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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】簿記論Ⅰ

科目番号	12565	担当教員名	笹倉　潤次	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
企業の経理事務に必要な会計知識や記帳技術を習得するとともに、基礎的な経営管理、経営分析等について学習する。
到達目標
①知識(理解)：簿記の基本的な知識や記帳方法を理解し、記帳技術を身に付ける。 ②態度(関心・意欲)：社会人に求められる簿記の一般的な知識を身に付けるため、意欲と主体性をもって学習に取り組む。 ③技能(表現)：簿記の基本的な知識・技能を身に付け、正確な記帳を行う。 ④思考・判断：科学的な思考をもとに、取引の8要素を十分に理解し、正確な仕訳を行う。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	簿記の学習を始めよう（簿記の目的、財務諸表）	講義と演習	簿記の目的について理解するとともに、仕訳の基本について理解する。（30分)
【2】	商品売買	講義と演習	商品売買時の様々な仕訳について理解する。(1時間)
【3】	現金	講義と演習	硬貨や紙幣以外にも現金で処理するものがあることを理解する。（１時間）
【4】	当座預金、当座借越	講義と演習小テスト	当座預金の預け入れ、小切手の振り出し当座借越時の仕訳について理解する。（１時間）
【5】	小口現金	講義と演習	小口現金の前渡し、補給法について理解する。（１時間）
【6】	手形	講義と演習	手形の振り出し、受け取り、裏書き、割引きについて理解する。（１時間）
【7】	貸付金、借入金	講義と演習小テスト	貸し付け、返済、借り入れ、返済時の仕訳について理解する。（１時間）
【8】	有価証券	講義と演習	株式の売買、配当金の受け取り公社債の売買についてその仕訳を理解する。(1時間）
【9】	その他の債権債務（１）	講義と演習	未収入金、未払金、前受金、前払金、仮受金、仮払金について理解する。(1時間)
【10】	その他の債権債務（２）	講義と演習	立替金、預り金、商品券、他店商品券の仕訳について理解する。（１時間）
【11】	消耗品の処理	講義と演習小テスト	消耗品の購入、決算の仕訳について理解する。（１時間）
【12】	貸倒れと貸倒引当金	講義と演習	得意先が倒産したことにより売掛金や受取手形が貸倒れた時の仕訳について理解する。（１時間）
【13】	固定資産と減価償却	講義と演習	固定資産の購入、売却について直接法と間接法について理解する。（１時間）
【14】	租税公課と資本金	講義と演習	税金を支払った時の仕訳及び資本金と引出金の違いについて理解する。（１時間）
【15】	費用・収益の繰延べと見越し	講義と演習	前払、前受、未払、未収など決算時の仕訳について理解する。（１時間）

評価方法
定期テスト（６０％）、小テスト（２０％）、平常点（２０％）
教科書
「スッキリわかる日商簿記3級」　ＴＡＣ出版
参考図書
プリント

備考

簿記の学習は、毎日コツコツと地道に学習することで理解を深めることができます。日々の授業を大切にするとともに、毎時間の授業の予習・復習を継続・確実に行うように習慣づけて、簿記の基本をマスターしてください。
オフィスアワー：月曜日、火曜日・１２：３０～１３：１０、１４：４０～１５：１０・１号館１階講師室