徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生徒指導（進路指導を含む）

科目番号13813担当教員名青山　佳裕単位2単位
科目群資格必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
生徒指導は，児童生徒の問題行動への対応ととらえられがちであるが，生徒指導は，学習指導と並んで学校の教育目標を達成する上で重要な機能を果たすものである。人格の形成を図る上で大きな役割を担っている生徒指導について学ぶ。先行研究や実践事例について考察を進め，グループディスカッション等により考えを深める。
到達目標
◇テーマ：生徒指導の意義，原理から児童生徒理解，教育相談，学校・家庭・地域との連携など今日的課題に即した生徒指導のあり方について学習する。
〔知識（理解）〕生徒指導・進路指導・キャリア教育の意義・原理を理解する。生徒指導に関する法制度について理解する〔態度（関心・意欲）〕学校生活の中で児童生徒の個々の特性を理解し，その社会的資質を伸ばすとともに，さらなる社会的能力を獲得していくことを支援しようとする態度を育てる。
〔技能（表現）〕児童生徒の持つ課題を理解し，その問題を解決できるように１人１人の児童生徒に応じた支援方法を身に付ける。
〔思考・判断〕児童生徒の持つ課題の背景を知り，課題解決のために学校及び関係機関を含めた社会がどのように支援をする必要があるかについて考える。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生徒指導及び進路指導の意義と原理（生徒指導とは何か？）一斉講義・グループ討議・発表事前：国立教育政策研究所発行生徒指導リーフ「生徒指導って何？」を読む。（３０分）事後：グループ討議の内容をレポートにまとめる。（３０分）
【2】学校における生徒指導体制（教育課程，学校教育目標との関係等）一斉講義・グループ討議・発表事前：文科省「生徒指導提要」の生徒指導の意義と原理に目を通す。国立教育政策研究所リーフ「絆づくりと居場所づくり」を読む。（３０分）事後：自分の生徒指導観をレポートにまとめる。（３０分）
【3】児童生徒の心理と児童生徒理解（児童期の心理と発達，青年と人格形成）一斉講義・グループ討議・発表事前：児童生徒理解の資料収集についての資料を一読する。（３０分）事後：児童生徒への接し方を自分なりの工夫を加えてレポートにまとめる。（３０分）
【4】生徒指導と教育相談（教育相談の意義・相談体制，進め方）一斉講義・グループ討議・ロールプレイ事前：教育相談に関する具体的事例について資料を一読する。（３０分）事後：ロールプレイの内容をレポートにまとめる。（３０分）
【5】児童生徒の問題行動の現状と教師の役割（データを基に児童生徒の問題行動を把握する。）一斉講義・グループ討議・ロールプレイ事前：文科省の発表したレポートの資料を一読する。（３０分）事後：ロールプレイの内容をレポートにまとめる。（３０分）
【6】個別の問題を抱える児童生徒への指導（「いじめ」の理解，児童生徒の遺書等から考える。）一斉講義・グループ討議・発表事前：国立教育政策研究所リーフ「いじめの理解」を一読する。（３０分）事後：グループ討議の内容をレポートにまとめる。（３０分）
【7】問題解決のための外部機関との連携（「いじめ」の未然防止，「いじめ防止対策推進法」）一斉講義・グループ討議・ロールプレイ事前：国立教育政策研究所リーフ「いじめの未然防止」を一読する。（３０分）事後：ロールプレイの内容をレポートにまとめる。（３０分）
【8】生徒指導に関する法制度（出席停止，懲戒，家庭謹慎等について）一斉講義・グループ討議・発表事前：法令・通知文等の資料に目を通す。（３０分）事後：グループ討議の内容をレポートにまとめる。（３０分）
【9】社会情勢の変化から見るキャリア教育の意義（なぜ，キャリア教育？）一斉講義・グループ討議・発表事前：キャリア教育の意義について，自分の考えをまとめておく。（３０分）事後：グループ討議の内容をレポートにまとめる。（３０分）
【10】キャリア教育の視点と指導のあり方（諸外国のキャリア教育）　事前：諸外国の状況について資料に目を通しておく。（３０分）事後：自分の受けたキャリア教育・進路指導を振り返り，外国の状況と比較し，レポートにまとめる。（３０分）事前：諸外国の状況について資料に目を通しておく。（３０分）事後：自分の受けたキャリア教育・進路指導を振り返り，外国の状況と比較し，レポートにまとめる。（３０分）
【11】組織的指導体制と家庭や関係機関との連携（小・中・高等学校・大学・専門学校等その連携を考える。）一斉講義・グループ討議・発表事前：自分が受けてきた進路指導についてまとめておく。（３０分）事後：グループ討議の内容をレポートにまとめる。（３０分）
【12】職業体験活動を核としたカリキュラムマネジメント（職業の意義を考える。）一斉講義・グループ討議・発表事前：職種により必要な資格・免許をまとめておく。（３０分）事後：グループ討議の内容をレポートにまとめる。（３０分）
【13】小・中・高等学校における進路指導の実践事例と課題（進路指導の実際を考える。）一斉講義・グループ討議・ロールプレイ事前：自分の受けたキャリア教育・進路指導をより良くするための方法を考えておく。（３０分）事後：ロールプレイの内容をレポートにまとめる。（３０分）
【14】人生における進路選択と人生設計（将来を選択する能力を培う。）一斉講義・グループ討議・発表事前：進路選択の道を考えてまとめておく。（３０分）事後：グループ討議の内容をレポートにまとめる。（３０分）
【15】ポートフォリオ等の活用のあり方（自分を見つめ直す機会とする。）一斉講義・グループ討議・発表事前：自分のポートフォリオについてまとめておく（３０分）事後：グループ討議の内容をレポートにまとめる。（３０分）
評価方法
〇平常のレポート（30％）及び定期テスト（70点）によって総合的に評価します。
〇試験等の解答・解説は事後の授業またはグーグルクラスルームフィードバックする。
教科書
生徒指導提要　文部科学省　教育図書　ISBN：978-4-87730-274-0，授業内容に関連するワークシートや資料を適宜配布
参考図書
小学校・中学校学習指導要領，国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」，国立教育政策研究所「変わる！キャリア教育　小・中・高等学校までの一貫した推進のために」
備考
�．�フィスアワー　講義終了後　1号館1階　非常勤講師室で対応します。
��科目ナンバー　
��クラスコード 27dzmzd
�ぜ駄碍亳魁‐赦�59年〜令和３年　徳島県公立高等学校教員