徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    分子生物学 薬学専門研究 (Research in Molecular Biology)

科目番号11784担当教員名宮澤 宏単位12単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次1・2・3・4年
授業概要
DNA代謝、細胞分化や創薬に連動する研究活動を通じて、分子生物学的手法や細胞生物学的手法、疾病に関するゲノムワイドな知識を身につける。また、研究への別の切り口となる有機化学的手法にも触れ、研究活動から科学的思考を論理的に展開する手法を学び、医療人として基礎薬学の観点のみならず臨床の両面から検討を加え、分子レベルで現象を解明する手法を身につける。 
到達目標
分子生物学や細胞生物学、有機化学などの創薬に関係する基礎知識を修得する。遺伝子工学を含め分子生物学の最新技術を習得し、研究活動を通じて、問題点を抽出でき、その解決のための計画立案、計画に則った研究が実施でき、成果をまとめる。この過程で遭遇する種々の問題を迅速に解決する能力を身につけ、将来、医療現場において出てくるであろう臨床的な課題に対して、専門的な立場から問題点を研究し解決できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】DNA代謝に関する研究(1):真核細胞における遺伝情報の複製および維持機構に関する研究研究計画立案・実験・討論・実験ノート・発表会・学会発表・論文作成。 
【2】DNA代謝に関する研究(2):光や環境変異原物質によるDNA損傷の生成に関する研究  
【3】DNA代謝に関する研究(3):突然変異能の解析および修復機構に関する研究  
【4】細胞分化に関する研究(1):神経分化誘導の遺伝子発現制御に関する研究  
【5】細胞分化に関する研究(2):幹細胞からの分化誘導機構および分化細胞の特性に関する研究  
【6】創薬研究(1):ビタミンB2誘導体の合成に関する研究  
【7】創薬研究(2):転写制御に影響を及ぼす新規低分子化合物に関する研究  
評価方法
発表・討論・学会発表・英語論文作成
教科書
適宜、関連文献を指定する。
参考図書
備考
分子生物学講座に配属される大学院生は本演習科目を取得することが必須となる。
博士(薬学)の学位取得には、本薬学専門研究に基づき1報以上の論文(英文)の学会誌等(査読付)への発表が必要となる。
宮澤と喜納が担当する。