徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生化学実習 Practice of Biochemistry

科目番号12813担当教員名葛原  隆単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次旧カリ3年
授業概要
授業概要:生体内では様々な物質の化学反応が行われ、生命活動が維持されている。本実習では、これらの反応を触媒する酵素や生体を構成する物質である糖・蛋白質・DNAの解析を習得し、生物系の研究では欠かせないものとなった遺伝子工学の基礎を学ぶ。
到達目標
到達目標:実技として、生化学・分子生物学・遺伝子工学の基礎を習得する。
1)酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
2)電気泳動法の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
3)代表的な生体分子(核酸、タンパク質)の紫外および蛍光スペクトルを測定し、構造上の特徴と関連付けて説明できる。(知識・技能)
4)糖質の定性および定量試験法を実施できる。(技能)
5)アミノ酸の定性および定量試験法を実施できる。(技能)
6)代表的な酵素の活性を測定できる。(技能)
7)タンパク質の定性、定量試験法を実施できる。(技能)
8)タンパク質の分離、精製と分子量の測定法を説明し、実施できる。(知識・技能)
9)細胞からDNAを抽出できる。(技能)
10)DNAを制限酵素により切断し、電気泳動法により分離できる。(技能)
11)組換えDNA実験指針を理解し守る。(態度)
12)遺伝子取扱いに関する安全性と倫理について配慮する。(態度)
13)PCR法による遺伝子増幅の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
14)コンピューターを用いて特徴的な塩基配列を検索できる。(技能)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実習に関する総論の講義実習と講義、教材DVD。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【2】糖の定量。糖質の定性および定量試験法を実施できる。(技能) C9(1)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【3】アミノ酸の定量。アミノ酸の定性および定量試験法を実施できる。(技能) 。代表的な生体分子(核酸、タンパク質)の紫外および蛍光スペクトルを測定し、構造上の特徴と関連付けて説明できる。(知識・技能) C9(1)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【4】タンパク質の定量。タンパク質の定性、定量試験法を実施できる。(技能)C9(3) 実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【5】タンパク質の電気泳動。電気泳動法の原理を説明し、実施できる。(知識・技能) 。タンパク質の分離、精製と分子量の測定法を説明し、実施できる。(知識・技能) C9(3)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【6】酵素活性の測定。代表的な酵素の活性を測定できる。(技能) 。酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明し、実施できる。(知識・技能) C9(3)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【7】酵素活性の測定。Kmを求める。代表的な酵素の活性を測定できる。(技能) C9(3)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【8】プラスミドDNAの抽出、精製。細胞からDNAを抽出できる。(技能) 。組換えDNA実験指針を理解し守る。(態度) C9(6)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【9】プラスミドDNAの電気泳動。DNAを制限酵素により切断し、電気泳動法により分離できる。(技能) 。遺伝子取扱いに関する安全性と倫理について配慮する。(態度) C9(6)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【10】制限酵素によるDNAの切断。DNAを制限酵素により切断し、電気泳動法により分離できる。(技能) C9(6)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【11】制限酵素により切断したDNAの電気泳動。電気泳動法の原理を説明し、実施できる。(知識・技能) C9(6)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【12】PCRによるDNAの増幅。PCR法による遺伝子増幅の原理を説明し、実施できる。(知識・技能) C9(6)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【13】PCR産物のアガロース電気泳動。PCR法による遺伝子増幅の原理を説明し、実施できる。(知識・技能) C9(6)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【14】特異的な塩基配列の検索。コンピューターを用いて特徴的な塩基配列を検索できる。(技能) C9(6)実験をしながら生化学実習を行う。実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキストをあらかじめ読んでおくこと。(
30分)
【15】総括総合討論実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。(
30分)
評価方法
実習のレポート (20%)、実習態度・平常点 (60%)、試験点数 (20%)の合計
教科書
生化学実習書2018 (生化学教室編)
参考図書
薬学領域の生化学 (廣川書店)
薬学のための分子生物学(廣川書店)
備考
前もって“薬学領域の生化学”と“薬学のための分子生物学”の中の実習に関係する部分と生化学実習書を熟読し、理解して実習に望む。
オフィスアワー:木曜日17:00〜18:00、金曜日17:00〜18:00 21号館9階生化学教授室