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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】在宅看護学実習

科目番号	12307	担当教員名	波止　千惠	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	4年

授業概要
暮らしの場（在宅・施設等）を含めた在宅療養者とその家族の特徴について理解し、ケアニーズを持つ人が、住み慣れた地域で自分らしい生活を続けることができるようにするための援助技術の基本を学ぶ。また、在宅療養者とその家族をサポートする在宅アシステムにおいて、多様な専門職及び地域の人と連携・協働する看護職者の役割と機能を学ぶ。
到達目標
1．知識（理解）：暮らしの場（在宅・施設等）を含めた在宅療養者とその家族の特徴について説明できる。2．態度（関心・意欲）：看護学生としてのマナーを守り、チームの一員として積極的にケアに参画できる。3．技能：対象者のニーズに応じた看護過程を展開し、援助方法を考察できる。4．技能：必要な支援を得ながら看護を実践し、報告・記録・評価できる。5．思考・判断：在宅ケアシステムにおいて、多様な専門職及び地域の人と連携・協働する看護職者の役割について考察できる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	１．事前の学内オリエンテーション1日　２．実習場所：訪問看護ステーション17か所　３．実習時間：8：30～16：30を原則とし、実習先の状況に合わせる。４．実習スケジュール：実習施設：月～木×2週間（8日）、学内実習：金×２週間（2日）５．実習展開：①実習先の指導者より実習施設の概要、注意事項等のオリエンテーション②可能な範囲で訪問事例の収集を行い、訪問事例の全体像、訪問目的、訪問計画を把握する。その後訪問看護師とともに同行訪問し、援助場面の見学や参加を通して各対象者の特性や援助方法を学ぶ。③訪問看護師との同行で、2回以上訪問可能な1事例については、実習指導者の助言・指導の下、実施可能な看護援助を体験する。④対象者の承諾を得た場合、実習指導者・訪問看護師の助言・指導の下、実施可能な看護援助を体験する。⑤ケース会議には積極的に参加し、対象者やその家族に対する理解を深める。⑥訪問看護ステーションおよび他の施設での実習を通して、それぞれの職種における役割を理解し、多職種・多機関の連携・協働の実際を学ぶ。６．カンファレンス：日々のカンファレンスでは学生間で学びを共有し、施設実習の最終日のカンファレンスでは実習での学びと自己の課題を明確にする。	実習	・実習前に提示した、実習先についてホームページ等で情報を収集する。また実習前に実習時間に合わせて訪問し、場所の確認や交通手段・所要時間を確認する。・教員が実習先に事前訪問をして実習先の事前課題や看護技術についての学　習内容を提示する。実習前までに自己学習し、ノートを作る。・実習中に新たに得た課題についてもその都度自己学習を行う。(学習時間：約2時間/日）

評価方法
実習記録40％、実習態度30％、自己学習・カンファレンス等への参加度30％をもとに、総合的に評価する。
教科書
在宅看護学概論、在宅看護援助論で使用したテキスト、資料
参考図書
在宅看護学実習用に利用・貸出可能な図書を多数準備しています。必要な学生は教員まで申し出ること。昨年度の実習内容の資料を基に、疾患の理解、看護技術、看護過程の復習を実習までに各自で行っておくこと。

備考

オフィスアワーは火曜日の16時から18時　（実務経験）1983年4月～1995年3月九州厚生年金病院看護師　1995年4月～2006年3月九州厚生年金看護専門学校専任教員　2006年4月～2009年3月在宅介護支援センター管理者　2009年4月～2014年3月国際医療福祉大学福岡看護学部において看護学教員　2014年4月～2019年3月純真学園大学保健福祉学部において看護学教員