徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    公共経済学�� Public Economics ��

科目番号13449担当教員名松本　哲人単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
本講義は、下記の教科書に沿って公共経済学の基本的理論分析を学ぶ。
公共経済学は、公共部門の経済活動、とりわけ公共財（政府により供給されることが望ましい財）の適正規模の決定やその費用分担などを対象とする。
本講義を理解するためには、経済学の基礎的な知識を前提とするが、ミクロ経済学の基礎から学び直しを行い、市場の役割と限界について理解し、公的部門の役割を議論するための基本的な枠組みについて解説する。
本講義は、公共経済学�気�らの継続科目で、公共経済学の基本的理論分析を学ぶ。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：公共経済学の基本的な概念および理論を理解し、幅広い知識を獲得する。
��態度（関心・意欲）：公共経済学の理論的な考え方に基づいて、現状の政策を理解し、今後の政策のあるべき姿について意見を持つことができる
�５伺宗壁集宗法Ъ�分の言葉で現状や今後の姿を論理的に整理し、文章化する。
�せ弭諭θ獣如�理論と現実を比較考察し、課題を設定し、答えを導き出すことを通して、専門能力を身につける。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】前期の復習と税の経済学講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【2】弾力性と税の死荷重講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【3】租税講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【4】供給曲線の裏側講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【5】完全競争と供給曲線講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【6】独占企業の利潤最大化講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【7】独占と公共政策講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【8】寡占講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【9】独占的競争と製品差別化講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【10】外部性：汚染の経済学講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【11】正の外部性講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【12】外部性の内部化とコースの定理講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【13】公共財と共有資源講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【14】リンダール均衡と公共財需要の虚偽の申告講義次回の予習と今回の復習(3時間30分）
【15】福祉国家の経済学講義期末テストに向けての復習(18時間30分）
評価方法
平常点（復習問題等への解答等、60%）および学期末試験(40%)によって評価する。
教科書
レジュメを毎講義にて配布する。
参考図書
『公共経済学入門 (経済学叢書Introductory)』上村敏之、新世社 、2011年。
『公共経済学講義 -- 理論から政策へ』須賀晃一編、有斐閣、2014年。
『コア・テキスト公共経済学 (ライブラリ経済学コア・テキスト&最先端)』板谷淳一・佐野 博之、新世社 、2013年。
『公共経済学 (有斐閣アルマ)』林正義・小川光・別所俊一郎、有斐閣、2010年。
『公共経済学 第3版 (現代経済学入門) 』奥野信宏、岩波書店、第3版、2008年。
『ミクロ経済学〈1〉市場の失敗と政府の失敗への対策 (プログレッシブ経済学シリーズ)』八田達夫、東洋経済新報社、2008年。
『ミクロ経済学〈2〉効率化と格差是正 (プログレッシブ経済学シリーズ) 』八田達夫、東洋経済新報社、2009年。
備考
本講義は先に書いたように「公共経済学�機廚�らの継続科目であり、ミクロ経済学ならびに公共経済学�気鰺�修し、理解している受講生でないと単位取得は極めて厳しい。
適宜、ミクロ経済学やこれまでの復習に関するテストを実施し、最低点に到達しない場合は、期末テストの受験資格を喪失する可能性がある。
なお2017年度の単位取得率は約52%。
前期に引き続きgoogle classroomを使用し、毎回の出席の確認ならびに復習（演習問題）に活用する。
クラスコード：ms5evrn

出欠、レポート提出等に関しては、google classroomを使用する。
スマートフォンまたはタブレット端末を講義に際して持参することを推奨する。

オフィスアワー：毎週火曜日昼休みおよび３講時個人研究室にて
なお、オフィスアワー以外の面会に関しては、事前に必ずメール等を通して連絡すること。