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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11675 | 担当教員名 | 代田 修 | 単位 | 1.5単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 薬学において基盤となる化学，有機化学について、実習を通じて学ぶ。 漢方薬（漢方処方）を構成する生薬の外部形態、内部形態、並びに薬用植物の形態を観察することで生薬・薬用植物鑑定の基礎を養う。また、実際の漢方処方湯剤・軟膏剤の調製を体験する。そして、日本薬局方収載生薬の確認試験、純度試験、定量試験について実際に行って知識を習得する。さらに、生薬からの成分の分離・精製を通じてクロマトグラフ法の原理・手法を学ぶ。まとめとして、口頭試問・筆記試験を行う。 |
| 到達目標 |
| 薬学において基盤となる化学について、有機化学験を通じて学ぶ。有機化学実験では、基本となる操作法・精製法を身につけた後、医薬品を化学構造から理解するために、官能基の検出法、化学合成法について実習する。（知識・理解・技能・態度） 代表的な薬用植物を外部形態から説明し、区別できる。（理解・判断）C5(1)��2 植物の主な内部形態について説明できる。（知識・理解）C5(1)��3 生薬の同定と品質評価法について概説できる。（理解・思考）C5(1)��1 日本薬局方の生薬総則および生薬試験法について説明できる。（知識・理解）C5(1)��2 代表的な生薬を鑑別できる。（知識・判断）C5(1)��3 代表的な生薬の確認試験を説明できる。（知識・理解）C5(1)��4 代表的な生薬の純度試験を説明できる。（知識・理解）C5(1)��5 天然生物活性物質の代表的な抽出法、分離精製法を概説し、実施できる。（知識・思考・技能）C5(2)��1 漢方の特徴について概説できる。（理解・思考）E2(10)��1 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 一般的注意・実習講義C2(1)��1,2、C3(1)��1〜8 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【2】 | 基本操作：溶媒の性質 C1(2)��1 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【3】 | 基本操作：抽出分離（1）C2(5)��2,5 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【4】 | 基本操作：抽出分離（2）C5(2)��1 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【5】 | 基本操作：再結晶，融点測定C1(2)��1 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【6】 | 基本操作：蒸留，TLC分析C1(2)��1〜3、C2(5)��2,5 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【7】 | アスピリン合成（1）C3(2)��1,2、C3(3)��1〜3 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【8】 | アスピリン合成（2）C3(2)��3〜5 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【9】 | 官能基の検出（1）C3(3)��1,2 | 講義，実験，演習 | 教科書を予め読む。実験結果に基づき，レポートを作成． |
| 【10】 | 日本薬局方の生薬総則および生薬試験法 目標：日本薬局方の生薬総則および生薬試験法について説明できる。C5(1)��2 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【11】 | 生薬の鑑別：代表的な生薬の鑑別 目標：代表的な生薬を鑑別できる。C5(1)��3 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【12】 | 生薬の外部形態、内部形態：生薬の外部形態の観察、粉末生薬の鏡検、生薬標本の観察 目標：植物の主な内部形態について説明できる。C5(1)��3 生薬の同定と品質評価法について概説できる。C5(1)��1 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【13】 | 繁用漢方薬の体験：煎液と軟膏の調製 目標：漢方の特徴について概説できる。E2(10)��1 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【14】 | 薬用植物園見学：代表的な薬用植物の観察 目標：代表的な薬用植物を外部形態から説明し、区別できる。C5(1)��2 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【15】 | 生薬の確認試験：薄層クロマトグラフィーなどを用いた代表的な生薬の確認試験 目標：代表的な生薬の確認試験を説明できる。C5(1)��4 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【16】 | 生薬から指標成分の分離精製：天然物質の代表的な抽出法、分離精製法 目標：天然生物活性物質の代表的な抽出法、分離精製法を概説し、実施できる。C5(2)��1 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【17】 | 生薬の成分定量：液体クロマトグラフィー用いた代表的な生薬の成分定量 目標：生薬の同定と品質評価法について概説できる。C5(1)��1 日本薬局方の生薬総則および生薬試験法について説明できる。C5(1)��2 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【18】 | 定量解析、精油定量：成分定量の解析、生薬の精油定量 目標：生薬の同定と品質評価法について概説できる。C5(1)��1 日本薬局方の生薬総則および生薬試験法について説明できる。C5(1)��2 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【19】 | 生薬の純度試験：代表的な生薬の純度試験 代表的な生薬の純度試験を説明できる。C5(1)��5 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【20】 | 実習の概評、器具の点検・収納等 目標：日本薬局方の生薬総則および生薬試験法について説明できる。C5(1)��2 | 実習講義および実験・実習 | ノートのまとめ、およびレポート作成。 |
| 【21】 | 実習試験 | 筆記試験 | 全体の演習 |
| 評価方法 |
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| 出席状況・単独もしくは少人数グループで行う各実験への取り組み態度・各実験操作での技術習得状況（20%）、項目毎のレポート（30%）、口頭試問・筆記試験（50%）により評価する。 定期試験・テスト等の講評や解説を、学生ポータルサイトへのお知らせ、グーグルクラスルームや掲示板等でフィードバックする。 |
| 教科書 |
| 「化学実習テキスト」、「生薬学実習書」 |
| 参考図書 |
| 「有機分析」、百瀬勉著、廣川書店、ISBN-9784567253239 「第17改正日本薬局方解説書」、日本薬局方解説書編集委員会 編、廣川書店、ISBN 978-4-567-01532-5 |
| 備考 |
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| 本実習は、【1】〜【9】藤島（薬化学講座）、中島（神経科学研究所）、【10】〜【20】代田（生薬・天然物化学講座）が担当する。1項目につき、2〜3ｺﾏ行う。 【オフィス・アワー】 木曜日15時〜16時、薬学研究棟4階医薬化学講座：藤島 月曜日〜金曜日の5限目、香川薬学研究棟3階生薬･天然物化学講座：代田 水曜日13時〜15時、香川薬学研究棟8階 神経科学研究所：中島 科目コード：ADPP203P 遅刻することなく、実習開始時間の5分前には実習室に来ておくこと。 実習室内では常に白衣を着用し、無用な荷物は持ち込まないこと（スマートフォン等の所持は不可）。 レポートは指定した提出期日を必ず守ること。 【DP配分】 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 0.2 0.5 0 0 0 0.5 0.3 香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる）。 【実務経験】代田 平成9年〜平成16年：国立医薬品食品衛生研究所生薬部において厚生技官・主任研究官として従事 平成6年〜平成9年：科学技術庁新技術事業団において科学技術特別研究員として従事 平成5年：国際協力事業団において短期派遣専門家としてブラジル・パラー州にて従事 平成2年〜平成3年：株式会社ツムラ分子遺伝学研究所において研究員として従事 |