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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11947 | 担当教員名 | 佐原 玉恵 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 看護者として求められる基本的な資質・能力を意識しながら、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点を持ち、性生殖の特徴を踏まえた健康を支える看護実践行う。妊娠・分娩・産褥期、新生児期にある人の身体、心理、社会的変化や家族の変化などこれらの特性を踏まえて、対象者への家族に対する個別性のある、根拠に基づいた看護を実践する。また、倫理的視点を持ち、対象者の利益を最優先とし、ケアの質と安全管理についての能力を養う。看護者として、勉学、自己研鑽に励む姿勢を養う |
| 到達目標 |
| (1)態度（関心・意欲）：事前課題を含めて自ら積極的に学び、知識の確認と、技術の習得に向けて努力できる。対象者や周囲の人と適切なコミュニケーションがとることができ、必要な情報を得ることができる。また施設の環境からリスク要因を予測し，予防策を講じる姿勢がみられる。実習におけるインシデントに関連する報告、連絡を適切にすることができ，再発防止について考察できる。 (2)知識（理解）：妊娠分娩産褥期の女性の身体的・心理的・社会的変化と特性が理解できる。新生児の生理的変化が理解できる。胎外生活適応の生理的特徴や変化を理解できる。 (3)技能：事例を受け持ち対象者の情報からアセスメントし、看護計画に立案ができる。対象者のプライバシーに配慮し、ケアの安全を確保しながら対象者の観察、援助技術など基本的な技術を実践できる。 (4)思考・判断：看護過程を展開し、ケアの実施、修正ができる。学内日のカンファレンスで看護計画が発表でき、学生間で意見交換ができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | オリエンテーションを受けて、病棟、外来、NICU/GCUの特徴と対象者の状態を理解できる。病棟の看護目標が理解できる。 | 臨地実習科目である。徳島大学病院、徳島市民病院において、妊娠期〜産褥期にある女性とその子ども（新生児）を受け持ち看護過程を展開する。GCU、NICU、産科外来なども実習場所に含まれる。実習期間は2週間である。 | 実習要項に示されている事前課題を行う。指定された日に提出する。新生児の沐浴の自己演習を実習開始までに2回以上実施する。 |
| 【2】 | 対象者とのコミュニケーション、電子カルテなどから情報収集ができ、情報シートから対象者の概要を把握する。 | 受け持ち対象者の情報収集 | 受持ち情報シート作成 2時間程度 |
| 【3】 | 対象者にあった目標を設定し、観察項目を挙げ、バイタルサイン測定、退行性変化、進行性変化の観察ができる。 | 受け持ち対象者の状態を観察をする。 | 受持ち情報シート作成 2時間程度 |
| 【4】 | 対象者の産褥経過をアセスメントし個別の看護問題を挙げることができる。 | 得た情報をアセスメントし、看護問題を挙げる。 | 関連図、看護計画表作成 2時間程度 |
| 【5】 | 対象者の新生児を観察し新生児の生理的変化、正常か正常逸脱かの判断ができる。 | 受け持ち対象者の新生児の観察。 | 関連図、看護計画表作成 2時間程度 |
| 【6】 | 母子関係に着目し、母子相互作用、母乳育児について理解できる。 | 母子関係の視点からも看護問題を挙げる。 | 関連図、看護計画表作成 2時間程度 |
| 【7】 | 産褥経過から、母親役割取得について理解し、対象者の状態をアセスメントする。必要なケアについて計画立案できる。 | 計画立案と実施 | 看護ケアの実施と評価 2時間程度 |
| 【8】 | 看護過程を展開する。 | 看護過程の展開 | 看護ケアの実施と評価 2時間程度 |
| 【9】 | 計画実施する。 | 計画の修正と実施 | ケア計画の修正と再評価 2時間程度 |
| 【10】 | 評価修正する。 | 評価 | ケア計画の修正と再評価 2時間程度 |
| 【11】 | 病棟にて実習の学びを発表できる。 | 病棟カンファレンスにて学びの発表。 | 学びの確認 2時間程度 |
| 【12】 | 学内カンファレンスにて計画発表できる。 | 学内カンファレンスで看護過程の発表 | 記録作成 2時間程度 |
| 【13】 | 母性看護学実習の学び、今後の課題を提示できる。 | 決められた期日に記録の提出をする。 | 記録提出 |
| 評価方法 |
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| 事前課題30％、実習記録60％、実習態度10％、などから総合的に評価する。 |
| 教科書 |
| 既習の関連科目で使用した教科書を使用する。 |
| 参考図書 |
| 母性看護学�供．泪織縫謄�サイクル 母と子そして家族へのよりよい看護実践 (南江堂)ウェルネスから見た母性看護過程（医学書院）カラーで学ぶ妊産褥婦のケア （医歯薬出）カラーで学ぶ新生児の観察と看護技術 ウェルネス看護診断に基づく母性看護過程（医歯薬出版） 写真とCDでわかる周産期ケア（医学芸術社） 新生児の観察と看護技術（医歯薬出版） |
| 備考 |
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| 佐原玉恵、坂東恭子が指導にあたる。 オフィスアワー（佐原玉恵）：木曜日17:00〜18:00 オフィスアワー（板東恭子）：金曜日13:00〜18:00 実務経験（佐原玉恵）：1987-2001 徳島大学病院助産師 2001-2002徳島大学病院看護師 2002-2008徳島大学医学部保健学科助教（板東恭子）：2005-2013つるぎ町立半田病院助産師 2013.4-2013.6 小松島市役所 2014-2016徳島文理大学助産学専攻科非常勤 |