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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 13012 | 担当教員名 | 佐賀 啓子 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 臨床栄養学で、傷病者の病態や栄養状態に基づいた栄養管理を理解し、疾患別に応じた具体的な栄養食事療法について学んだ。本科目では病態別の適切な栄養食事療法を実践するため、具体的な栄養評価法、献立作成および調理、盛り付け、提供に展開できる技術を修得する。栄養食事療法は治療の一環を担うこと、それゆえに摂取量把握の重要性も理解する。給食提供は医療や福祉施設等に限らず、対象者のもつ疾病に応じた食事への配慮が求められることから、総合的な栄養食事療法の実践力を身に付ける。 |
| 到達目標 |
| ディプロマ・ポリシーに示されているとおり、専門的知識を身につけ、修得した知識と技能を活用することを目標とする。 �｜亮院ν�解：疾病別の栄養食事療法を基礎とした献立に展開できる力を身につける。 ��技能・表現：複雑かつ複数の病態や体調変化に合わせた食事提供が適切にできる。 ��思考、判断：病態および治療目的を理解し、治療効果を向上するため傷病者の身体や精神面の変化に応じた食事提供が考えられる。 �ご愎粥Π嬪漾β崚戞�提供した食事の摂取状況が、傷病者の栄養状態改善に繋がることを理解し、摂取量増加につながる献立、調理、盛付の工夫が考えられる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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| 【1】 | 病院食の目的：栄養士としての求められるもの、栄養部門の業務について 病院食の栄養補給法：経口食（一般食と特別食、栄養成分別/病態別） ・主食の形態（重湯〜全粥）・経口補水液（WHO) | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】臨床栄養学教科書を復習しておく（60分）。 【復習】特別治療食の食事療法をまとめて課題を行う（90分） |
| 【2】 | 糖尿病の栄養食事療法 ・エネルギーコントロール食 （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】糖尿病の食事療法をまとめる（90分） |
| 【3】 | 脂質異常症の栄養食事療法 ・エネルギーコントロール食 （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】脂質異常の食事療法をまとめる（90分） |
| 【4】 | 高血圧症、虚血性心疾患の栄養食事療法 ・エネルギーコントロール食（食塩制限）、治療用特殊食品 （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】高血圧症、虚血性心疾患の食事療法をまとめる（90分） |
| 【5】 | 心不全の栄養食事療法 ・エネルギーコントロール食（塩分制限、水分制限） （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】心不全の食事療法をまとめる（90分） |
| 【6】 | 肝疾患（病態別）の栄養食事療法 ・エネルギーコントロール食、たんぱく質コントロール食、治療用特殊食品 （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】肝疾患の食事療法をまとめる（90分） |
| 【7】 | 消化器疾患（胃潰瘍）の栄養食事療法 ・易消化食、脂質コントロール食 （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】胃潰瘍の食事療法をまとめる（90分） |
| 【8】 | 膵炎の栄養食事療法 ・脂質制限食 （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】膵炎の食事療法をまとめる（90分） |
| 【9】 | 潰瘍性大腸炎、クローン病の栄養食事療法 ・低残渣食、脂質制限食、成分栄養剤 （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】潰瘍性大腸炎、クローン病の食事療法をまとめる（90分） |
| 【10】 | 脳血管障害および摂食嚥下の栄養食事療法（学会分類2021) ・嚥下調整食分類 ・液体のとろみ３段階（増粘剤） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】摂食嚥下の食事療法をまとめる（90分） |
| 【11】 | がん治療時、ターミナルケアにおける栄養食事療法（応用） 食形態の工夫（主食の調整、副食の調整） 食欲低下時に対する対応（栄養補助食品、経腸栄養剤） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】治療や病状に応じた食事支援の方法をまとめる（90分） |
| 【12】 | 食物アレルギーの栄養食事療法 ・アレルギー対応食（献立展開および提供時の留意点） （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】食物アレルギーの食事療法と提供時の留意点をまとめる（90分） |
| 【13】 | 慢性腎臓病の栄養食事療法 ・たんぱく質コントロール食（食塩制限、K制限）、治療用特殊食品 （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】たんぱく質制限の食事療法をまとめる（90分） |
| 【14】 | 糖尿病性腎症の食事療法 ・エネルギー・たんぱく質コントロール食（食塩制限） （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】糖尿病性腎症の食事療法をまとめる（90分） |
| 【15】 | 腎不全の透析前と透析導入後の食事療法 ・タンパクコントロール食（透析前と透析後） （病態、治療、栄養基準、食品構成、調理） | 一斉講義形式 実習 質疑応答 | 【予習】実習内容の配布プリントと教科書の関連する頁を熟読しておく（60分） 【復習】慢性腎不全の透析前と透析後の食事療法の違いをまとめる（90分） |
| 評価方法 |
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| 期末試験(60％)：試験終了後、正答を研究室に掲示、またはGoogle classroomに掲載する。 課題（30％）：解説は授業中に実施またはGoogle classroomを利用。進行状況により実施日程変更の場合がある。 平常点（10％）：授業・実習の態度・取り組み方を評価する。 |
| 教科書 |
| 実践 臨床栄養学実習ー栄養食事療法と献立の展開ー第2版 長浜幸子 西村一弘 宮本佳世子 編著者 第一出版 2400円+税 糖尿病食事療法のための食品交換表 編著 日本糖尿病学会 文光堂 900円+税 |
| 参考図書 |
| 栄養食事療法の実習 本田佳子 編 医歯薬出版 2700円+税 栄養食事療法必携 中村丁次 編著 医歯薬出版 4000円+税 |
| 備考 |
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| オフィスアワー：金曜・5講時(16:20〜17:50)・１号館５階(1503）研究室 科目ナンバー：6IDN206P 実務経験：平成 8〜14年 病院 管理栄養士 平成15年 徳島大学附属病院 臨床栄養部 管理栄養士 平成16年 高知市民病院 臨床栄養科 管理栄養士 平成17〜30年 高知県・高知市病院企業団立高知医療センター 栄養局 管理栄養士（平成28年〜科長） |