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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】地域母子保健

科目番号	11773	担当教員名	森脇　智秋	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	後期	対象年次	1年

授業概要
わが国の母子保健統計や母子保健行政のしくみや制度や施策、地域で提供される母子保健活動を理解し地域母子保健活動が実際に展開できる基本知識を学修する。特に母子のメンタルヘルスと子ども虐待予防に重点を置き、他職種との連携や協働について理解する。
到達目標
地域の母子保健を推進するために必要な基本的知識、社会資源の活用や保健医療福祉機関との調整機能について学び、地域母子保健の助産活動を理解する。　　　　　①知識（理解）：わが国の母子保健統計や母子保健行政のしくみや制度、施策について述べることができる。　　　　　　 ②態度（関心・意欲）：地域における助産活動に目を向け、将来の活動として地域母子保健に興味を持つことができる。助産師は、子ども虐待予防を担う専門職であることを意識できる。　　　　　　 ③技能（態度）： ④思考・判断：

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	地域母子保健の意義、わが国の母子保健の現状と動向	講義	我が国の母子保健統計の事前学習をしておく。（30分）
【2】	地域母子保健制度と施策　母子保健統計	講義・ディスカッション	助産学講座９　地域母子保健・国際母子保健　第１章～第３章　母子保健統計の主なる統計を再確認しておく。（60分）
【3】	地域における母子保健活動の現状とニーズ　（地域母子保健担当　保健師）	講義・ディスカッション	徳島県の母子保健をインターネットなどで調べておく。（30分）
【4】	地域で母と子・家族を支援1：母子のメンタルヘルスと子ども虐待　　（二宮恒夫）	講義・演習	母子のメンタルヘルス・子どもの虐待の実態など最近の社会問題をについてネットや新聞などで調べておく。(30分）
【5】	地域で母と子・家族を支援2：乳幼児から学童期にかけての子どもの健康課題　　（二宮恒夫）	講義・ディスカッション	乳幼児から学童期において、最近多くみられるようになった健康課題について調べておく。（30分）
【6】	地域母子保健活動の展開3:　産後ケア事業の実際	講義・演習	全国で展開されている産後ケア事業について、施策と関連付けて調べておく。（30分）
【7】	地域母子保健活動の展開4：災害時の地域母子保健活動と在日外国人の母子保健	講義・演習	助産学講座９　地域母子保健・国際母子保健　第５章「地域母子保健の展開」第６章「国際母子保健」事前学習をしておく。（60分）
【8】	地域母子保健活動の展開5：地域の多職種連携との連携	講義

評価方法
この科目の評価は試験90％演習10％で総合的に評価する。試験の解説は、試験実施後に解説しフィードバックする。
教科書
助産学講座８　助産診断技術学Ⅱ　新生児期・乳幼児期（医学書院）、助産学講座９　地域母子保健・国際母子保健（医学書院）、母子保健統計の主なる統計（母子保健事業団）
参考図書
国民衛生の動向　乳幼児健診マニュアル(第5版) 福岡地区小児科医会　乳幼児保健委員会、助産師がおこなう災害時支援マニュアル　日本助産師会出版

備考
事前学習は必ず行なってください。オフィスアワー(森脇智秋)：毎週水曜日、16：30～18：00　　　　　　森脇智秋：　昭和60年～平成11年　県立病院　助産師　平成11～平成20年　県立看護専門学校　保健助産学科