徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    道徳教育 Moral Education

科目番号14014担当教員名三橋 謙一郎単位2単位
科目群資格必修・選択選択開講期後期 対象年次2
授業概要
学校を舞台とした道徳教育の歴史的経緯と道徳教育の内容・方法論の展開過程について講述する。学習指導要領に基づいた道徳の時間の目標・内容・指導計画について理解を深める。道徳の授業における教師の指導案、語りかけ、問いかけ、タクト、評価活動等の指導技術のあり方について、授業実践の参観(ビデオ参観も含む)=分析に基づきながら具体的・実践的に検討を加える。これらの基本的内容の習得と共に、主体的な学習態度も身に付けさせる。
到達目標
【知識(理解)】学校における道徳教育の歴史的経緯とその内容・方法論の展開過程、道徳の時間の目標・内容・指導計画や指導技術のあり方について理解できる。【態度(関心・意欲)】「道徳を教える」という営みを単純化せず、その内実を探求する態度が維持できる。【技能(表現)】教職に就く学校現場で、価値の教え込みを排した道徳の授業を悩みつつも自分なりに構想し、実践できる。【思考・判断】答えのない問題を考え続けることのできる強靱な思考力を身に付けている。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション:道徳教育の学びの意義、今後の授業のあり方、シラバス、評価方法、学習の仕方等を知る。             講義                 学習した内容を復習する。(1H)
【2】道徳教育の歴史的経緯(1)−教育勅語の排除と日本憲法、教育基本法に基づく教育の出発・社会科を中心とする道徳教育−講義・質議応答学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。(1H)
【3】道徳教育の歴史的経緯(2)−道徳教育の非民主化・「道徳」特設とその批判・「期待される人間像」から「心の教育へ−講義・質議応答学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。(1H)
【4】道徳教育の歴史的経緯(3)−憲法、教育基本法体制からの脱却しての改正教育基本法・道徳の教科化へ−講義・質議応答学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【5】道徳教育の内容・方法論の展開(1)−インカルケ−ション・価値の明確化−講義・質議応答学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【6】道徳教育の内容・方法論の展開(2)−コールバークの道徳教育発達論・自治活動を通しての道徳教育−講義・質議応答学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【7】これからの道徳教育−シティズンシップ教育・教科としての道徳の可能性−講義・質議応答学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【8】「総則」における道徳教育講義・グループ討議学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【9】道徳の時間の目標・内容講義・グループ討議学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【10】道徳教育の指導計画講義・グループ討議学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【11】道徳教育の指導(1)−学習指導の構想ー演習・グループ討議学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【12】道徳教育の指導(2)−指導方法の工夫ー演習・グループ討議学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【13】道徳教育の指導(3)−授業の分析−演習・グループ討議学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料
をもとに予習する。
【14】道徳教育の指導(4)−模擬授業の実施−演習・グループ討議学習した内容を配布資料をもとに復習する。(1H)次時内容について配布資料をもとに予習する。
【15】総括:授業内容の補足、理解不十分な内容の説明、課題として配布した資料の解説等を聞く。             講義                 学習した内容を復習する。(1H)
評価方法
レポート(70%)、提出物(20%)
教科書
実践力を身につけた教師になるための道徳教育テキスト(自作テキスト)
参考図書
早田幸正著『道徳教育の理論と指導法』エイデル研究所、2015年、定価(2000円+消費税)
備考
オフィスアワー:金曜日5講時(於・9号館10階三橋研究室)