徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    英米文学

科目番号13506担当教員名金澤 朋紀単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2
授業概要
このクラスの目的は、英米文学を読めるようになるために必要な知識と技能と態度を習得することにあります。授業においては、毎回、名詩を取り上げて、原文を丁寧に読みながら、その主題と技法を具体的に理解してもらいます。何が書いてあるかだけではなく、どのように書いてあるかにも関心を払うことは、文学作品の読み方の基本です。そのような読書態度をしっかり身に着ければ、小説や演劇を読むときだけではなく、自分で英語の文章を書く時にも、きっと役にたつでしょう。
到達目標
英語で書かれた名詩の表現と文化的背景に関する理解を深めながら、学生が英語で書かれた詩を正しく読めるようになるために必要な基礎知識と、自分自身で英米文学を分析する技能を習得し、文学的な読書態度を育成することが到達目標です。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】導入:What is Poetry?講義と演習復習
【2】時間:William Shakespeare, Sonnet 12講義と演習予習と復習
【3】愛:Do Not Stand at My Grave講義と演習予習と復習
【4】教訓:Rudyard Kipling, If_講義と演習予習と復習
【5】教育:D. H. Lawrence, The Snake講義と演習予習と復習
【6】記憶:Christina Rossetti, Remember講義と演習予習と復習
【7】自然:Robert Frost, The Road Nt taken講義と演習予習と復習
【8】声:Steivie Smith, Not Waving But Drowning講義と演習予習と復習
【9】異化:John Clare, I AM講義と演習予習と復習
【10】戦争:Rupert Brook, The Soldier講義と演習予習と復習
【11】祖国:William Wordsworth, Upon Westminster Bridge: September 3 ,1802講義と演習予習と復習
【12】都市:William Blake, London講義と演習予習と復習
【13】仕事と余暇:William Henry Davies, Leisure講義と演習予習と復習
【14】言葉と意味:Lewis Caroll, Jabberwocky講義と演習予習と復習および試験準備
【15】結論:What is Poetry?講義と演習予習と復習
評価方法
・平常点:毎回、コミュニケーション・ペーパーに講義のキーワードと感想などを書いてもらい、理解度と学習態度を評価します。
・期末試験:講義の中で取り上げた作家や作品あるいはジャンルに関する基礎知識が習得できているかどうかを評価します。
教科書
特になし。
参考図書
阿部公彦 『英詩のわかり方』(研究社、2007)ISBN:978-4-327-48150-6
テリー・イーグルトン 『詩をどう読むか』(岩波書店、2011)ISBN:978-4-00-23491-9
平井正穂(編) 『イギリス名詩選』(岩波文庫、1990)ISBN:400322731X
亀井俊介,川本皓嗣(編) 『アメリカ名詩選』(岩波文庫、1993)ISBN:4003233514
備考
オフィスアワーは水曜日2講時。
科目ナンバー6KPC205L