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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】図画工作①Arts and Crafts1

科目番号	13983	担当教員名	仁宇　暁子	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
幼稚園および中学校との関連にも十分に配慮して、子どもの発達段階に応じた図画工作の在り方を考える感性を働かせた表現と鑑賞による知識や技能を獲獲し、表現する喜びを味わい、総合的な創造力を養う
到達目標
⑴学習指導要領を理解し、造形活動についての基礎的な知識を身に付けることができる ⑵思考力や発想力を高め、創造的に表現しようとする意欲をもつことができる ⑶感性を生かして、材料・道具を効果的に使い、創造的な作品が製作できる ⑷鑑賞活動における作品の良さや個性に気付き、それらについて意見交換ができ、日常生活に活かすことができる

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション：紙とパス類を工夫して、自分自身を表現する（クレヨン、パス)	講義・制作・鑑賞・討議	生活の中で図画工作に対する意識を持ち、生活や自然のなかの色や形に気付くように心がける。準備物を確実にする。授業内容の理解を深めるよう努める（随時）
【2】	幼稚園教育要領・学習指導要領：目標及び内容について理解を深める。幼児の頃を思い出して絵を描く	講義・制作・鑑賞・討議	学習指導要領の目標を予習する (1.5h)
【3】	学習指導要領：学習指導要領の表現と鑑賞の内容についての理解と認識を深める。五感を生かした感性トレーニングをする	講義・制作・鑑賞・討議	幼稚園教育要領、保育所保育指針を必読（3h）
【4】	図画工作と子どもの心について考える:子どもの絵の見方について、クロッキー（鉛筆、コンテの使用方法を知る）	講義・制作・鑑賞・討議	図画工作と子どもの心についてレポートする (1h)
【5】	描画材料や水彩絵の具類の基本的な使い方を知る	講義・制作・鑑賞・討議	色の三要素についての復習をして、それに関する資料を集める (1h)
【6】	形と色彩⑴：色の三要素と色立体の成り立ちを理解し「感情を色と形で表す」（水彩）	講義・制作・鑑賞・討議	作品を完成させる、人の感情と感情の形をを言葉にしてくる (1h)
【7】	形と色彩⑵：構成美の要素を理解し、四季をモティーフに作品制作（水彩）	講義・制作・鑑賞・討議	作品を完成させる (1.5h)
【8】	絵に表す活動の表現方法⑴：鉛筆デッサンの基礎を学ぶ〈線の特徴を知る・・重さ、軽さ、運動線、軸になる線、動きを表す線、図と地について等）	講義・制作・鑑賞・討議	鉛筆を鉛筆デッサン用に削ってくる (0.5h)
【9】	絵に表す活動の表現方法⑵：鉛筆デッサン（具体物１）	講義・制作・鑑賞・討議	手のデッサンをする (1h)
【10】	絵に表す活動の表現方法⑶：鉛筆デッサン（具体物２）	講義・制作・鑑賞・討議	作品を完成する (1h)
【11】	版に表す活動の表現方法、紙版画(1)：グループでテーマを決め、話し合い、下絵を描く、刷る	講義・制作・グループワーク	表したいテーマの構想を練り、下絵を描く (1h)
【12】	版に表す活動の表現方法　紙版画⑵：一人ずつ版を製作し刷る	講義・制作・グループワーク	版画における色彩についての資料を読む (1.5h)
【13】	版に表す活動の表現方法⑶：一人一人の作品を班ごとに一つの作品に組み合わせる。	講義・グループワーク・鑑賞・討議	山本鼎などの版画作品を鑑賞してくる作品を完成する (2h)
【14】	版に表す活動の表現方法(4)：作品を完成させ、鑑賞会をする	作品発表会・討議	作品発表会の準備をする(1h)
【15】	まとめ：作品製作・図画工作①への取り組みと自己評価および図画工作②の履修との関連などについて理解する	講義・実技・討議	作品を完成させるとともに、図画工作の意義をレポートに書く (1.5h)

評価方法
指導要領のミニテスト（３０％）平常点（７０％）（作品提出状況，作品内容，創作意欲等により総合的に評価する） ※実技試験などの説明や解答などについては授業のお知らせで伝えます。
教科書
「小学校学習指導要領解説図画工作編」，「幼稚園教育要領」，「保育所保育指針」
参考図書
「アートのスイッチが入る感性トレーニング」、図版や関係資料は適宜配付する

備考
※科目ナンバー：9CEE152S ※オフィスアワー授業日の昼休みと5限　14号館３階研究室及び美術室 ※昭和５２年〜平成２６年　徳島県公立中学校教員