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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】美術A

科目番号	11947	担当教員名	長岡　強	単位	2単位

科目群	一般	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	１年

授業概要
美術における表現や鑑賞について概説する。美術の基礎知識、基礎技法、造形感覚を身につけるために、基本的な制作演習を行う。
到達目標
美術の演習を通して美的感覚や表現技術を習得し、美的表現を実社会や日常生活に生かしていくことを目標とする。　重視する観点　①造形知識の理解②主体的な意欲的な取り組み③美的な表現技術④オリジナルな造形思考

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション造形要素について概説、色彩について概説	一斉講義形式による概説と質疑応答	学習のまとめをする(30分）
【2】	色彩について概説の続き、構成の原理について概説、色彩演習　課題の説明	一斉講義形式による概説と質疑応答	作品の構想を練る(30分）
【3】	構図について、ポスターカラーによる平面構成・彩色表現・鉛筆による下書き・配色の検討	彩色作品の制作(演習）	作品の制作(60分）
【4】	・ポスターカラーによる彩色表現	彩色作品の制作(演習）提出作品 №１	作品を完成させる(60分）
【5】	形体について概説、デッサンについて概説、鉛筆素描、ハッチングの練習、クロスハッチングによる立体感、遠近感、均衡、調子　　　幾何形体のデッサンの練習	一斉講義形式による概説と練習制作(演習）	作品の構想を練る(30分）
【6】	鉛筆素描　　　　構図　立体感　質感「紙コップと折り鶴のデッサン」	作品制作(演習）提出作品　№2	課題と取り組む(30分）
【7】	鉛筆デッサン　後半　　構図　立体感　質感などを考慮しながら身近なモチーフを選定して（各自でモチーフ決定）鉛筆デッサンをする」	作品制作(演習）	身近なモチーフの選定と練習(60分）
【8】	鉛筆デッサン（各自のモチーフの制作後半，提出）後半の授業は，次のテーマ：立体の発想練習（１）基礎編	作品制作（演習）提出作品　№3 一斉講義形式による概説と質疑応答　発想の練習	発想練習の復習と理解（30分）
【9】	立体の発想練習（２）応用編と課題提出	発想の課題提出　№4	発想練習の復習と理解(60分）
【10】	選択コースの説明・紙の造形（ピンポン玉・ケント紙による立体表現）又は石膏，F R Pによる立体表現　発泡スチロールによる有機的形態の追求選択コースの説明	一斉講義形式による概説と質疑応答ケント紙による造形　構想と試作又は発泡スチロールによる構想と試作	表現材料と表現方法、コンセプトを決める。作品制作（60分）
【11】	紙の造形又は，石膏による構想とエスキース	紙の造形又は石膏（F.R.Pも可）　演習	作品制作(60分）
【12】	ケント紙による本制作，石膏又はＦＲＰによる立体造形　　モデリングとカービングによる成形	ケント紙，石膏又はＦＲＰによる造形 (演習）	作品制作(30分）
【13】	美術鑑賞（日本の美・世界の美）	講義とスライド，ＤＶＤ鑑賞一斉講義形式・質疑応答	作品制作(30分）鑑賞の要点をまとめる(30分）
【14】	ケント紙による本制作（組み立て，接着等）石膏又はＦＲＰによる立体造形耐水ペーパーによる研磨　　最終課題の提出	立体造形選択制作品の課題提出№５	提出作品が出来ていない人は，美術教室で完成させる。
【15】	完成作品の講評会と芸術創造のＭ．Ｉ．Ｔ. まとめ	一斉講義形式・質疑応答	これまでの授業内容の整理をする(60分）

評価方法
平常点(遅刻すると制作のコンセプトがつかめないので遅刻や欠席をしないこと）２０％作品の制作状況、表現の追求(独創性・フィードバックした作品を重視する。安易にスマホ等の画像から引用しないこと）３０% 提出作品(№１～№5までの提出作品の評価）５０％
教科書
教科書は特に無いが，適宜，関連する資料の配付を行う。
参考図書
参考図書は特に無いが，適宜，関連する資料や参考図版の配付を行う。

備考

・授業で必要な画材や用具は、全てこちらで用意する。　
・運動性があり汚れてもよい服装で授業に臨むこと。
・課題提出のため、授業以外に制作を必要とすることがある。美術教室の空き時間を有効に利用すること。
・オフィスアワー　月曜日4，5講時（昼休み時間は，いつでも可）　研究室（14号館3階14302)