徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    経済学概論

科目番号13074担当教員名南波 浩史単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
 昨今の日本経済は、長らく続いたデフレ不況からようやく抜け出そうとしている途中にあるといわれている。しかし、経済学をしっかり勉強しようとする人にとっては、日本経済を左右している基本要因は何であるのかという問題意識を持ち、少し長期的な視点から観察するとともに、経済学的な見方、すなわちミクロ経済学とマクロ経済学という経済理論を身につけることが必要である。
到達目標
 本講義では、経済理論の基本的な知識や考え方を理解できるようになった上で、現在の日本経済の諸問題に対して、高い関心を持ち、自身の意見や考えを述べることができるようになること、そして、今後4年間にわたって経済学を勉強するための、基礎的知識を修得することを目標としている。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】経済学とは
−経済学の考え方を理解する−
講義教科書1章を読み理解する(60分)
【2】日本の経済発展
−経済成長の理論と戦後日本の経済発展を理解する−
講義教科書1章を読み理解する(60分)
【3】国民生活の成熟化
−家計行動を中心とした経済理論を理解する−
講義教科書2章を読み理解する(60分)
【4】産業構造の高度化
−日本の産業構造の変遷を理解する−
講義教科書3章を読み理解する(60分)
【5】企業システム
−企業部門の役割と行動を理解する−
講義教科書4章を読み理解する(60分)
【6】金融制度
−日本の金融システムについて理解する−
講義教科書5章を読み理解する(60分)
【7】金融市場
−日本の金融市場について理解する−
講義教科書5章を読み理解する(60分)
【8】デフレと金融政策
−物価の変動が経済に与える影響とその対策を考える−
講義教科書5章を読み理解する(60分)
【9】財政システム
−日本の財政制度の変遷を理解する−
講義教科書6章を読み理解する(60分)
【10】財政赤字と財政改革
−日本の財政状況と国債発行が経済に与える影響について考える−
講義教科書6章を読み理解する(60分)
【11】日本社会の少子高齢化
−日本の少子化・高齢化の現状について考える−
講義教科書7章を読み理解する(60分)
【12】公的年金制度
−日本の公的年金制度の現状と改革のあり方について考える−
講義教科書7章を読み理解する(60分)
【13】世界経済のグローバル化
−国際経済に関する理論と現状について理解する−
講義教科書8章を読み理解する(60分)
【14】日本の輸出入構造の変化
−日本の貿易構造と為替レートの決定理論について理解する−
講義教科書8章を読み理解する(60分)
【15】公共部門と経済政策
−経済学における政府の役割について考える−
講義教科書9章を読み理解する(60分)
評価方法
筆記試験(90%)レポート(10%)
教科書
八田・廣江編『日本経済の軌跡と飛躍』晃洋書房、2017年。
参考図書
備考
毎回の講義後には教科書の当回該当部分を読みこなしておくこと。
【オフィスアワー:水曜5限:23号館10階】
【実務経験なし】