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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】福祉行財政と福祉計画

科目番号	12435	担当教員名	小森　將晴	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	3年

授業概要
国・都道府県・市町村の役割や関係、財源・組織など、社会福祉行財政の実施体制について学習する。また、各種福祉計画の意義、目的、内容等について理解し、策定・進行管理についても理解を深める。なお、効果性の状況により、順序、区分等を変更する場合がある。
到達目標
①知識 :福祉行財政及び各種計画の概要を説明できる。　②態度：社会福祉行政施策や予算の動向に関心を持つ。　③技能：自らの言葉で表現できる　④思考・判断：施策や事業の意図、狙いを考える。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション・福祉制度の体系　社会保障と社会福祉、福祉関係法制	一斉講義、	社会保障の範囲、福祉法制についてアウトラインを押さえておく。、「キーワード」での振返り
【2】	福祉制度の歴史① 　戦前の社会福祉制度、戦後の基礎構造確立期	一斉講義、振返り	日本の戦前及び戦後の確立期について、社会状況との関連で考えておく。「キーワード」を中心に振返る。
【3】	福祉制度の歴史② 　社会福祉の発展期、福祉見直し期から現在まで	一斉講義、振返り	現在までの制度変遷を社会状況から考えておく。「キーワード」での振返り
【4】	国・地方の役割と実施体制等① 　国と地方自治体の関係	一斉講義、振返り（小テスト）	国の役割を中心にアウトラインを押さえておく。「キーワード」での振返り
【5】	国・地方の役割と実施体制等② 　都道府県の役割、市町村の役割、福祉サービスと利用システム	一斉講義、振返り	地方自治体の役割とその意義について考えておく。小テストと「キーワード」の振返り
【6】	福祉の財源① 　財政の機能、国及び地方自治体の財政	一斉講義、振返り	国の社会保障費の推移とその要因及び地方の民生費の推移等について考えておく。「キーワード」での振返り
【7】	福祉の財源② 　民間の福祉財源、公費負担方式と社会保険方式、措置費	一斉講義、振返り（小テスト）	公費負担方式と社会保険方式の特徴及び措置費制度の変遷について概観しておく。「キーワード」での振返り
【8】	福祉の組織・団体の役割① 　各福祉行政機関の機能と役割、社会福祉協議会	一斉講義、振返り	各機関の対象者・特徴について、考えておく。「キーワード」での振返り
【9】	福祉の組織・団体の役割② 　地域包括支援センター、社会福祉法人、社会福祉施設福祉行政における福祉の専門職の役割	一斉講義、振返り	社会福祉法人及び専門職について調べておく。小テストと「キーワード」での振返り
【10】	福祉行財政の動向① 　福祉をめぐる裁判、児童福祉法・介護保険法の改正経緯	一斉講義、振返り（小テスト）	各法改正の背景とその後の状況変化について考えておく。「キーワード」での振返り
【11】	福祉行財政の動向② 　社会福祉基礎構造改革、障害者支援、地方分権、生活困窮者自立支援制度、地域共生社会	一斉講義、振返り	制度改正の背景と効果について考えておく。「キーワード」での振返り
【12】	福祉計画の目的と意義、方法	一斉講義、振返り	福祉計画の歴史的経緯と時代背景について考えておく。「キーワード」での振返り
【13】	福祉計画の実際① 　地方自治体の総合計画、老人福祉計画・介護保険事業計画、	一斉講義、振返り（小テスト）	各計画の法的根拠と守備範囲について、アウトラインを押さえておく。小テストと各計画の特徴について振返り
【14】	福祉計画の実際② 　子ども・子育て支援事業計画、障害者計画・障害福祉計画、地域福祉計画	一斉講義、振返り	各計画の法的根拠と守備範囲について、アウトラインを押さえておく。各計画の特徴について振返り
【15】	まとめ	一斉講義	全般的振り返り

評価方法
試験70%、小テスト・レポート（振返りでフィードバック）・授業への取組姿勢等30％を目安とする。　 2/3以上の出席が必要
教科書
永田祐/岡田忠克編「よく分かる福祉行財政と福祉計画」ミネルヴァ書房、2018年版
参考図書
適宜、関連資料を配布します。

備考

【クラスコード】 t7iu3rj

昭和54年4月～平成25年3月　徳島県職員
　その間、福祉事務所(ケースワーカー)、東京事務所(厚生省担当）、医療・保健・福祉部門及び企画部門を中心に勤務。
平成25年4月～平成31年3月　日本赤十字社職員(徳島県支部）　
　
　　※　オフィスアワー：木曜　第１限 25号館11階　研究室で（事前連絡を）　