徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    義肢装具学実習（Prosthetics and Orthotics Practicum)

科目番号12075担当教員名長田　悠路単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
義肢装具の構造を理解し臨床現場で重要となる動作分析、装具の選定、アライメントの調整について、理論の学習と体験を行う。義肢に関しては、断端管理のための弾性包帯の巻き方、模擬義足のアライメント調整を体験する。装具に関しては、長下肢装具の調整、各種装具の装着体験などを通じて、装着時のチェックアウトのポイントを体験する。また、体験模擬義足、短下肢装具を装着した状態での歩行訓練、荷重訓練等応用力を高め臨床実習にも役立てる。
到達目標
知識：基本的な義肢・装具の目的や構造、適応を理解し説明できる。
態度：義肢・装具の調整体験について関心を深め積極的にグループワークを実施する。
技能：断端モデルに弾性包帯を適切に巻くことができる。義肢・装具のアライメントの調整が行える。
思考：異常歩行動作を考察し、適切な義肢・装具の選択ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション（授業スケジュールの確認と、各実習後の提出物と評価方法の説明）
ビデオ学習		講義と質疑応答
資料配付
DVD学習		予習：シラバスを読み，関連する項目について前期科目「義肢装具学」のテキストを読んで復習しておく。（60分）
復習：授業で説明を受けた実習の手順・評価方法について確認をする。（30分）
【2】課題A（義肢課題）の詳細についての説明講義と質疑応答
資料配付		予習：シラバスを読み，関連する項目について前期科目「義肢装具学」のテキストを読んで復習しておく。（60分）
復習：授業で説明を受けた実習の手順・評価方法について確認をする。（30分）
【3】課題B（断端管理課題）の詳細についての説明講義と質疑応答
資料配付		予習：シラバスを読み，関連する項目について前期科目「義肢装具学」のテキストを読んで復習しておく。（60分）
復習：授業で説明を受けた実習の手順・評価方法について確認をする。（30分）
【4】課題C（装具課題）の詳細についての説明講義と質疑応答
資料配付		予習：シラバスを読み，関連する項目について前期科目「義肢装具学」のテキストを読んで復習しておく。（60分）
復習：授業で説明を受けた実習の手順・評価方法について確認をする。（30分）
【5】課題A-1「アライメント義足の完全分解と組み立て」グループでの実習・討議予習：配布資料の「義足のアライメント調整の方法」および、「義肢装具学」のテキストP71-76（ベンチアライメント設定）を読んでおく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP71-76（ベンチアライメント設定）を改めて読んで実習内容を振り返る。（30分）
【6】課題A-2「アライメント義足を用いた基本的なソケットの角度調整」グループでの実習・討議予習：配布資料の「義足のアライメント調整の方法」および、「義肢装具学」のテキストP71-76（ベンチアライメント設定）を読んでおく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP71-76（ベンチアライメント設定）を改めて読んで実習内容を振り返る。（30分）
【7】課題A-3「体験模擬義足の分解と長さ調整」グループでの実習・討議予習：配布資料および「義肢装具学」のテキストP76-83（スタティックアライメント設定）を読んでおく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP76-83（スタティックアライメント設定）を改めて読んで実習内容を振り返る。（30分）
【8】課題A-4「義足の調整体験�　�グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP121-129を読んで理解しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP121-129を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【9】課題A-5「義足の調整体験�◆�グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP121-129を読んで理解しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP121-129を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【10】課題A-6「義足患者への理学療法体験」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP179-227を読んで理解しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP179-227を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【11】課題B-1「大腿切断への弾性包帯の巻き方」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP169-174を読んで理解しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP169-174を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【12】課題B-2「下腿切断への弾性包帯の巻き方」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP169-174を読んで理解しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP169-174を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【13】課題B-3「上腕切断への弾性包帯の巻き方」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP169-174を読んで理解しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP169-174を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【14】課題B-4「前腕切断への弾性包帯の巻き方」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP169-174を読んで理解しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP169-174を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【15】課題B-5「断端モデルへの義足装着」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP47-130の下肢義足の種類と特徴を確認しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP47-130を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【16】課題B-6「断端モデルへの義手装着」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP228-240を読み、義手の種類とパーツを確認しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP228-240を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【17】課題C-1「ヒートガンによるプラスチック装具の修正」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP265-279を読み、プラスチック装具のチェックアウトを確認しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP268-279を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【18】課題C-２「長下肢装具のカットダウン」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP253-265を読んで理解しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP253-265を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【19】課題C-３「クレンザック継手の調整」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP253-274を読み、足関節継ぎ手の特徴とその仕組みを確認しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP253-274を読み返し，実習で体験したことを照合する。（30分）
【20】課題C-４「体幹・膝・短下肢装具装着体験」グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」の授業で配布した各種義肢装具カードの名前と適応を確認しておく。（60分）
復習：体験した義肢装具についてレポートにまとめる。（30分）
【21】課題C-５「片麻痺患者の歩行分析と適応装具の検討�　廖米虻酳�析）グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP376-381を読み、歩行の動作分析のポイントを確認しておく。（60分）
復習：観察した内容を「義肢装具学」のテキストP376-381と照らし合わせて確認する。（30分）
【22】課題C-６「片麻痺患者の歩行分析と適応装具の検討�◆廖淵譽檗璽蛤鄒�）グループでの実習・討議予習：「義肢装具学」のテキストP244-282を読み、各種短下肢装具の適応について確認しておく。（60分）
復習：「義肢装具学」のテキストP244-282を読み、自分が作成したレポート内容と照らし合わせて確認する。（30分）
【23】総括「実習のまとめと実技テストの説明」講義と質疑応答
資料配付		予習：配布資料をもとに今までの実習内容を振り返る（60分）
復習：実技テストに向けて練習を行う（30分）
評価方法
【実技試験】
配点：50％
内容�｜巴爾悗涼得�包帯の巻き方（所要時間、圧迫の程度、美しさ、隙間の有無などを評価）
内容�▲▲薀ぅ瓮鵐筏疎�の調整（指定した課題に合わせた調整を行い、その所要時間と正確性を評価）

【レポート】
配点：50％
内容�ー遜�レポート（課題に合わせた調整前後の写真をオンラインにて提出）
内容�⊆遜�感想文（実践した感想、難しかった部分、調整に要した時間などを記載して提出）


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教科書
義肢・装具学〜異常とその対応がわかる動画付き〜（羊土社）
参考図書
（１）義肢装具学 第4版（医学書院）
（２）義肢学 第3版（医歯薬出版）
（３）義肢装具のチェックポイント（医学書院）
（４）切断と義肢 第2版（医歯薬出版）
備考
【担当教員】
長田悠路（平成18年〜27年　誠愛リハビリテーション病院理学療法士勤務，平成27年〜30年　中伊豆リハビリテーションセンター理学療法士勤務）

【オフィスアワー】
水曜　9：00〜12：00（23号館8階　研究室）