徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    社会言語学 (Sociolinguistics)

科目番号11667担当教員名篠田 裕単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年〜
授業概要
社会言語学とは、社会の中での言語を扱う言語学の一分野であるが、もっとわかりやすく言うと、主として、言語の変異(バリエーション)を調べる学問である。授業では、主に日本語と英語の例を用いつつ、地域によることばの違い(地域方言)・社会階層や職業によることばの違い(社会方言)・男女のことばの違い・世代によることばの違い・敬意表現などのテーマについて概説していく。受講者の意見を聞いたり、近くの学生同士で話し合ってもらうことがあるので、積極的参加が望まれる。(以下の授業計画の詳細は、変更の可能性あり。)
到達目標
知識:社会言語学の主要概念を理解する。
態度:社会と言語のかかわりについて、関心を持つ。
技能:社会における言語のありさまを調べる。
思考・判断:学んだことを実際の言語体験に当てはめて考える。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】導入:言語の変異とは主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【2】地域方言主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【3】標準語と共通語主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【4】国際共通語としての英語主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【5】早期英語教育とバイリンガリズム主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【6】社会方言と言語の世代差主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【7】男女についてのことばとステレオタイプ主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【8】男女のことば主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【9】男女の会話スタイル主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【10】日本語の敬語の体系主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【11】日米の敬意概念の相違主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【12】ポライトネスの普遍性主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【13】言語と文化主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【14】日本人の思考様式主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
【15】まとめ主として講義。パワーポイントのスライドを用いて説明する。予習復習プリント
評価方法
主として期末試験の成績による(80%)が、予習復習プリントの成績(20%)を加味して評価する。(予定)
教科書
石黒圭『日本語は「空気」が決める 社会言語学入門』光文社新書
参考図書
特になし。
備考
オフィスアワー:金曜日2講時 研究棟(7号館)5階研究室