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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】図画工作①

科目番号	13170	担当教員名	下内　新吾	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
保育の場で求められる「図画工作」に関する基本的な知識や技法について習得する。特に絵画・工作・デザイン表現で活用することのできる表現技法を学ぶ。
到達目標
①幼児の造形活動や表現技術についての基本事項を理解する。　　　　　　知識・理解 ②幼児の表現活動を展開するための実践的指導力を身につける。　　　　　技能・表現 ③オリジナルな造形思考をし、創造性豊かな作品制作をする。　　　　　　思考・判断 ④講義学習や作品制作に主体的・意欲的に取り組む。　　　　　　　　　　関心・意欲・態度

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	幼児期における「表現」について理解する。図画工作①の目標及び内容をつかむ。色鉛筆による彩色表現をする。「春のイメージ」	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）幼児の表現活動について調べる。（３０分）（復習）「春のイメージ」の作品を仕上げる。（３０分）
【2】	表現技法１クレヨンの特性を生かした「スクラッチ」の技法を学び、作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）「スクラッチ」について調べる。（３０分）（復習）「スクラッチ」の作品を仕上げる。（３０分）
【3】	表現技法２クレヨンと絵具の特性を生かした「はじき絵」の技法を学び、作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）「はじき絵」について調べる。（３０分）（復習）「はじき絵」の作品を仕上げる。（３０分）
【4】	表現技法３絵具の特性を生かした「吹き絵」の技法を学び、作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）「吹き絵」について調べる。（３０分）（復習）「吹き絵」の作品を仕上げる。（３０分）
【5】	表現技法４墨を押し付けて偶然できた形から、面白さを見つけて作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）偶然できた形を活用した絵づくりについて調べる。（３０分）（復習）「偶然性の絵」を仕上げる。（３０分）
【6】	表現技法５スポンジで作ったスタンプを利用する「スタンピング」の技法を学び、作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）「スタンピング」について調べる。（３０分）（復習）「スタンピング」の作品を仕上げる。（３０分）
【7】	表現技法６貼り合わせ「コラージュ」の技法を学び、作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）グループワーク	（予習）「コラージュについて調べる。（３０分）（復習）「コラージュ」の作品を仕上げる。（３０分）
【8】	表現技法７霧吹き「スパッタリング」の技法を学び、作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）「スパッタリング」について調べる。（３０分）（復習）「スパッタリング」の作品を仕上げる。（３０分）
【9】	表現技法８和紙に絵の具をにじませる「にじみ絵」の技法を学び、作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）「にじみ絵」について調べる。（３０分）（復習）「にじみ絵」の作品を仕上げる。（３０分）
【10】	表現技法９流した絵の具を写し取る「マーブリング」の技法を学び、作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）グループワーク	（予習）「マーブリング」について調べる。（３０分）（復習）「マーブリング」の作品を仕上げる。（３０分）
【11】	表現技法の活用各表現技法を活用して平面作品を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）これまで学んだ各技法を振り返る。（３０分）（復習）各技法を活用した作品を仕上げる。（３０分）
【12】	粘土による表現１油粘土の特徴を学ぶ。動物園の動物を制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）グループワーク	（予習）油粘土の特徴を調べる。（３０分）（復習）油粘土による動物園を仕上げる。（３０分）
【13】	粘土による表現２紙粘土の特徴を学ぶ。オリジナルマスコットを制作する。	一斉講義形式演習（作品制作）	（予習）紙粘土の特徴を調べる。（３０分）（復習）紙粘土によるオリジナルマスコットを仕上げる。（３０分）
【14】	作品の鑑賞これまでに制作した作品を互いに鑑賞し合う。	一斉講義形式　ディスカッション	（予習）これまでに制作した作品について振り返る。（３０分）（復習）保育所や幼稚園の子どもの作品をみて、良さを感じ取る。（３０分）
【15】	図画工作①のまとめ学んだことを幼児の表現活動の場でどのように生かすことができるか考える。	一斉講義形式ディスカッション	（予習）これまでに学んだことを振り返る。（３０分）（復習）返却された作品を整理する。（３０分）

評価方法
平常点２０％（遅刻をすると制作のコンセプトがつかめないので注意）制作状況３０％（独創性を重視する　模倣をしない）提出作品５０％（原則として毎回提出する）提出作品についての解説・講評をグーグルクラスルームや授業の中で行う。
教科書
特になし
参考図書
適宜、関係資料や参考図版の配布を行う。

備考

・科目ナンバー　6JNX102S
・水彩絵の具用具・色鉛筆セット・クレヨン（またはクレパス）等の用具は原則として各自で準備すること。
・汚れてもよい服装で授業に臨むこと。
・課題提出のため、授業以外に制作を必要とする場合は、美術教室の空き時間を利用すること。
・オフィスアワーは（月曜日・５講時・１４３０２室）とする。
・昭和５６年～平成３０年　徳島県公立小中学校教員　