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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】経済学Ⅰ(Economics Ⅰ)

科目番号	12616	担当教員名	古家　弘幸	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
経済というと「数式がたくさん使われ非常に難しい」という印象を持つかもしれません。しかし経済活動は私たちの日常生活に深く関わっています。経済を学ぶことは私たちが何気なく過ごしている日常生活を見つめることにもなるのです。この講義では、経済活動によって引き起こされる様々な現象を様々な角度から学び、経済全般についての基本的知識を習得することを目的とします。
到達目標
経済学では基本的に経済現象を数値や図表で理解することが多いですが、この講義では、まず経済に関する基本用語を習得しつつ、経済現象を日本語でしっかり理解し説明できるようになることが目標です。そして講義で習得した知識を実際の日本社会に応用できるようになることも目標となります。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	経済とは何か、経済学とは何か・経済という表現の意味と財の分類や構成を理解する・経済学とはどういう学問なのかを理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【2】	家計と経済・国民経済の構成要素と経済循環の基本を理解する・家計の収入と支出の実態を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【3】	企業と経済①―企業と会社の特徴・企業の意味と分類を理解する・企業と会社の違いや、会社をめぐる諸制度を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【4】	企業と経済②―株式会社の仕組み・株式会社の仕組みと「所有と経営の分離」を理解する・企業をめぐる最近の動向を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【5】	生産と再生産・生産に必要な三要素を理解する・再生産のプロセスとそれによる資本循環を理解する・大量生産がもたらす影響を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【6】	流通と政策・流通の意味と機能、それが登場した背景を理解する・昨今の流通政策の動向を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【7】	卸売業の現状・卸売業の特徴、機能、分類内容を理解する・卸売業の存在意義を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【8】	小売業の現状・小売業の特徴、機能、分類内容を理解する・大規模小売商（百貨店、スーパー、コンビニなど）の特徴を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【9】	消費者をめぐる問題・消費の意味と消費者運動の経緯を理解する・消費者保護に向けた取組みを理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【10】	商品と社会・商品の意味、購買動機、二面性（プラス面とマイナス面）を理解する・商品と社会との相互関係を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【11】	サービスの管理・サービスの類型や特徴を理解する・サービスの品質管理方法を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【12】	貨幣と通貨制度・貨幣の分類やそれが持つ４つの役割を理解する・金本位制度と貨幣通貨制度の特徴を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【13】	価格の決定方法と価格戦略・価格を決定する４つの代表的方法を理解する・価格戦略の内容を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【14】	文化と経済・文化の意味と現在日本文化の特徴を理解する・文化と経済との相互関係を理解する	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。アクティブ・ラーニング（4時間30分）。
【15】	講義のまとめと補足・日本社会で展開される諸活動と経済との関係性を自分なりに整理できる	講義を中心に進めます。必要に応じて学生に発言を促し主体的意見を伺います。	期末テストに向けた総復習。アクティブ・ラーニング（18時間30分）。

評価方法
平常点、レポート（40％程度）と期末試験（60％程度）を総合的に評価します。また講義への積極的な参加姿勢（発言、発表、質問）も評価します。講義回数の3分の1以上の欠席、または定期試験未受験の場合は、単位不認定とします。期末試験の成績だけでは単位取得が難しいことを念頭に置いてください。なお、より詳細な評価方法については、講義開始後に言及したいと思います。
教科書
教科書は使用しません。したがって、講義に毎回出席して説明に耳を傾け、自筆ノートをしっかり作成することが重要になります。
参考図書
日本や世界を数値やグラフを使って眺めてみたい学生や、ミクロ経済学やマクロ経済学の基礎を学びたい学生は、手始めに以下のような手軽な文献を熟読されるとよいです。・弘兼憲史『知識ゼロからの経済学入門』幻冬舎、2008年。・笠崎泰之監修『3時間でわかる経済学入門』早稲田大学出版、2003年。　　など　日本経済の現状について手軽に学びたい学生には、以下の本があります。・小峰隆夫『ビジュアル　日本経済の基本』日本経済新聞出版社、2007年。・岡部直明『日本経済入門』日本経済新聞出版社、2007年。その他、活用できそうな参考文献については、その都度、講義中に紹介します。

備考
板書中心に進めますので、自筆ノートを作成するように心がけてください。必要に応じて参考資料も配布します。オフィスアワー　水曜4限　23906号研究室なお、オフィスアワー以外の面会に関しては、事前に必ずメール等を通して連絡すること。実務経験　なし