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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】図画工作①Arts and Crafts1

科目番号	14081	担当教員名	仁宇　暁子	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
幼稚園および中学校との関連にも十分に配慮して、子どもの発達段階に応じた図画工作の在り方を考える。授業内容は表現による知識や創造的な技能の獲し、鑑賞活動により表現することの喜びを味わい、豊かな情操を養う。
到達目標
⑴指導要領を理解し、造形表現についての基礎的な知識を身に付けることができる ⑵創造的な実践力，表現力を高めようと工夫できる ⑶発想力、創造力を生かして画材や道具を効果的に使うことができる ⑷作品を鑑賞し、作品の良さや個性に気付き、それらを発表することができる

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション：紙とパス類で自分自身を表現する喜びを味わう（クレヨン,クレパス)	講義・実技	生活の中で図画工作に対する意識を持っておく。準備物を確実にする。授業内容の理解を深めるよう努める（随時）
【2】	学習指導要領：図画工作の目標及び内容について理解を深める。自分に関する絵を描く	講義・実技・鑑賞	学習指導要領の目標についての箇所を予習する (1,5h)
【3】	学習指導要領：Ａ表現とＢ鑑賞の内容についての理解や認識を深める。五感を生かした感性トレーニングをする	講義・実技・鑑賞	幼稚園教育要領。保育所保育指針を必読（3h）
【4】	図画工作と子どもの心について考える:クロッキー数枚	講義・実技・討議	図画工作と子どもの心についてレポートする (1h)
【5】	描画材料や水彩絵の具、パレット、筆、ぼろ布など用具の基本的な使い方を知る。鉛筆や割り箸の削り方を知る。形と色彩⑴:色の三要素と色の成り立ちを理解する	講義・実技・鑑賞	準備物を整備して持参する (1h)
【6】	形と色彩⑵：色の三要素と色立体の成り立ちを理解し「感情を色で表す１」（水彩）	講義・実技・鑑賞作品完成①	作品を完成させる。人の感情を言葉にしてくる (1h)
【7】	形と色彩⑶：色の三要素と構成美の要素を理解し，「感情を色で表す２」	講義・実技・鑑賞作品完成②	作品を完成する (1,5h)
【8】	絵に表す活動の表現方法⑴：鉛筆デッサンの基礎を学ぶ〈線の旅）	講義・実技・鑑賞	鉛筆を削ってくる (0,5h)
【9】	絵に表す活動の表現方法⑵：鉛筆デッサン（感情のこもった手を描く１）	講義・実技・鑑賞	手のデッサンをする (1h)
【10】	絵に表す活動の表現方法⑶：鉛筆デッサン（感情のこもった手を描く２）	講義・実技作品完成③	作品を完成する (1h)
【11】	版に表す活動の表現方法⑴：描きたいテーマを決め、版づくりをする。ローラーなどで刷りの実技を体験して、表したい世界を広げる	講義・実技・グループワーク	表したいテーマの構想を練って、下絵を描く (1h)
【12】	版に表す活動の表現方法⑵：表したいことに合わせて、版やローラーで画用紙に写し、色彩の効果も考える	講義・実技・グループワーク	色彩について文献を読む (1,5h)
【13】	版に表す活動の表現方法⑶：作品を完成させ、鑑賞会をする	講義・発表・グループワーク鑑賞作品完成④	山本鼎などの版画作品を鑑賞してくる作品を完成する (2h)
【14】	作品製作：今までの技法を使って自分のテーマで作品を描く	実技	テーマに会った画材を準備し、構想を練る (1h)
【15】	まとめ：作品製作・図画工作①への取り組みと自己評価および図画工作②の履修との関連などについて理解する	講義・実技・討議作品完成⑤	作品を完成させるとともに、図画工作の意義をレポート (1,5h)

評価方法
指導要領のミニテスト（３０％）平常点（７０％）（作品提出状況，作品内容，創作意欲等により総合的に評価する）
教科書
「小学校学習指導要領解説図画工作編」，「幼稚園教育要領」，「保育所保育指針」
参考図書
図版や関係資料は適宜配付する

備考
準備物の用意を確実にする。作品制作においては，家庭での制作時間が必要になる ※オフィスアワー授業日の昼休みと5限　14号館３階研究室及び美術室昭和５２年〜平成２６年　徳島県公立中学校教員