徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    神経化学(Research in Neurophysiological Chemistry)

科目番号11810担当教員名得丸 博史単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1・2・3・4年
授業概要
【専門領域分野】医薬品開発・高度医療分野
【授業概要】脳神経系の動作原理を支えるシナプス伝達およびその制御機構の細胞・分子機構を明らかにする。また精神神経疾患、とくにうつ病やアルツハイマー病のような認知症の発症機構にシナプスの異常が関与する可能性を検証する。これらの研究を遂行するための知識力および方法論(電気生理学・分子イメージングなど)を養成し、研究成果を学会・論文発表できる能力を錬磨する。
【養成したい人材像と履修目標】
脳神経系に関する高度な専門知識を習得した研究・技術者を養成し、神経系の薬物療法および創薬に関する知識を活用して医療関連分野で活躍・貢献できる指導的な人材の育成をめざす。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】神経伝達に関する研究(1):得丸
シナプス制御機構に関する生理学的研究
論文検索調査・論文紹介および研究進捗報告の資料作成・発表討論 
【2】神経伝達に関する研究(2):得丸
シナプス制御機構に関する生化学的研究
論文検索調査・論文紹介および研究進捗報告の資料作成・発表討論 
【3】神経伝達に関する研究(3):定本
シナプス可塑性の分子的基盤に関する研究
論文検索調査・論文紹介および研究進捗報告の資料作成・発表討論 
【4】精神神経疾患(1):得丸
抗うつ薬の作用機構に関する研究
論文検索調査・論文紹介および研究進捗報告の資料作成・発表討論 
【5】精神神経疾患(2):定本
アルツハイマー病の発症機に関する研究
論文検索調査・論文紹介および研究進捗報告の資料作成・発表討論 
【6】精神神経疾患(3):定本
アルツハイマー病治療薬の創薬に関する研究
論文検索調査・論文紹介および研究進捗報告の資料作成・発表討論 
【7】神経因性疼痛:得丸
神経因性疼痛とその治療薬に関する研究
論文検索調査・論文紹介および研究進捗報告の資料作成・発表討論 
評価方法
研究計画立案・研究遂行・データ記録・整理・プレゼンテーション力・討論力・論文作成力 (100%)
教科書
関連研究分野の原著論文や総説など。
参考図書
備考
【オフィス・アワー】
火〜木の16時以降(薬学研究棟5階 病態生理学講座)

【備考】病態生理学講座に所属する大学院生は本演習科目を修得することが必修である。また、博士(薬学)の学位取得には、本薬学専門研究に基づき1報以上の論文(英文)の学会誌等(査読付)への発表が必要となる。