徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    経済史

科目番号12496担当教員名古家 弘幸単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
現代の世界をリードする欧米諸国は、どのようにして経済を発展させてきたのだろうか。なぜ日本は、東洋でいち早く先進国の仲間入りを果たせたのだろうか。欧州がまだ貧しかった中世から、英国が産業革命で「最初の工業国家」になった近世を経て、21世紀の現在に至るまで、世界の経済において工業化が発生し展開してきたプロセスを辿る。
到達目標
知識(理解):経済の歴史を深く理解する。公務員志望者は、経済史関係の問題が解けるようになる。
態度(関心・意欲):世界の経済について広く関心を持つ。
技能(表現):過去から現在、そして未来へと、経済を「線」で理解し、そこに自分を位置付けて、将来の進路志望を他人に説明できるようになる。
思考・判断:講義で習得した知識を応用して未来の社会について自分で考えることができるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】経済史の視角講義。講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【2】中世欧州の封建社会の成立―農村社会と都市経済講義。教科書の10–21ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【3】市場経済の萌芽―都市と近代商業社会の出現講義。教科書の22–40ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【4】商業革命と国民国家の形成講義。教科書の41–53ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【5】欧州の重商主義講義。教科書の54–67ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【6】商業革命時代の工業とプロト工業化講義。教科書の68–81ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【7】英国の産業革命―「最初の工業国家」の誕生講義。教科書の82–92ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【8】英国の産業革命―「最初の工業国家」の誕生 (続き)講義。教科書の92–107ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【9】英国産業革命の光と影―ヴィクトリア繁栄期の諸相講義。教科書の108–125ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【10】米国の工業化講義。教科書の126–143ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【11】日本の工業化講義。教科書の144–165ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【12】経済の国際化―自由貿易体制と金本位制の成立講義。教科書の166–178ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【13】不平等化する世界―帝国主義と南北問題講義。教科書の179–186ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【14】現代の経済講義。教科書の187–204ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【15】まとめ講義。期末テストに向け、前週までの内容の総復習をする。アクティブ・ラーニング(18時間30分)。
評価方法
平常点、レポート(40%程度)と期末試験(60%程度)を総合的に評価する。講義回数の3分の1以上の欠席、または定期試験未受験の場合は、単位不認定。

課題・定期試験などについては、グーグルクラスルームにおいてフィードバックを行う。
教科書
『物語 経済史』(ふくろう出版、2008年)。
参考図書
講義の中で適時、紹介する。
備考
公務員試験の社会科学科目に対応している。板書中心に進めるので、自筆ノートを作成するように心がけること。必要に応じて参考資料も配布する。

科目ナンバー 8AEC111L

オフィスアワー 水曜4限 23906号研究室

なお、オフィスアワー以外の面会に関しては、事前に必ずメール等を通して連絡すること。

実務経験 なし