徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    カラーデザイン論[Color design theory]

科目番号13920担当教員名藤本 和賀代単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
AFT色彩検定3級合格を目指す授業。色の基本的な知識から色彩心理、色彩調和、色彩効果そしてファッション、インテリアのカラーコーディネートまで幅広く学習する。配色演習では実際にカラーカードを使って配色を作ることで、色を見極める力をつける。生活科学科生活科学専攻ではパティシエコース、デザインアートワークコース、ブライダルファッションコースがあるが全てにおいてカラーコーディネートは重要な知識である。
*演習ではグループワークも多く学生達の協力姿勢が必要となることから建学の精神でもある「協同」=「力を合わせて物事をする」の重要性を学ぶ。
到達目標
(1)知識・理解 AFT色彩検定3級を取得することにより、パティシエ、デザイン、ファッションに関して必要なカラーコーディネートの知識が身に付く。
(2)技能・表現技能・表現 色彩の基礎をしっかりと学習をすることによりお菓子作り、ファッションコーディネート、CG等のカラーコーディネートに活かされる。
(3)思考・判断 授業では工業デザイン、ファッション、インテリア、色彩心理 等幅広く学習する。そのため色彩に関して広い視野での思考力と判断力を養うことができる。
(4)関心・意欲・態度 検定受験もあり予習、復習を必須とし習慣をづける。作品を製作する中で効果的な色を選択できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】AFT色彩検定について 色の働き・光の性質と色
色はなぜ見えるのか?・照明と色の見え方
講義予習・復習 テキストP1〜11:要する時間約60分
【2】目の仕組み・照明と色の見え方・混色
色を見る眼のしくみ・ 網膜における光の処理
講義・演習予習・復習 テキストP12〜23:要する時間約60分
【3】色の分類と三属性・PCCS
三属性による色の表示・色相、明度、彩度
講義・演習予習・復習 テキストP24〜35:要する時間約60分
【4】PCCS・言葉による色の表示
純色、清色、中間色・ 色立体
講義・演習・小テスト予習・復習 テキストP36〜41:要する時間約60分
【5】色の心理的効果・色の視覚効果
基本的な印象への効果
講義・演習予習・復習 テキストP42〜51:要する時間約60分
【6】色の視覚効果
補色残像・面積効果
講義・演習予習・復習 テキストP52〜61:要する時間約60分
【7】配色の基本的考え方
色相に共通性がある配色
講義・演習予習・復習 テキストP62〜71:要する時間約60分
【8】色相から配色を考える・トーンから配色を考える
色相とトーンを組みあわせた配色
講義・演習予習・復習 テキストP72〜81:要する時間約60分
【9】配色の基本的な技法
まとまりの感じられる配色・ 変化の感じられる配色
講義・演習・小テスト予習・復習 テキストP82〜89:要する時間約60分
【10】色彩と構成・色彩と生活
色相を主体としたカラーコーディネート
講義・演習予習・復習 テキストP90〜97:要する時間約60分
【11】ファッションと色彩の効果
ファッションにおける色彩の注意点
講義・演習予習・復習 テキストP98〜105:要する時間約60分
【12】インテリアと色彩調和
インテリアにおける色の心理効果
講義・演習予習・復習 テキストP106〜111:要する時間約60分
【13】慣用色名・復習(JISの慣用色名より)講義・演習・小テスト予習・復習 テキストP112〜117・テキスト、問題集の総復習:要する時間約120分
【14】検定対策まとめ演習・模擬試験1テキスト、問題集の総復習・模擬試験の見直し:要する時間約120分
【15】検定対策まとめ演習・模擬試験2テキスト、問題集の総復習・模擬試験の見直し:要する時間約120分
評価方法
平常点10・模擬試験10・検定結果80(%)
評価フィードバックは検定結果にて行う
教科書
・AFT色彩検定公式テキスト3級 色彩検定協会2835円 
    
参考図書
・AFT色彩検定公式過去問題集 
・色彩検定3級問題集
備考
科目ナンバー:6NMA102L
参考書類、問題等は配布
オフィスアワー藤本先生=月曜日、9:30〜12:10、藤本研究室
実務経歴:京都造形芸術大学非常勤講師、大阪文化服装学院非常勤講 平成15年〜25年
     奈良県立高等技術専門校教員 平成26年