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【科目名】国際交流論 International Exchange

科目番号	13545	担当教員名	高橋　孝途	単位	2単位

科目群	一般	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1

授業概要
極めて幅広い概念である国際交流について、その歴史的変遷と背景を概観した後、各種国際交流の現状と課題について学ぶ。その上で、国際交流の実践に際し、不可欠な異文化理解・異文化コミュニケーションについて理論を学び、ケーススタディを通じて、その理解を深める。さらに、それまでに学習した知識と理論を適用し、独自の国際交流プログラムのアウトラインの立案し、自身が国際交流の当事者となる基盤を修得する。
到達目標
①明確な定義や学問的な理論的背景が未だ曖昧な「国際交流」について、その実相を理解する。 ②「国際交流」に必ず伴う異文化コミュニケーション及び異文化理解について学び、その実践に必要な基礎的知識とその適用能力を修得する。 ③「国際交流」を企画する当事者あるいは関係者となるための基礎的知識、技法を修得する。 ④「国際交流」の現場にありがちな他者との誤解の回避につながる多角的視点からの物事を判断する基礎を修得する。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	４月２１日 Google Class Roomへの習熟講義計画の説明	遠隔講義	インターネット上で、「出身地において行われている国際交流の現状」を調査し、小課題Ⅰの作成を開始する。（所要時間１時間３０分）
【2】	４月２８日序論I 戦間期以降の日本における国際交流史概観	遠隔講義	同　上
【3】	５月９日国際交流の現状～姉妹都市交流の現状と課題	遠隔講義	同　上
【4】	５月１２日国際協力活動I 国際交流の一分野としての国際協力活動の概要と現状について理解する。小課題I提出	遠隔講義	同　上
【5】	５月１９日国際協力活動II 国際交流の一分野としての国際協力活動の概要と現状について理解する。	遠隔講義	５月１９日までに、小課題Ⅰで調べた内容について、共有のEXCELに「活動の目的、主催者等」を入力しておく。講義で紹介があった、国際協力活動のうち一つ選んで、実施団体のHP等から活動の実際を学ぶ。
【6】	５月２６日国際交流の現状と課題受講者全員が調査した国際交流活動の「国際交流の目的、主体、形態、課題」を確認する。その上で、国際交流国際交流活動を分類し、考えられる分類の指標と分類の具体例を提出する	遠隔タスク	授業開始前：小課題Ⅰで調べた内容について、他の受講者が入力し一覧表になったEXCELの内容に目をとおしておく。
【7】	６月２日異文化理解① 文化モデルの概念整理と異文化理解に関する基本概念の紹介	遠隔講義	「国際交流の定義」について考える（小課題III）（所要時間１時間３０分）
【8】	６月９日異文化理解② 異文化理解障壁と緩和策	遠隔講義	同　上
【9】	６月１６日多文化共生と異文化理解視聴覚教材の中にでてくるエピソードで、在留外国人と受入れた地域社会・日本社会の間で生じた軋轢について、その原因についてファクトを理解する	視聴覚教材視聴	講義後: 視聴覚教材で紹介された、種々のケースについて、異文化理解に関する、これまで講義内容を関連づけつつ考察する。（所要時間１時間３０分）
【10】	６月２０日異文化理解ケーススタディ	一斉講義及びワーク	講義後：ケーススタディにおいて、見出された異文化理解障壁取り除くために具体的に何ができるか考える。「国際交流の定義」について考える（所要時間１時間３０分）
【11】	６月２３日異文化感受性発達モデル	一斉講義	自身がベネットのモデルの中でどの段階に位置するか自己評価する。また、自身の異文化理解を進めるためにどのような取り組みが必要かを考える。及び「国際交流の定義」について考える（課題III）（所要時間１時間３０分）
【12】	６月３０日国際交流プログラムの検討①	ワーク一定の条件を満たせば、GPワークを考慮する予定	検討プログラムの内容を整理及び「国際交流の定義」について考える（課題III）（所要時間１時間３０分）
【13】	７月７日国際交流プログラムの検討②	ワーク	同　上
【14】	７月１４日国際交流プログラムの検討③	ワーク	同　上
【15】	７月２１日まとめ	一斉講義	講義全般を振り返り、国際交流の定義を改めて考えるとともに、今後の国際交流の在り方について考察する（所要時間１時間３０分）

評価方法
平常点：１５％　　　小課題I：２０％、　小課題II：１５％、小課題III：１５％国際交流プログラムの企画：３５％　　単位認定条件：次の条件のすべてを満たすこと ①出席回数１０回以上（（遅刻回数が１０回を超える場合は、単位不認定とする）　 ②小課題I、II、IIIの提出及び国際交流プログラムの企画の全てを提出すること。未提出の課題や企画が一つでもある場合は、他の成績にかかわらず単位認定はしない。 ③総合評価６０％以上
教科書
レジュメ、配布資料で講義を行います。
参考図書
毛受敏弘編著『草の根の国際交流と国際交流』明石書店、２００３年有田典代編著『国際交流・国際協力の実践者たち』明石書店、２００６年久米昭元、長谷川典子　『ケースで学ぶ異文化コミュニケーション』 Dan Landis, Janet M. Bennett, Milton J. Bennett ed. Handbook of Intercultural Training, Sage publication, 2004 他、講義において適宜紹介する。教員推薦図書/八島智子・久保田真由美『異文化コミュニケーション論』松柏社　2012年

備考
Google Classroom　クラスコード：jzgxdhn このシラバスは、全講義が遠隔授業になることを想定している。キャンパスで講義が可能になった場合は、内容を変更する。オフィス：１号館国際部事務室オフィスアワー：水曜日　１１時～１３時通常の勤務時間には、基本的にオフィスにいるので、これ以外でも、事前アポ取り可能ですが、逆に、外勤・会議・留学相談等に対応することが頻繁にあるので、確実に時間をとりたい場合は、メールで事前にアポをとることを推奨します。連絡先：ttakahashi@tks.bunri-u.ac.jp 088-602-8001 実務経験：昭和５７年～平成２７年海上自衛隊（元海将補）　安全保障政策・防衛力整備・諸計画立案、大部隊運用（含む国際協力）、戦略・作戦教育研究に従事　平成１４年９月～１２月　ヘンリー・スティムソン・センター（米政策シンクタンク）Visiting Fellow

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Google Classroom　クラスコード：jzgxdhn
このシラバスは、全講義が遠隔授業になることを想定している。キャンパスで講義が可能になった場合は、内容を変更する。
オフィス：１号館国際部事務室
オフィスアワー：水曜日　１１時～１３時
通常の勤務時間には、基本的にオフィスにいるので、これ以外でも、事前アポ取り可能ですが、逆に、外勤・会議・留学相談等に対応することが頻繁にあるので、確実に時間をとりたい場合は、メールで事前にアポをとることを推奨します。
連絡先：ttakahashi@tks.bunri-u.ac.jp 088-602-8001
実務経験：昭和５７年～平成２７年海上自衛隊（元海将補）　安全保障政策・防衛力整備・諸計画立案、大部隊運用（含む国際協力）、戦略・作戦教育研究に従事　
平成１４年９月～１２月　ヘンリー・スティムソン・センター（米政策シンクタンク）Visiting Fellow

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【科目名】 国際交流論 International Exchange

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