徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生理学1(Physiology1)

科目番号11711担当教員名冨永 貴志単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ1年
授業概要
生理学は生体の機能を物理・化学の言葉で説明できるように研究する学問である。本科目では薬学教育過程に必要な生理学ということで,人体の機能を中心として理解できるように解説していく。
到達目標
人の生体機能について,物理・化学・物理化学の原理を用いて説明できるようになる。(知識)
細胞機能の基本,膜興奮から神経系の機能を説明出来るようになる。(知識)
感覚器,内分泌系について概説できるようなる。(知識)
血液,循環系とその調節について概説できるようになる。(知識)[DP5]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】序論 生理学基礎 人体の構成、ホメオスタシス,細胞機能(拡散,浸透,濾過,輸送など)講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習 1.5hr
【2】細胞膜電位 神経,神経興奮,興奮伝導,シナプス伝達,筋とその調節講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習 1.5hr
【3】神経伝達物質,体性神経系と自律神経系講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【4】まとめ1 1―3回の学習の補強演習・グループワークe-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習 1.5hr
【5】感覚の生理 感覚の一般的性質,視覚,聴覚,嗅覚味覚,体性感覚,内蔵感覚講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習 1.5hr
【6】内分泌系の機能と調節1 ホルモンの性質 松果体,視床下部,下垂体,甲状腺,副腎講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【7】内分泌系の機能と調節2 膵臓の内分泌(血糖値調節),カルシウム代謝と骨格系,生殖、発生講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【8】まとめ2 5―7回の学習の補強演習・グループワークe-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【9】血液の生理 血液の運搬,止血系講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【10】循環の生理1 心臓,血管の機能と調節講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【11】循環の生理2 体液血圧調節講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【12】腎機能の生理講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【13】呼吸の生理講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【14】消化器の機能講義・質疑応答 アクティブラーニング(ミニッツペーパー)e-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
【15】まとめ3 9―14回の学習の補強演習・グループワークe-learning(電子テスト)ミニッツペーパーに設定した各自の課題の学習1.5hr
評価方法
定期試験(90%)、e-learning(電子テスト)(5%)、ミニッツペーパー(5%)により評価する。定期試験、電子テストの結果は、講義に関するその他の通知とともにグーグルクラスルーム、ポータルサイト・まとめの時間からお知らせ・フィードバックします。
教科書
シンプル生理学(改訂第6版)、貴邑冨久子・根来英雄、南江堂、2013、ISBN978-4-524-24733-2
参考図書
グラフィカル機能形態学,馬場広子,京都廣川書店,2016,ISBN-10: 4906992714
生理学テキスト(第5版),大地陸男,文光堂,2007,ISBN978-4-8306-0223-8
標準生理学(第7版),小澤静司・福田康一郎,医学書院,2010,ISBN978-4-260-00301-8
    
備考
講義中、教科書の参照箇所は指示しますが、教科書そのものの講義ではありません。ただし,予習復習には最低限でも教科書が必要です。足りなければ,ここに上げた参考書を参照すること。その他,必要なものは講義中に指示するウエッブページに自己学習用の資料・定期テストなどを掲示しますので見てください。
本科目に関連の強い項目
C-2, C-3, C-4, C-5, C-6

対応カリキュラム学修目標
C-7-1-1), 2) C-7-2-1), 2) C-7-6-1) C-7-7-1) C-7-8-1), 2), 3) C-7-10-1) C-7-11-1), 2) C-7-12-1) C-7-14-1) C-7-15-1)        

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。

担当教員:
オフィスアワー:金曜日17時-18時、それ以外にも適宜、薬学研究棟8階神経科学研究所
実務経験:
マサチューセッツ工科大学(MIT)ピコワー記憶学習研究所 客員研究員 2008 (0.2 年)
マサチューセッツ工科大学(MIT) RIKEN-MIT客員研究員 2004-2005 (1 年)
国立研究開発法人理化学研究所脳科学総合研究センター スタッフサイエンティスト 2002-2005 (3年)
国立研究開発法人理化学研究所脳科学総合研究センター 研究員 1997-2002 (5年)
米国ハワイ州立大学太平洋医学生物学研究所(UH PBRC) 博士研究員1995-1997 (2年)
国立研究開発法人産業技術総合研究所(前電子科学総合研究所)特別技術職員 1994-1995(1.5年)

科目ナンバー:ADBL102L