徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    感覚器・内分泌系疾患の薬物学 Pharmacology of Sensor and Endocrine System Diseases

科目番号13639担当教員名深田 俊幸単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次新カリ4年
授業概要
内分泌系疾患、眼疾患、耳鼻咽喉疾患および皮膚疾患治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用、薬物相互作用および臨床応用などを生理機能との関連から概説する。本講義は4年生前期に週1回行うことによる積み上げ型学習で修得する。
到達目標
到達目標:
1. 知識:内分泌系疾患、眼疾患、耳鼻咽喉疾患および皮膚疾患の治療薬に関する基礎知識を習得する。
2. 態度:内分泌系疾患、眼疾患、耳鼻咽喉疾患および皮膚疾患、それらの治療薬の仕組みに関心を抱く。
3. 技能:内分泌系疾患、眼疾患、耳鼻咽喉疾患および皮膚疾患、それらの治療薬を説明できるようになる。
4. 思考・判断:内分泌系疾患、眼疾患、耳鼻咽喉疾患および皮膚疾患、それらの治療薬の作用機序について深く考える。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】性ホルモン関連疾患を概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用を説明する。E2(5)・内分泌系疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の内分泌系に関する項目の復習(1時間)
【2】甲状腺機能亢進症・低下症について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用を説明する。E2(5)・内分泌系疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の内分泌系に関する項目の復習(1時間)
【3】副甲状腺機能亢進症・低下症について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用を説明する。E2(5)・内分泌系疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の内分泌系に関する項目の復習(1時間)
【4】脳下垂体機能異常症について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用を説明する。E2(5)・内分泌系疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の内分泌系に関する項目の復習(1時間)
【5】副腎皮質・髄質機能異常症について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用を説明する。E2(5)・内分泌系疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の内分泌器に関する項目の復習(1時間)
【6】緑内障について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・眼疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の感覚器に関する項目の復習(1時間)
【7】白内障について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・眼疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の感覚器に関する項目の復習(1時間)
【8】加齢性黄斑変性について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・眼疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の感覚器に関する項目の復習(1時間)
【9】結膜炎、網膜症、ぶどう膜炎、網膜色素変性症などについて概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・眼疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の感覚器に関する項目の復習(1時間)
【10】めまいについて概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・耳鼻咽喉疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の感覚器に関する項目の復習(1時間)
【11】アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎、中耳炎、口内炎・咽頭炎・扁桃腺炎、喉頭蓋炎などについて概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・耳鼻咽喉疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の耳鼻咽喉、アレルギーに関する項目の復習(1時間)
【12】アトピー性皮膚炎について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・皮膚疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の皮膚に関する項目およびアレルギーの項目、それらの治療薬物の復習(1時間30分)
【13】皮膚真菌症について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・皮膚疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の皮膚、微生物総論および抗真菌薬に関する項目の復習(1時間30分)
【14】褥瘡、蕁麻疹、接触性皮膚炎、光線過敏症、薬疹、水疱症、乾癬について概説し、治療薬の薬理作用、機序、主な副作用、医薬品の選択について説明する。E2(6)・皮膚疾患の薬、病態、治療講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。人体構造・機能学および生理学の皮膚およびアレルギーに関する項目の復習(1時間(1時間)
【15】内分泌系、眼、耳鼻咽喉、皮膚疾患治療薬についてまとめを行う。講義、最後に講義内容に関する問題を解答する。内分泌系、眼、耳鼻咽喉、皮膚疾患治療薬について演習問題の解答解説を作成する復習(2時間)
評価方法
試験(80%)
中間試験(10%)
レポート(10%)

フィードバックの方法:
レポートに対する助言や各試験の解答・解説については、Google classroomを介して言及する。
教科書
「visual core pharma薬物治療学(改訂第8版)」 南山堂
「New薬理学(改訂第7版)」 南江堂
参考図書
「薬が見える(vol.2)」 MEDIC MEDIA
備考
クラスコード:2554rqs

薬学教育モデルコアカリキュラムE2(5)「代謝系・内分泌系の疾患と薬」のうち・内分泌系疾患の薬、病態、治療、(6)「感覚器・皮膚の疾患と薬」に対応

本講義は、本講義前に開講される生理学1,2 (2年前・後期)、基礎薬理学(2年後期)と関連する。

オフィスアワー:
時間:月曜日から金曜日の午前9時〜午後5時
場所:病態分子薬理学研究室 教授室(24号館10階:24−1012)

科目ナンバー:1HPC307L