleClassroomに掲載する。 |
| 教科書 |
| 自作した講義資料を用いる。 |
| 参考図書 |
| インターパーソナルコミュニケーション 深田博己 北大路書房 薬剤師・薬学生のための実践医療コミュニケーション学Q＆A 町田いづみ じほう 服薬援助のための医療コミュニケーションスキル・アップ 町田いづみ じほう チームワークの心理学 山口裕幸 サイエンス社 |
| 備考 |
|---|
| 復習においては、講義内容と自分の体験等とを重ね合わせる等して、講義内容の理解が定着するよう努力が必要です。 講評は、GoogleClassroomか授業評価アンケートのコメントに掲載する。 実務経験：本学教職歴20年以上 【科目ナンバー】 ADBP103L 【受講心得】 受講する際の常識的なマナーを順守すること。 【オフィス・アワー】 金曜 13:00〜14:00 中央研究棟4階 原田研究室 【備考】 コミュニケーション能力および自己表現能力を身につけるための教育である。 【DP配分】 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 0.5 0 0 0 0.3 0.4 0.3 香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる）。 |