徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品分子構造学特別講義

科目番号12517担当教員名高橋 昌江単位4単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次1年
授業概要
生命維持に欠かすことのできないビタミンや疾患の治療に必要な薬物が効果を発揮するには、体内に存在する酵素や受容体等のタンパク質と結合しなければならない。これらの作用機序を知るためにはその構造の理解が重要となる。タンパク質の分子構造は多様であり、まずその多様性を知り、それらの構造から導き出されるタンパク質の性状を理解する。また構造を実験的にみる各種測定法の理解を深める。
到達目標
1. 知識(理解):タンパク質の構造の多様性を理解する。
2. 態度(関心・意欲):タンパク質の構造と機能の関連性について関心を持つ。
3. 技能(表現):タンパク質の構造の多様性について説明することができる。
4. 思考・判断:タンパク質の構造からその機能を判断することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】タンパク質の1次構造1(アミノ酸の性状)講義(一斉講義形式)および質疑応答アミノ酸の種類をはじめとする性状について予習・復習を行う。(1時間)
【2】タンパク質の1次構造2(アミノ酸の機能)講義(一斉講義形式)および質疑応答種々のアミノ酸の機能について予習・復習を行う。(1時間)
【3】タンパク質の1次構造3(生体におけるアミノ酸の合成と分解)講義(一斉講義形式)および質疑応答アミノ酸の生合成や分解について予習・復習を行う。(1時間)
【4】タンパク質の2次構造(αへリックス・βシート構造など)講義(一斉講義形式)および質疑応答αへリックスなどについて予習・復習を行う。(1時間)
【5】タンパク質の3次構造講義(一斉講義形式)および質疑応答タンパク質の3次構造について予習・復習を行う。(1時間)
【6】タンパク質の4次構造講義(一斉講義形式)および質疑応答タンパク質の4次構造について予習・復習を行う。(1時間)
【7】酵素タンパク質の立体構造講義(一斉講義形式)および質疑応答酵素タンパク質について予習・復習を行う。(1時間)
【8】酵素の活性化と立体構造講義(一斉講義形式)および質疑応答酵素の活性化について予習・復習を行う。(1時間)
【9】酵素と基質の結合様式講義(一斉講義形式)および質疑応答酵素とそれに特異的な基質について予習・復習を行う。(1時間)
【10】薬物受容体の立体構造1(Gタンパク質共役型受容体)講義(一斉講義形式)および質疑応答Gタンパク質共役型受容体について予習・復習を行う。(1時間)
【11】薬物受容体の立体構造2(キナーゼ連結受容体)講義(一斉講義形式)および質疑応答キナーゼ連結受容体について予習・復習を行う。(1時間)
【12】薬物受容体の立体構造3(核内受容体)講義(一斉講義形式)および質疑応答核内受容体について予習・復習を行う。(1時間)
【13】Gタンパク質共役型受容体と薬物の結合様式講義(一斉講義形式)および質疑応答Gタンパク質共役型受容体と結合する薬物について予習・復習を行う。(1時間)
【14】キナーゼ連結受容体と薬物の結合様式講義(一斉講義形式)および質疑応答キナーゼ連結受容体と結合する薬物について予習・復習を行う。(1時間)
【15】核内受容体と薬物の結合様式講義(一斉講義形式)および質疑応答核内受容体と結合する薬物について予習・復習を行う。(1時間)
評価方法
毎回の講義での質疑応答(100%)
教科書
特になし
参考図書
特になし
備考
オフィスアワー:月曜日16:20〜17:50
実務経験なし