徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    循環器・血液系疾患の薬物学(Pharmacology of Circulatory and Blood System Disease)

科目番号13726担当教員名松永 洋一単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
循環器系、血液系の代表的疾患の病態を理解し、それぞれの疾患に関する標準的治療薬の作用点、適応、その副作用について解説する。
到達目標
循環器系、血液系の代表的疾患の病態に基づいた合理的薬物治療法を習得し、医師に対し治療薬剤選択の妥当性や、その副作用について的確なアドバイスができることを目的とする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】代表的不整脈(上心室性、心室性)の病態を理解し、各種不整脈に適応する薬物の選択と薬理作用、機序、副作用について説明できる。E2(3)・循環器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.121-128,143-148
【2】急性心不全と慢性心不全の病態の相違を理解し、薬剤の選択ができ、その作用機序、薬理作用、副作用が説明できる。E2(3)・循環器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.112-113,143-148
【3】冠血管障害に基づく疾患(狭心症、心筋梗塞)の病態を理解し、特に超急性期の治療薬選択ができ、更に標準的な治療薬の選択、その薬理作用、副作用が説明できる。E2(3)・循環器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.107-111,143-148
【4】本態性高血圧と二次性高血圧(内分泌性、腎実質性、腎血管性)の病因的な相違が理解でき、適切な薬物選択、薬理作用、機序、主な副作用を説明できる。E2(3)・循環器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.130-134,143-148
【5】先天性心疾患、弁膜症についての病態(特に血液動態)、閉塞性動脈硬化症を理解し、各疾患に適する薬剤の選択、薬理作用、機序、副作用が説明できる。E2(3)・循環器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.114-117,143-148
【6】心筋症、心源性ショック、についての病態を理解し、特に心源性ショックについては救対応に必要な薬剤の薬理効果を理解し、また各疾患に適する薬剤の選択、薬理作用、機序、副作用が説明できる。E2(3)・循環器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.118-119,143-148
【7】一次止血と二次止血の相違について説明できる。E2(3)・血液・造血器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.98-101
【8】止血薬の作用点、機序、主な副作用について説明できる。E2(3)・ 血液・造血器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.198-101,03-105
【9】抗血栓薬、抗凝固薬および血栓溶解薬の薬理作用、適応、禁忌、主な副作用について説明できる。E2(3)・ 血液・造血器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.98-101,103-105
【10】血友病、血栓性血小板減少性紫斑病について病態を理解し治療薬の選択、作用機序、副作用が説明できる。E2(3)・ 血液・造血器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.98-101,103-105
【11】病因に基づき貧血の分類ができ、それぞれ合致した薬物選択、それらの作用機序、薬理作用、副作用が説明できる。E2(3)・ 血液・造血器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.89-93
【12】白血病、悪性リンパ腫の病態を理解し、作用点の相違を考慮した適節な薬剤選択ができ、その作用機序、副作用が説明できる。E2(3)・ 血液・造血器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.94-97
【13】播種性血管内凝固症候群の病態を理解し、適節な薬物選択、作用点、副作用が説明できる。E2(3)・ 血液・造血器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.98-102
【14】主な利尿薬を挙げ、その作用点、作用機序、副作用が説明できる。E2(3)・ 泌尿器系、生殖器系疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書p.290-291,143-148
【15】まとめ総おさらい問題を解くことで、本講義の理解を高める各講義で出題された問題を解いて、よく理解しておく。
評価方法
試験 100%
教科書
重信 弘毅(監修)「パートナー薬理学(改訂第2版)」 南江堂
吉尾 隆ら (編)「visual core pharma薬物治療学(改訂第6版)」 南山堂
参考図書
出口、北原、福井(編)「今日の治療指針」(医学書院)、亀山、高久(編)「今日の診断指針」(医学書院)
中野昭一(編)「病気の成立とからだII」(医歯薬出版)
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラムE2(3)「循環器系・血液系・造血器系・泌尿器系・生殖器系の疾患と薬」のうち、・循環器系疾患の薬、病態、治療、・ 血液・造血器系疾患の薬、病態、治療、・ 泌尿器系、生殖器系疾患の薬、病態、治療に対応する。
本講義は、本講義前の病態検査学(2年後期)と一部関連する。オフィスアワー:月、水曜日の16:00〜17:00
場所:21-0404