徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品学実験Food Science Experiments

科目番号13471担当教員名高橋 昌江単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
 実験の基本を習得し,食品学,生化学,栄養学の基礎を学ぶ.食品をさまざまな方法で分析し,その性質を客観的に判定する手法を習得する.また,食品に関する実験によって,食品の機能について関心を高め,病を防ぎ,健康を保つ食生活を思考するための知識を広める.人間生活向上,健康を守るために的確な思考・判断力・技術を身につける.
到達目標
(1)知識(理解):食品学における分析法,分析原理を理解できる.
(2)態度(関心・意欲):さまざまな分析法の的確性・正確性を考える.
(3)技能(表現):実験経過,結果などを分かり易く,的確にまとめて説明できる技能を身につける.
(4)思考・判断:得られた数値が食生活向上に寄与するかどうかの的確な思考・判断力を身につける.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実験の基礎,実験上の注意事項,分析における基本操作,レポートの書き方:器具の種類・洗浄方法,試薬の取り扱い,ろ過・乾燥方法,レポートの書式. 一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:実習の概要について資料を読み理解する。(30分間)
復習:実験結果についてレポートを作成する。(1時間)
【2】緩衝液の作用:緩衝液の働きを学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:緩衝液について資料を読み理解する。(30分間)
復習:緩衝液についてレポートを作成する。(1時間)
【3】食品中のDNA:身近にあるものを用いた簡便なDNAの抽出法を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:食品中のDNAの抽出ついて資料を読み理解する。(30分間)
復習:食品中のDNAの抽出についてレポートを作成する。(1時間)
【4】牛乳からのカゼインの分離:カゼインの分離法を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:牛乳からカゼインの分離について資料を読み理解する。(30分間)
復習:牛乳からのカゼインの分離についてレポートを作成する。(1時間)
【5】食品に対するタンパク質分解酵素の影響:タンパク質分解酵素の働きを学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:タンパク質分解酵素について資料を読み理解する。(30分間)
復習:タンパク質分解酵素の働きについてレポートを作成する。(1時間)
【6】アミノ酸の定性試験:各種アミノ酸と呈色試薬を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:アミノ酸の呈色反応について資料を読み理解する。(30分間)
復習:アミノ酸の呈色反応についてレポートを作成する。(1時間)
【7】食物の色素・人工いくらの作成一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:食物色素について資料を読み理解する。(30分間)
復習:食物色素についてレポートを作成する。(1時間)
【8】糖の定性試験:各種糖と呈色試薬を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:糖の呈色反応について資料を読み理解する。(30分間)
復習:糖の呈色反応についてレポートを作成する。(1時間)
【9】食品の水分の測定:食品中の水分量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:食品の水分量について資料を読み理解する。(30分間)
復習:食品の水分量についてレポートを作成する。(1時間)
【10】油脂の酸化:食品中の油脂の酸化程度を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:油脂の酸化について資料を読み理解する。(30分間)
復習:油脂の酸化についてレポートを作成する。(1時間)
【11】タンニンの定量:食品中のタンニン量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:タンニンの定量について資料を読み理解する。(30分間)
復習:タンニンの定量についてレポートを作成する。(1時間)
【12】ビタミンの定量:食品中のビタミン量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:ビタミンの定量について資料を読み理解する。(30分間)
復習:ビタミンの定量についてレポートを作成する。(1時間)
【13】タンパク質の定量:食品中のタンパク質量を測定する.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:タンパク質の定量について資料を読み理解する。(30分間)
復習:タンパク質の定量についてレポートを作成する。(1時間)
【14】食品の鮮度試験:鮮度の測定法を学ぶ.一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:食品の鮮度試験について資料を読み理解する。(30分間)
復習:食品の鮮度試験についてレポートを作成する。(1時間)
【15】まとめ:食生活における食品学の意義一斉講義形式
実習
ディスカッション
予習:すべての実験を振り返る。(30分間)
復習:食品額の意義を理解する。(1時間)
評価方法
受講・実験態度(50%),レポート(50%).フィードバックはクラスルームで行う。
教科書
資料を配布する。
参考図書
食品学実験書 第3版 藤田修三,山田和彦 編著 医歯薬出版
備考
・オフィスアワー:月曜日 16:20〜17:50 1号館11階 研究室
・科目ナンバーA9FS312P
・実務経験:なし