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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 12240 | 担当教員名 | 宮川 操 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3 |
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| 授業概要 |
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| 急性期病院で2週間の臨地実習を行い、周手術期または生体侵襲の大きい検査・治療を受ける患者を原則1名受け持ち、看護過程を展開する。 急性期にある対象者を身体的・心理的・家族の特徴社会的側面から理解し、生命の維持と生活機能の回復に向けた看護実践に必要な基礎的能力を修得する。また、看護専門職としての基礎的態度および倫理観を形成する。 臨地実習を通して、既習の知識（理論）、技術を統合し、実践へ適応する力を高める。 |
| 到達目標 |
| 【知識】 手術や侵襲的な検査・治療が身体的・心理的・社会的側面に及ぼす影響を根拠に基づいて説明できる。 【態度】 看護学生として臨地実習に臨む際の適切な態度が実践できる。 【技能】 手術や治療を受ける対象に必要な看護を考え、実践・評価できる。 急性期（周手術期）にある患者と家族の特徴を理解し、不安や身体的苦痛に対する援助が指導の下できる。 手術や治療を受ける対象との相互作用によって、援助的人間関係を形成することができる。 【思考・判断】 実施した看護援助を振り返り、自己の課題を述べることができる。 医療チームにおける看護師の役割、急性期病院から在宅管理への看護の役割を考察することができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 別途定めたガイダンス日程で、説明および事前課題を確認する。 実習の目標とスケジュール、健康管理についての確認 実習記録ならびにケースレポートの作成についての説明 事前課題の説明と確認 事前課題として、「目で見る周手術期看護」シリーズ（DVD）の閲覧をしておく。 | 学内演習 | 実習要項を熟読し、実習の心構えをする。 事前課題のレポート作成（内容の確認をします）。事前課題学習を通して、急性期看護に必要な基礎的な知識及び看護援助技術を復習する。 患者を理解するための情報収集に関する準備（項目の一覧作成）をしておく。 |
| 【2】 | 実習内容は、「臨地実習要項 急性期看護学実習」に基づき実習を展開する。（詳細は「実習要項」に記載する）。実習方法は、臨地において急性期・周手術期にある対象者を通して、看護の展開を行う。 対象者の看護問題を明確化し、立案された看護計画に基づきケアを実践し、評価する。看護師と共に看護を実践する。 | 臨地実習（終日） | 看護過程の展開について復習をしておく。 |
| 【3】 | 臨地実習1日目 病棟のオリエンテーションを受ける。 受け持ち患者の決定、情報収集 | 臨地実習（終日） | 実習病院・病棟の特徴を調べて参加する。（30分） 行動計画を作成して臨む。 |
| 【4】 | 2日目以降 受け持ち患者の看護上の問題に対し看護計画を立案し、担当看護師と共に看護ケアを実践する。 | 臨地実習（終日） | 受け持ち患者の持つ疾患について、その病態生理、経過について学習する。看護過程の展開に必要な知識・技術の充足と確認を行う。（60分） |
| 【5】 | 急性期看護で重要な内容の見学及び実施を行う。 | 臨地実習（終日） | 毎日、日々の看護体験を実習記録にまとめる。また、コミュニケーション内容も気重視、振り返る。（60分） |
| 【6】 | 1週目病棟カンファレンスに参加する。 受け持ち患者の全体像を把握し、看護の方向性を明確化する。 | 臨地実習（終日） | 看護問題を明らかにする視点で、日々、アセスメントをしながら患者情報を収集・整理する。担当患者の看護上の問題を抽出し、看護計画を立てる。（60分） |
| 【7】 | 実習2週目 看護計画に基づき、担当看護師と共に看護ケアを実施し、評価する。 | 臨地実習（終日） | 病態生理を理解したうえで、必要となる看護について学習する。 毎日、立案した看護計画に基づき実施したケア内容と評価を実習記録に記述する。（60分） |
| 【8】 | 日々のカンファレンスでは、グループ間で情報共有を行い、学びを共有し学修を深める。 | 臨地実習（終日） | 急性期看護、周術期看護に焦点を当て、カンファレンスで問題提起しあい、共有した内容や疑問を解決するための自己学習を行う。（30分） |
| 【9】 | 病棟カンファレンスを通して自己洞察を深め、自己課題を明らかにするとともに、自己啓発に努める。 | 臨地実習（終日） | カンファレンス資料の作成を行う。（作成できるまで） 病棟カンファレンスの資料を当日朝までに作成する。 |
| 【10】 | 学内実習 病態生理および情報収集の視点の確認、アセスメント、周手術期看護の概要の確認 ケースレポートの作成（担当患者への看護実践を振り返り、今後の看護に活用する） 臨地実習における看護過程を整理し、記録する。 実習グループメンバー同士による協力体制および患者・患者・家族、看護に向き合う姿勢態度の向上 | 学内演習 | 実習過程を記録で振り返り、実習要項を参照しケースレポートを作成する。（90分） 実習記録をまとめ、実習の自己評価を添えて、指定された期日までに提出する。 |
| 評価方法 |
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| 実習の達成度（急性期看護学実習評価表）：対象把握およびアセスメント（18％）・看護計画の立案、実施、評価（24％）・援助的人間関係の形成（9％）・グループ内での協力（6％）・態度（18％）・ケースレポート25％を評価し、事前課題、実習における平常点等、総合的に評価する。 |
| 教科書 |
| ＮＡＮＤＡ-Ｉ看護診断 定義と分類 2018-2020，医学書院 |
| 参考図書 |
| 林直子・佐藤まゆみ編，「成人看護学 急性期看護�機ヽ杵澄�周手術期看護 改訂第3版」，南江堂 エビデンスに基づく看護ケア関連図シリーズ 中央法規 その他、実習開始前・ガイダンス時に、適宜紹介する。 |
| 備考 |
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| オフィスアワー：水曜日 13：00〜15：00 実務経験 昭和54年4月〜平成24年3月 徳島大学病院看護師 |