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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】援助的人間関係論

科目番号	12234	担当教員名	舟井　貴久子	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
看護職として必要不可欠な人々の相互関係を成立・発展させるための基本的態度と技術を養う。
到達目標
①知識（理解）：コミュニケーションが人々との相互の関係に影響することが理解できる。 ②態度（意欲・関心）：多様な人々の生活・文化を尊重するための知識・技術・態度について関心を持ち、積極的に学ぶことができる ③技能（表現）：演習を通してより良い支援に向けたコミュニケーションを身につけることができる。 ④思考・判断：コミュニケーションをとる中で、お互いの言動の意味と考えを認知・共感することができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス：今後の授業計画について説明援助的人間関係（論）とは何かについて説明	講義	予習：教科書の関連項目（第1章）を熟読する課題：次回講義までに自己紹介カードを作成、演習の準備を行う（30分）
【2】	人間関係をつくる技法① １．コミュニケーションとは：分類、機能、構成要素について説明２．コミュニケーション技法とは：言語的・非言語的コミュニケーションについて説明３．作成したカードを使用して自己紹介を行う	講義・演習	予習：教科書の関連項目（第5章）を熟読する課題：コミュニケーション技法を意識しながら友人、家族とのコミュニケーションを図る時間を確保し実践する（30分）
【3】	人間関係をつくる技法② 効果的なコミュニケーション技法（態度・質問方法）と阻害要因について説明	講義	予習：教科書の関連項目（第5章）を熟読する課題：友人、家族との会話中の自己の態度等を振り返り、コミュニケーションにおける課題を見つける（30分）
【4】	人間関係をつくる技法③ コーチングとカウンセリングについて説明	講義	予習：教科書の関連項目（第6、7章）を熟読する課題：コーチングとカウンセリングについてまとめる（30分）
【5】	人間関係の中の自己と他者：自己理解と他者理解の必要性について説明	講義	予習：教科書の関連項目（第1章）を熟読する課題：コミュニケーションにおける自分の傾向についてまとめる（30分）
【6】	コミュニケーション演習① コミュニケーションにおける自分の傾向を知る	演習	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【7】	コミュニケーション演習② １．プロセスレコード２．リフレクション	演習	予習：配布した資料、教科書の関連項目（第10章）を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【8】	コミュニケーション演習③ コミュニケーションにおける自分の課題を意識しながらコミュニケーションをとってみる	演習	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【9】	看護におけるコミュニケーション① １．医療の場のコミュニケーションについて説明２．コミュニケーションにおける看護師に求められる態度について説明	講義	予習：教科書の関連項目（第9章）を熟読する課題：コミュニケーション時に求められる看護師の姿勢・態度についてまとめる（30分）
【10】	看護におけるコミュニケーション② 情報伝達としてのコミュニケーション（観察・記録・報告）について説明	講義	予習：教科書の関連項目（第9章）を熟読する課題：医療現場において必要な情報とは何かをまとめる（30分）
【11】	コミュニケーション演習④ ベッドサイドでのコミュニケーション：コミュニケーションにおける看護師に求められる態度を知る　　　　　　　　　　　　　　　　　　上手な言葉の掛け方を知る	グループワーク	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【12】	コミュニケーション演習⑤ 情報伝達におけるコミュニケーションの使い方と効果的な方法を知る	グループワーク	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【13】	集団でのコミュニケーション１．集団の特性、地位と役割について説明２．グループダイナミクスについて説明	講義	予習：教科書の関連項目（第4章）を熟読する課題：集団でのコミュニケーションにおける個の役割などについてまとめる（30分）
【14】	コミュニケーション演習⑥ カンファレンスを計画し、実施する	グループワーク	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認する課題：演習レポートを作成する（30分）
【15】	まとめ	講義	予習配布した資料、教科書の関連項目を確認する課題：学んだコミュニケーション技法を使ってコミュニケーションが図れるよう、積極的に人と関わる機会をつくる（30分）

評価方法
筆記試験：40％　課題：30％　演習態度：30％
教科書
石川ひろの他　人間関係論　医学書院　第3版
参考図書
服部洋子　人を育む人間関係論　援助専門職者として、個人として　医学書院

備考
オフィスアワー：金曜日　11時～12時　3号館9階研究室クラスコード：frwhygu 1999年～2008年　看護師として勤務森恭子先生ととともに担当する