徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    数学 A

科目番号11930担当教員名峯崎 征隆単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1
授業概要
線形代数学で用いる基本概念と計算手法の習得を目指す.高校数学 I までの知識で理解できるように配慮しつつ,行列式の計算,連立方程式の解法,論理学の基礎,図形への応用を学習する.
到達目標
【知識・理解】行列式とベクトルの概念を理解し計算できるようになるだけではなく,実際問題に応用できるにする.また,論理学の初歩的な考え方を習得する.

【技能・表現】
* 5 次までの行列式を計算できる.
* 連立方程式を行列式を用いて計算できるだけでなく,解が一意的に定まらない,または存在しない場合の条件も理解できる.
* 行列式を用いた三角形の面積,四面体の体積の計算,直線の方程式の導出ができる.
* ベクトルの演算 (和・差・スカラー倍・内積・外積,内分・外分等) ができる.
* 論理学で出てくる簡単な証明プロセスを明確に表現できるようになる.

【思考・判断】
線形代数で出てくる計算や証明が持つ意味を理解することを通じて,論理的思考力を身につける.そのことによって,単なる計算問題ではなく,応用問題も解くことができるようになる.

【関心・意欲・態度】
数学の役割は,公式や定理を当てはめて,問題の正解を求めることだけにあるのではない.
公式や定理が何のために存在し,どのように導かれるのかにも着目することで,数学的な考えに親しみ,論理的思考力を身につけることを目指す.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】2 元連立方程式と 2 次の行列式
2 次の行列式の計算法を習得し,それを用いた連立方程式の解法を理解する.さらに,行列式を用いて連立方程式を計算できる.
講義と演習【予習】教科書 p.44〜46 を理解しておく (30 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【2】3 次の行列式とその計算法
サラスの公式だけでなく,2 次の行列式を含んだ展開式を用いて,3 次の行列式が計算できる.
講義と演習【予習】教科書 p.47〜49 を理解しておく (30 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【3】行列式の展開公式・行列式の性質 I (性質 6 による行列式の変形)
n 次の行列式の展開公式を用いて,5 次までの行列式を計算できる.さらに,行列式の性質 6 を用いて,4 次までの行列式の計算法を習得する.
講義と演習【予習】教科書 p.60〜62,p.52 の性質 6 を理解しておく (50 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【4】行列式の性質 II (性質 2, 5, 6 による行列式の変形と因数分解)
行列式の性質 2, 5, 6 を用いて,4 次までの行列式の計算法を習得する.これらの性質から,行列式で示される文字式を因数分解できることを理解する.
講義と演習【予習】教科書 p.50〜52 の性質 2, 5, 6 を理解しておく (40 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【5】行列式の性質 III (性質 1〜6 による行列式の変形と因数分解)
行列式の性質 1〜6 を用いて,5 次までの行列式の計算法を習得する.
講義と演習【予習】教科書 p.49〜52 の性質 1〜6 を理解しておく (40 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【6】n 元連立方程式と n 次の行列式
クラーメルの公式を用いた連立方程式の解法を理解する.さらに,その公式を用いて連立方程式を計算できる.
講義と演習【予習】3 元連立方程式に関しては,教科書 p.54〜57 を理解しておく (45 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【7】論理学の基礎 I
命題,条件,反例の意味を把握し,集合と関連付けて条件の否定,必要条件・十分条件の意味を理解する.
講義と演習【予習】配布資料 2.3.5 節を読んで,用語の意味を理解しておく (45 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題をレポートとして出題する.配布された解答用紙に答え(主に数式込みの文章)を記入する.
【8】論理学の基礎 II
命題の逆・裏・対偶の意味を把握したうえで,対偶を利用した証明ができる.また,背理法による証明ができる.
講義と演習【予習】配布資料 2.3.5 節を読んで,用語の意味を理解しておく (45 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題をレポートとして出題する.配布された解答用紙に答え(主に数式込みの文章)を記入する.
【9】三角形の面積と行列式
行列式による三角形の面積公式を導出し,それを用いて計算できる.さらに,この公式から直線の方程式を導出し,直線の式を導出できる.
講義と演習【予習】教科書 p.58〜60 を理解しておく (45 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【10】初歩的なベクトルの計算
ベクトルの加減算,スカラー積,内分・外分を理解,計算できる.
講義と演習【予習】教科書 p.64〜66 を理解しておく (30 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分)
【11】ベクトルの内積と直交性
ベクトルの内積の意味を理解し,計算できる.さらに内積を利用して,ベクトルのなす角の計算と直交性の判定を行える.
講義と演習【予習】教科書 p.66〜69 を理解しておく (30 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【12】内積の利用
内積を利用して平面の方程式,直線の方程式 (ヘッセの標準形) を導出する.さらに,指定された点から直線,平面までの距離を計算できる.
講義と演習【予習】教科書 p.69〜73 を理解しておく (40 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【13】ベクトルの外積と三角形の面積
ベクトルの外積の意味を理解し,計算できる.さらに外積を利用して,三角形の面積を計算できる.
講義と演習【予習】教科書 p.74〜76 を理解しておく (40 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【14】外積と四面体の体積
ベクトルの外積から四面体の体積を与える公式を導出し,計算できる.
講義と演習【予習】教科書 p.76〜79 を理解しておく (45 分).
【復習(課題)】配布資料にある演習問題を解き,答えを Google Classroom 上のフォームに入力(提出期限内であれば,10 回まで回答可能) (45 分).
【15】まとめ
定期試験対策
講義【復習】定期試験対策として,今までの学習内容の復習を行う.
評価方法
以下の比率で評価する予定である.
【A】課題 (40%): 第 1〜14 講目に教科書,別途配布の解説資料にある問題,またはそれと似た問題を出題する.
【B】定期試験 (60%):上の提出課題に似た問題を出題する.

期限後に課題を提出した場合には大幅な減点となるので注意すること.
第 7〜8 回目以外の課題は,期限内に 10 回までなら Google Classroom 上のフォームに回答可能である.間違った問題には再トライして,満点を目指して下さい!

別途,講義内容に関する重要な質問・指摘は評価の対象とする.
教科書
教養の数学 樋口禎一他著 森北出版(株)
さらに,教科書の内容を補完する説明資料をプリント,及び,pdf ファイルとして配布する.PDF ファイルの表示・配布は,Google Classroom のクラス『2023年度 数学A【理学1】』で行う.
参考図書
長谷川浩司 著 「線型代数【改訂版】」(日本評論社)  ISBN-13 : 978-4535787711
備考
大学の規定にしたがい,本科目の履修を取り消す場合には,3講目までに行うこと.それ以降の取り消しは原則として認めない.
【オフィスアワー】月曜日 15:00〜18:00 25 号館 11 階 峯崎研究室
【科目ナンバー】01NS101L
【実務経験】
平成 14 年〜15 年 株式会社サミットシステムサービス (システムエンジニア)
平成 15 年〜16 年 独立行政法人科学技術振興事業団戦略的創造研究推進事業 研究員
平成 16 年〜18 年 京都大学情報学研究科 助手