徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機化学4 Organic Chemistry 4

科目番号13340担当教員名加来 裕人単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
有機化学における不斉の概念,ジアステレオマー,メソ体を理解し,R/S命名法を習得する.またハロゲン化アルキルの命名,製法を学ぶと共に,求核置換反応と脱離反応について理解する.週二回の集中講義形式で行なう.
到達目標
1)立体異性体について説明できると同時に,絶対配置の表示ができる.
2)有機ハロゲン化合物の代表的な性質と反応が列挙できる.
3)求核置換反応について説明できる.
4)脱離反応について説明できる.
5)反応の位置選択性が説明できる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】立体化学と四面体炭素(C4-(1)-2-1)講義
分子モデルを用いた分子構築演習
【予習】教科書p175-180を熟読
【復習】教科書範囲の設問を解く.
【2】キラリティーと光学活性(C4-(1)-2-2)講義と演習【予習】教科書p180-183を熟読
【復習】復習プリント1を解く.教科書範囲の設問を解く.
【3】立体配置の表示(順位則とR/S命名法)(C4-(1)-2-5)講義と演習【予習】教科書p183-187を熟読
【復習】教科書範囲の設問を解く.
【4】立体化学表示法と絶対立体配置の決定(C4-(1)-2-6)講義と演習【予習】立体化学の表示法について復習しておく
【復習】復習プリント2を解く.教科書範囲の設問を解く.
【5】鏡像異性体とジアステレオマー(C4-(1)-2-3,
C4-(1)-2-4)
立体異性体の物理的性質
講義と演習【予習】教科書p187-191を熟読
【復習】教科書範囲の設問を解く.
【6】3個以上の立体中心を持つ化合物(C4-(1)-2-3)
反応の立体化学(コアカリキュラム以外)
講義と演習【予習】教科書p191を熟読.有機化学3の範囲(アルケンの付加反応)について復習しておく
【復習】復習プリント3を解く.教科書範囲の設問を解く.
【7】ラセミ体と鏡像異性体の分離(C5-(2)-4-1)講義と演習【予習】教科書p192-194を熟読
【復習】教科書範囲の設問を解く.
【8】ハロゲン化アルキルの命名法,製法(C4-(3)-2-1,C5-(1)-1-3)
ハロゲン化アルキルの反応(Grignard反応)
講義と演習【予習】教科書p207-212を熟読
【復習】復習プリント4を解く.教科書範囲の設問を解く.
【9】求核置換反応(SN2反応)(C4-(3)-2-2)講義と演習
動画鑑賞
【予習】教科書p212-214を熟読
【復習】教科書範囲の設問を解く.
【10】求核置換反応(SN1反応)(C4-(3)-2-2)講義と演習
動画鑑賞
【予習】教科書p214-222を熟読
【復習】教科書範囲の設問を解く.
【11】脱離反応(E2脱離)(C4-(3)-2-3)講義と演習
動画鑑賞
【予習】教科書p222-225を熟読
【復習】復習プリント5を解く.教科書範囲の設問を解く.
【12】脱離反応(E1脱離)(C4-(3)-2-3)講義と演習
動画鑑賞
【予習】教科書p225-226を熟読
【復習】教科書範囲の設問を解く.
【13】反応(SN2,SN1,E2,E1)のまとめ(C4-(3)-2-2,C4-(3)-2-3)講義と演習【予習】教科書p226-227を熟読
【復習】復習プリント6を解く.教科書範囲の設問を解く.
【14】課題演習演習【予習】教科書p175-230を通読
【復習】演習復習プリントの見直し.教科書範囲の設問を解く.
【15】総括  
評価方法
試験
教科書
J.McMurry著,伊東,児玉訳『マクマリー有機化学概説 第6版』(東京化学同人,ISBN978-4-8079-0622-8)
丸善HGS分子模型A型(学習用)またはC型(学生実習用)セット
参考図書
J.McMurry著,伊東,児玉,荻野,深澤,通訳『マクマリー有機化学 第8版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0809-7,中巻:ISBN978-4-8079-0810-3,下巻:ISBN978-4-8079-0811-0)
S.Warrenほか著,野依,奥山,柴崎,檜山監訳『ウォーレン有機化学』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0568-3,下巻:ISBN978-4-8079-0569-0)
備考
【復習】試験前の復習として,教科書の章末問題も解いておくこと.
本講義はクォーター制で実施する.
オフィウアワー:月曜日17:00〜18:00,金曜日17:00〜18:00 場所:21-0607
実務経験なし