徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    助産診断技術学�機頁タ唄�）

科目番号12189担当教員名岡島　真理子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
妊娠期の女性の身体的・心理的変化と胎児の発育・健康状態を知り、助産診断・助産過程の展開に必要なアセスメント力及びケアの基本的な知識・技術を学ぶ。
到達目標
１．知識（理解）：妊娠期の助産診断・助産過程展開の基本的な考え方が理解できる。
２．態度（関心・意欲）：妊娠期における女性と胎児の健康状態をアセスメントする方法及びケアについて説明できる。
３．技能（表現）：妊娠期の女性とその家族に必要な保健指導を計画立案することができる。
４．思考・判断：正常な妊娠経過、妊娠中に起こりやすい異常についてアセスメントし、ケア方法がわかる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】妊娠の生理�　�妊娠の診断、分娩予定日の診断、妊娠経過の診断　　　　　　（担当:東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座6：第2章（P42〜P77）妊娠の生理について自己学習する。(1〜2時間）
【2】妊娠の生理�◆�母体の変化、胎児の発育・健康状態、胎児付属物の状態　　　　（担当:東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座6：第2章（P42〜P77）妊娠の生理について自己学習する。(1〜2時間）
【3】妊娠期のフィジカルイグザミネーション・アセスメント��講義・演習【予習】助産学講座6：第1章（P2〜P40）、第5章（P160〜P209）、助産技術アドバンス（P12〜P47)、根拠と事故防止からみた母性看護技術（P4〜P72）妊娠期のフィジカルアセスメント、妊婦に対する診察技術について自己学習する。(60分）【演習後】反復練習すること。(60分）
【4】妊娠期のフィジカルイグザミネーション・アセスメント��講義・演習【予習】助産学講座6：第5章（P160〜P209）、助産技術アドバンス（P12〜P47)、根拠と事故防止からみた母性看護技術（P4〜P72）妊娠期のフィジカルアセスメント、妊婦に対する診察技術について自己学習する。（60分）【演習後】反復練習すること。(60分）
【5】妊娠期のフィジカルイグザミネーション・アセスメント��講義・演習【予習】助産学講座6：第5章（P160〜P209）、助産技術アドバンス（P12〜P47)、根拠と事故防止からみた母性看護技術（P4〜P72）妊娠期のフィジカルアセスメント、妊婦に対する診察技術について自己学習する。（60分）【演習後】反復練習すること。(60分）
【6】妊娠期の心理・社会的変化とアセスメント・ケア講義【予習】助産学講座6：第3章（P80〜P96)、第5章（P281〜P288）妊娠期の心理・社会的変化とアセスメントについて自己学習する。（60分）
【7】妊婦期のアセスメントとケア�　�日常生活適応のためのケア：食事と栄養、休息と活動、排泄、清潔講義・演習【予習】助産学講座6：第5章（P210〜P214）、第6章（P216〜P288)、根拠と事故防止からみた母性看護技術（P74〜P110）妊婦への支援、妊婦の日常生活適応のための生活援助技術について自己学習する。（60分）【演習後】反復練習すること。(60分）
【8】妊娠期のアセスメントとケア�◆Д泪ぅ福璽肇薀屮襪悗梁仆茵�骨盤ケア講義・演習【予習】助産学講座6：第6章（P216〜P288）、根拠と事故防止からみた母性看護技術（P74〜P110）妊娠期のマイナートラブルへの支援、骨盤ケアについて自己学習する。（60分）【演習後】反復練習すること。(60分）
【9】妊娠期のアセスメントとケア��：親準備・出産準備へのケア、母乳育児支援講義・演習【予習】助産学講座6：第6章（P258〜P288）、根拠と事故防止からみた母性看護技術（P74〜P110）親になる準備のケア・出産準備教育について自己学習する。（60分）【演習後】反復練習すること。(60分）
【10】妊娠期の助産診断・助産過程�　Ы�産診断の意義・類型・定義・診断指標講義【予習】助産学講座6：第5章（P160〜P173）、実践マタニティ診断（P30〜P112)、今日の助産（P19〜P348）妊娠期の助産診断について自己学習する。事例を用いてケア計画を立案する。 (60分）
【11】妊娠期の助産診断・助産過程�◆Щ�例展開講義・グループワーク【予習】助産学講座6：第5章（P160〜P173）、実践マタニティ診断（P30〜P112)、今日の助産（P19〜P348）妊娠期の助産診断について自己学習する。事例を用いてケア計画を立案する。 (60分）
【12】妊娠期の助産診断・助産過程��：事例展開、保健指導案の立案講義・グループワーク【予習】助産学講座6：第5章（P160〜P173）、実践マタニティ診断（P30〜P112)、今日の助産（P19〜P348）妊娠期の助産診断について自己学習する。事例を用いてケア計画を立案する。 (60分）【保健指導案の立案】助産診断・ケア計画に基づいた保健指導案を立案する（3時間）
【13】妊娠期の異常：産科合併症　　　（担当:東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座6：第4章（P98〜P134）妊娠期の異常について自己学習する。(1〜2時間）
【14】ハイリスク妊娠、感染症　　　　（担当:東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座6：第4章（P135〜P158）ハイリスク妊娠について自己学習する。(1〜2時間）
【15】妊娠期の助産診断に必要な検査、妊娠中の処置および使用される薬剤　　　　　（担当:東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座6：第8章（P344〜P391）妊娠期における検査･薬剤･手術について学習する。(1〜2時間）
評価方法
最終試験80％・課題レポート10％・小テスト10％
※演習では随時助産技術チェックを実施するので、主体的に自己練習を重ねること。
※課題レポートには事例を用いた助産診断・ケア計画立案、保健指導案立案が含まれる。
※課外活動：課題レポートには11月3日に開催される『いいお産の日』に学生ボランティアとして参加し、地域子育て支援における助産師の役割についての考えをレポートにまとめる。
教科書
我部山キヨ子・武谷雄二編：助産学講座7　助産診断・技術学��[1]　妊娠期（医学書院）、平澤美恵子編：写真でわかる助産技術アドバンス（インターメディカ）、北川真理子編：今日の助産　改訂第4版（南江堂）、石村由利子編：根拠と事故防止からみた母性看護技術　第2版（医学書院）、日本助産診断・実践研究会編：実践マタニティ診断　第4版（医学書院）、日本助産診断・実践研究会編：マタニティ診断ガイドブック第5版（医学書院）、三宅馨監修：はじめての胎児心拍数モニタリング（メディカ出版）、荒木勤著：最新産科学改訂第22版　正常編･異常編（文光堂）、医療情報科学研究所著：病気が見える　vol10　産科（メディックメディア）
参考図書
我部山キヨ子・武谷雄二編：助産学講座2　基礎助産学[2]母子の基礎科学、我部山キヨ子・武谷雄二編：助産学講座3　基礎助産学[3]母子の健康科学、我部山キヨ子・武谷雄二編：助産学講座5　助産診断・技術学�機憤絣惱餘　法�久具宏司監修：周産期ビジュアルナーシング（学研）、金井雄二著：これから始める周産期超音波の見かた　改訂2版（メディカ出版）
備考
※助産師教育課程選択する方は必修
オフィスアワー：東敬次郎；月曜日（17：00〜18：00）,岡島真理子；金曜日（13:00〜16:00）
東敬次郎：1987年より徳島大学医学部産婦人科助手、1999年4月より徳島市民病院産婦人科主任医長
岡島真理子：1985年4月〜2016年3月徳島県立中央病院助産師（うち1991年4月〜2001年3月徳島県立看護専門学校専任教員）