徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    福祉社会論

科目番号13612担当教員名青野 透単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
社会福祉の基本理念は、主として自立への支援を実現することにある。福祉サービスの利用者は十分な情報を自ら理解できる方法で受けたうえで、サービスを自ら選択・決定する権利を持っている。そのことを前提に、福祉社会論の古典的名著となりつつある広井良典『持続可能な福祉社会』を読みながら考察する。なお、本学図書館所蔵の45地方紙を教材に活用するとともに、「地域における高度な識見を有する人材の育成に資する」ことを目的とした徳島県議会と本学との「包括連携協定」を活用する機会を積極的に設ける。
到達目標
(1)知識 福祉社会についての主要な事項を十分に理解している (2)態度 福祉に関する社会問題を学問的に解決しようとする意欲がある。 (3)表現 福祉に関する社会問題について、他者の意見を理解し、自分の考えを他者に理解されるよう表現することができる (4)思考 福祉社会に関する問題を学問的に解決するために考え抜くことができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本国憲法と福祉社会 障害者論から講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【2】「人生前半の社会保障」講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【3】ライフサイクル論 その1講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【4】ライフサイクル論 その2講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【5】社会保障論 中間レポートの課題提示講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【6】雇用論講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【7】教育論 中間レポートの受領講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【8】「若者基礎年金」論講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【9】再分配論講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【10】定常型社会論講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【11】環境論 総合政策論 最終レポートの課題提示講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【12】医療政策論講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【13】コミュニティ論講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【14】グローバル定常型社会 最終レポートの受領講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
【15】福祉社会のあり方と総合政策学:総合政策学部の学びのの中で福祉社会について考察した意義を確認する。講義と受講生によるペア・ワーク前日までにテーマに関する新聞記事を要約し、それについての自分の見解をまとめる。想定される授業時間外学習所要時間90分。
評価方法
毎回のミニッツペーパー内容 30% 中間レポート内容 30% 最終レポート内容 40% につき、授業内容の反映、課題の反映、独自性の三観点より評価します。レポート講評をgoogle classroomにて実施します。ミニッツペーパーやレポートにおいて、他人の意見を、出典を明記することなく、自分の意見であるかのごとく引用している場合はゼロ点とし、単位不認定とします。
教科書
広井良典『人口減少社会のデザイン』(東洋経済、2019年)必携。本学図書館所蔵の地方紙や全国紙も教材としての機能を果たします。
参考図書
広井良典『創造的福祉社会』(ちくま新書、2011年)、青野透他共著『日本国憲法―主権・人権・平和』ミネルヴァ書房、2010年、青野透他共著『デモクラシーと憲法』ミネルヴァ書房。
備考
【科目ナンバー:8ASC241L クラスコード:ekwsmmg オフィスアワー:23号館2階3青野研究室にて金曜日16時20分〜17時50分。実務経験:京都府立高校非常勤講師1982年〜1985年】徳島文理大学でしかできない授業として、図書館に届く全国の地方新聞を読むことを、毎回の授業外学習の課題とします。ウェブでの情報検索に頼るのではなく、自ら図書館に行って種々の地方新聞を自分自身で読み、より正しい情報を獲得する努力の過程を重視します。その努力を厭う人にはこの科目の単位取得は不可能です。