徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    現代社会論 Contemporary Society

科目番号13303担当教員名青野 透単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
現代社会の基本理念の重要な根幹は、近代社会において確認された人権中心の考え方にある。社会で生起している問題に対して関心をもち、どのような形で解決策が考えられるのかをともに考え、追究することを目指していく。正しい社会認識とその問題解決に向けた適切な取り組みが求められる卒業研究にも関連する内容とする。結果として、卒業を前に、総合政策学部での学びの集大成と位置付けてほしい。一年次から始めた地域に目を向けるために新聞記事を読みながら、自立協同の精神を持って、これからの社会に生き続けることができる覚悟を固めていくための授業とする。
到達目標
(1)知識 現代社会についての主要な事項を十分に理解している (2)態度 現代社会の諸問題を学問的に解決しようとする意欲がある。 (3)表現 現代社会に関する諸問題について、他者の意見を理解し、自分の考えを他者に理解されるよう表現することができる (4)思考 現代社会の諸問題を学問的に解決するために考え抜くことができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】総合政策学部におけるこれまでの学びを振り返り、この科目を学部教育の集大成の一つとする試みについて説明する。講義・ディスカッション想定される授業時間外学習所要時間90分。
【2】現代社会と人権 その1 人権とはなにか講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【3】現代社会と人権 その2 子どもの人権講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【4】現代社会と人権 その3 戦争と人権講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【5】現代社会と災害 その1 フェーズフリーによる減災講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【6】現代社会と災害 その2 災害とは何か 防災とは何か講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【7】現代社会と災害 その3 災害とボランティア講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【8】現代社会と医療 その1 尊厳死講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【9】現代社会と医療 その2 移植医療
レポート課題提示
講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク提示されたレポート課題について、図書館で調査する。想定される授業時間外学習所要時間120分
【10】現代社会と医療 その3 生殖医療講義と受講生の意見の紹介・ペアワークレポート課題について、図書館で調査する。想定される授業時間外学習所要時間120分。
【11】現代社会と教育 その1 教育の意義講義と受講生の意見の紹介・ペアワークレポート課題について、図書館で調査し、レポートを執筆する。想定される授業時間外学習所要時間120分。
【12】 
現代社会と教育 その2 教育を受ける権利
レポート提出  
講義と受講生の意見の紹介・ペア・ワーク前日までに、レポートを完成する。想定される授業時間外学習所要時間180分。
【13】現代社会と教育 その3 DXと教育講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【14】未来社会へ その1 歴史に学ぶ講義と受講生の意見の紹介・ペアワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【15】未来社会へ その2 歴史を創る
授業アンケート 学修状況アンケート 大学生活満足度アンケート
講義と受講生の意見の紹介前日までに、授業全体を振り返り、全体についての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
評価方法
授業時間外学習の成果(18%)、毎回の授業における振り返りにおける授業内容のまとめ方およびペア・ワークにおける積極的発言等の確認(20%)、レポートにおける学習成果の確認(60%)、授業アンケート・学修状況アンケート・大学生活満足度アンケート回答(2%)。レポート講評を授業にて実施。徳島文理大学でしかできない学びとして、ウェブでの情報検索に加えて、自ら図書館に行って種々の地方新聞を自分自身で読み、より正しい情報を発見する努力の過程を重視します。
教科書
特に指定はしません。授業後ミニッツペーパーの内容を、次回の授業における教材として氏名とともに紹介します。図書館の地方紙や全国紙は、適宜、教材として利用します。
参考図書
広井良典『人口減少社会のデザイン』(東洋経済、2019年)。各テーマごとに、「東日本大震災を踏まえた防災パラダイム転換」『社会学評論』64巻3号、2013年、p. 366-385のような論文を推奨しますので、授業までに読んでおくと理解しやすいでしょう。
備考
【科目ナンバー: 8ASC452L 。クラスコード:受講者に別途伝達。オフィスアワー:研究室にて金曜日16時20分〜